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映画『この世界に残されて』公開初日決定!12月18日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

【ニュース】
ナチス・ドイツによって約56万人ものユダヤ人が殺害されたと言われるハンガリー。終戦後の1948年、ホロコーストを生き延びたものの、家族を喪い孤独の身となった16歳の少女クララは、ある日寡黙な医師アルドと出会う。言葉をかわすうちに、彼の心に自分と同じ欠落を感じ取ったクラ ラは父を慕うようにアルドになつき、アルドはクララを保護することで人生を再び取り戻そうとする。彼もまた、ホロコ ーストで大切な人たちを喪った犠牲者だったのだ。だが、ソ連がハンガリーで権力を掌握すると、世間は彼らに対し てスキャンダラスな誤解を抱き、二人の運命は、時代のうねりによって再び激しく翻弄されてゆくーー。 癒えることのない心の傷を抱えた者たちが年齢差を超えて出会い、痛みを分かち合いながら寄り添う。




彼らが再び 人生と向き合う姿を、節度をもって叙情的に描く名作が誕生した。 少女クララを演じたのは、これが映画初主演となるアビゲール・セーケ。16歳にして家族を失ったクララの悲しみや 怒り、諦念をリアルに表現し、「アルドの心の翳りに寄り添い続ける彼女の演技は感動的」(バラエティ誌)「心に傷を負った思春期の少女を演じるセーケが素晴らしい」(ハリウッド・レポーター誌)と高く評される名演を披露した。ハ ンガリーを代表する名優カーロイ・ハイデュクが、クララを支え無償の愛を注ぐアルドに扮し、ふとした仕草やまなざしに思いやりを感じさせる繊細な演技で、ハンガリーアカデミー賞およびハンガリー映画批評家賞で最優秀男優賞を受賞した。これまでおもに短編映画を手がけ高い評価を受けてきたバルナバ―シュ・トートが監督を務め、ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作『心と体と』のモーニカ・メーチとエルヌー・メシュテルハーズィが製作を手がけ、孤独な 男女の心の結びつきを丁寧に描く名作をふたたび世に送り出した。


   



   







監督:バルナバーシュ・トート
製作:モーニカ・メーチ(『心と体と』) エルヌー・メシュテルハーズィ(『心と体と』) 出演:カーロイ・ハイデュク アビゲール・セーケ マリ・ナジ カタリン・シムコー バルナバーシュ・ホルカイ
英題:Those Who Remained 原題:Akik maradtak
日本語字幕:柏野文映
後援:駐日ハンガリー大使館、ハンガリー文化センター
配給:シンカ
公式サイト http://synca.jp/konosekai/ ©Inforg-M&M Film 2019
12月18日(金)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

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