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映画『ザ・エクスチェンジ』監督インタビュー、キャストスタッフ追加コメント動画、場面写真を解禁

【ニュース】
ボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー監督インタビューを公開!本作のベースとなった実話などについて語る「捕虜となった息子を亡くした父親が見知らぬ子どもの身代金を払ったケースはとても忘れがたく、記憶に残りました。」

ボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー監督 インタビュー

Q1.本作の製作までの経緯を差支え無い範囲で教えて下さい。
A1.この映画は実際の出来事に基づいた物語です。2014 年にロシアがウクライナのクリミア、ウクライナ東部の一部を支配した後、親が捕虜となった子どもを自力で解放しようとしたケースは数えきれないほどあります。また、息子が捕虜のまま亡くなったことを知った父親が、ほかの捕虜となった見知らぬ子どもの身代金を払ったというケースもありました。このことは私にとっても、脚本家のヴラド・ドゥドコ(現在ウクライナ軍で武器を手に持ち、ロシアの侵攻から私たち全員を守っている)にとっても忘れがたく、とても記憶に残りました。この物語が『ザ・エクスチェンジ』のベースとなっています。
この映画を作りながら、私たちが抱えた問題や困難は、撮影現場から数百キロ離れた最前線で起きていた惨劇に比べれば大したことではないということに気づかされました。

Q2.本作の製作において印象に残っていること、また悩んだことや苦労したことがあれば教えて下さい。
A2.ポストプロダクションの最中がまさに厳しい時期でした。最終的な制作過程にあるなか、VFX プロデューサーと彼の子供たち、妻は、ブチャの占領という事態に巻き込まれました。絶え間ない爆撃と停電によって、本作の完成も妨げられました。

Q3:主演にヴィチェスラフ・ドヴジェンコさんを抜擢した理由を教えて下さい。
A3.ヴィチェスラフ・ドヴジェンコは、ウクライナで最も人気のある俳優の一人です。彼の参加は脚本の段階から計画されており、父親役は彼をイメージして書かれたものでした。

Q4. 本作を製作するにあたって、参考にした作品や影響を受けた作品などはありますか?
A4.マイケル・チミノ監督の映画『ディア・ハンター』は、学生時代の私に強烈な印象を残しました。まったく違う映画なのに、なぜかこの脚本を書くときに彼のことをずっと思い出していましたね。

Q5.印象に残っているシーンや、注目してほしいシーンはありますか?
A5.この映画には2つ重要なシーンがあると思っています。映画の名前の由来となっている捕虜交換のシーンと、小屋での手術シーンです。脚本を書く時、この2つのシーンが最初に書かれ、ここを中心に物語全体が構成されました。

Q6.最後に、日本で公開されることについてのご感想や、日本の観客の皆さんにメッセージをお願いします。
A6.日本の観客の皆さんには、私たちウクライナ人に起こったような出来事が決して現実では起こらないことを願っています。映画の中だけでこのような物語を観て、体験してほしいと思います。
そして、どうかウクライナを応援し続けていただきたいです。私たちは共通した普遍的な価値観のために戦っているので。




撮影監督/セルヒー・ボルデニュク コメント全文
日本の映画ファンの皆さん!
映画『ザ・エクスチェンジ』の撮影監督として、またウクライナ撮影監督協会の新会長としてご挨拶申し上げます。
私たちの国ウクライナと日本は、共に原子力災害の課題に直面しました。ウクライナはチェルノブイリで、日本は福島で。チョルノブイリ原子力発電所の事故処理の様子をいち早く撮影した撮影監督の一人として、1986 年の貴国の援助には心から感謝しています。
そして今、わが国に対する大規模な侵略の最中に、日出づる国、日本は友好的な援助の手を差し伸べてくれています。

この軍事侵攻の直前に、私たちの撮影隊は 『ザ・エクスチェンジ』の撮影を終えました。ロケ地は、本作の脚本家でありプロダクション・デザイナーのヴラド・ドゥドコと共に選びました。彼は現在、我が国の独立を守るべく最前線で戦ってくれています。チェルノブイリ原子力発電所だけでなく、そのキーウ近郊のロケ地が、わが国への侵攻後、わずか数日で侵略者によって占拠されたのです。

映画『ザ・エクスチェンジ』は、自由と独立した民主主義国家としての権利を求めて、支配に抵抗するウクライナ国民の英雄的な闘いを描いています。親愛なる日本の皆さまにとって良い鑑賞体験になりますように!そして、ウクライ
ナへのご協力に感謝致します。




ゴースト役/ヴラディスラフ・マムチュール コメント全文
こんにちは、ヴラディスラフ・マムチュールです。
私はウクライナの俳優です。
本作は、息子を持つある一人の父親と、あるもう一人の父親についての非常に興味深い物語です。 彼らはそれぞれの息子を愛しています。そして息子のためにできることはすべてやります。
是非お越しください!




モーツァルト(精鋭部隊の隊長)役/ドミトロ・リナルトビッチコメント全文
こんにちは!私はウクライナの俳優、作詞家、映画テレビ芸術学部の教授、そしてウクライナ撮影監督協会の会員である、ドミトロ・リナルトビッチです。
映画『ザ・エクスチェンジ』に出演し、「モーツァルト」というコードネームを持つ精鋭部隊の隊長を演じました。
この映画をご覧ください。
今日、私は市民としての自覚と責任を持って、ウクライナの軍隊に入隊しました。
だからこそ、是非この映画を観て頂きたいです。是非来て、観てください!





監督:ボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー
脚本:コスチャンティン・リナルトビッチ ヴラド・ドゥドコ
出演:ヴィチェスラフ・ドヴジェンコ エゴール・コズロフ ドミトロ・リナルトビッチヴラディスラフ・マムチュー
2022 年/ウクライナ/カラー/シネスコ/5.1ch/90 分/原題:Obmin/日本語字幕:若杉晶子/字幕監修:シ
カラプタ・アナスタシア/配給:ライツキューブ
© LLC “COMPANY “2016”, 2022
3月29日(金)公開

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Author:moviecore
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