映画『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』注目の個性派俳優ヴァンサン・マケーニュとは?魅力が詰まったおすすめ3作品を紹介
- 2020/12/15
- 12:00

映画『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』に出演する注目の個性派俳優ヴァンサン・マケーニュとは?
ヴァンサン・マケーニュは、2013 年に日本で公開されたギョーム・ブラック監督の『女っ気なし』で海辺の町にバカンスで訪れた母と娘に恋する冴えない男シルバン役で主演し、フランス映画好きの間で大きな注目を集め、その後も『やさしい人』、『メニルモンタン 2 つの秋と 3 つの冬』で主演を務め、 オリビエ・アサイヤス監督の『冬時間のパリ』には主要キャストとして出演するなど、今やコアなファンを持つ個性派俳優として大人気のフランスの俳優。俳優業以外にも、映画監督や舞台演出家としても活躍している。

今回、注目を集める個性派俳優ヴァンサン・マケーニュの魅力が詰まったおすすめ 3 作品を紹介。
『女っ気なし』 2013 年公開
海辺の町にバカンスに訪れた母娘にアパートを貸すことになった主人公の男シルバンを演じてい る。バカンスを楽しむ母娘と一緒に海水浴や買い物をして過ごすうちに二人に惹かれていくシルバ ンだったが、友人のジルを二人に紹介したことがきっかけで雲行きが怪しくなっていく...。優しいけれど冴えないシルバンがハマり役で、一躍フランス映画好きの間で注目されるきっかけになった作品。
『冬時間のパリ』 2019 年公開
敏腕編集者のアランは押し寄せる電子書籍ブームに順応しようと腐心していた。そんな中、作家で友人のレオナールから不倫をテーマにした新作の相談を受けるが、内心、彼の作風を古臭く感じていた アランは妻で女優のセレナに意見を聞くと反応は正反対だった。実はレオナールとセレナは不倫関 係にあり、またアランも若いアシスタントと不倫中だった。こんがらがった二組の夫婦の愛の行方とは――?我が道を行く私小説作家レオナールを演じ、その独特の個性が光る。
『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』 2021 年 1 月 8 日(金)公開
大女優カトリーヌ・ドヌーヴが主演の家族ドラマ。70 歳になったアンドレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、夫と孫と一緒にフランス南西部の邸宅で優雅に暮らしている。そこへ母の誕生日を祝うため、しっかり者の長男ヴァンサン家族と、映画監督志望の次男ロマンが恋人を連れてやってくる。家族が揃い楽しい宴が始まったそのとき、3年前に姿を消した長女クレールが帰ってくる。アンドレアは娘をあたたかく迎え入れるが、他の家族は突然のことに戸惑いを隠せない。案の定、情緒不安定なクレールは家族が抱える秘密や問題をさらけ出し、大きな火種をつくりだし、混乱の一夜が幕を開ける――。
映画監督としても活躍するヴァンサ ン・マケーニュ自身と重なる部分もあり、映画オタクな次男ロマン役が見事にマッチしている。ヴァンサンはこの作品に出演し 「表層的にはバカンスコメディのようにライトな映画なんだけれど、編集やテーマ、構成によって、軽い雰囲気に留まらず、根本的な困難さや複雑さが出ているのが私は気に入っています。とても楽しい経験でした」と感想を語っている。
監督:セドリック・カーン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン・マケーニュ、セドリック・カーン
原題:Fêtedefamille 英題:HAPPYBIRTHDAY 提供:東京テアトル/東北新社 配給:彩プロ/東京テアトル/STAR CHANNEL MOVIES
©Les Films du Worso
公式サイト:http://happy-birthday-movie.com
1 月 8 日(金)より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー
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