映画『スパイダーマン:スパイダーバース』公開記念舞台挨拶に日本語吹替版キャストが集結!!
- 2019/03/10
- 15:09

3月8日に公開された『スパイダーマン:スパイダーバース』。本年度、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し大注目の本作。公開を記念して、マイルス・モラレス/スパイダーマン役の小野賢章、ピーター・Bパーカー/スパイダーマン役の宮野真守、グウェン・ステイシー /スパイダー・グウェン役の悠木碧が、東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われた公開記念舞台挨拶に登壇した。
他にも日本語吹替版にはスパイダーマン・ノワール役:大塚明夫、スパイダー・ハム役:吉野裕行、ペニー・パーカー役:高橋李依、キングピン役:玄田哲章 中村悠一、関智一、稲田徹と、豪華声優陣が参加。さらに日本版主題歌を『TK from 凛として時雨』が担当している。
日本版キャストとして本作へ参加した心境は?

主人公のマイルス・モラレス/スパイダーマン役の小野は、「スパイダーマンが大好きで、この場に立っていることが不思議です。本来なら客席に座って、コーラとポップコーン食べながら観てるのに」と、嬉しさで興奮が隠しきれない様子。
また本作を観る前にゴールデングローブ賞、アカデミー賞を受賞したと知り、「こんな素晴らしい作品に日本語吹替版で参加できて本当に嬉しいし、光栄だと思いました」と喜びのコメント。

ピーター・Bパーカー/スパイダーマン役の宮野、「スパイダーマンといえばピーター・パーカーじゃないですか。そのピーター・パーカー役ですと言われた時には、『正直、僕でいいのか?』と、凄くドキドキしました。でも、とても光栄なことなので喜んで台本を開いたら、ちょっと様子がおかしかったので、これはある意味、『僕にしかできない!』と自信を持って作品に臨むことができました」と、喜びを露わにした。
演じたピーター・Bパーカーについて宮野は「マイルスのいる次元とは異なる次元のピーター・パーカーで、皆さんの知っているカッコイイスパイダーマンとはちょっと外れてて、うだつの上がらないおじさんピーター・パーカー、おじさんスパイダーマンなんです。いままでそんなことないですよね?それで僕が呼ばれたのかなと…(笑)楽しく演じました」と、戸惑いもあったようだ。

グウェン・ステイシー /スパイダー・グウェン役の悠木は「『スパイダーマンでヒロインです』と聞いた時には『MJか…』と思ったんですよ。でも凄くワクワクしてて、蓋を開けてみたら…ちょっと待って!?『私、グウェンのところに名前が書いてある!?え?え?え?!グウェン!私、戦うやつじゃん!最高!』ってなって、女子なかなかのマーベルシリーズ、ヒーローサイドに入れてもらうことがないし、枠がめちゃめちゃ狭いので、超嬉しかったです!面白いので『賞を獲ったのもでしょ!』って感じした」と喜び大興奮。
それぞれが演じたキャラクターで自分と似ているところは?
宮野は「おじさんなところ。本当にびっくりして、声優の仕事をしてて、実年齢よりも若い役が多いので、自分の年齢と近い役を演じるのは、プレッシャーでドキドキして緊張感がありました。声の感じもそうですし、ちょっとぐうたらなんですよ。あんなスパイダーマンの姿に、最初にどうアプローチしようかと考え、実年齢に近いので自分なりに引き出される部分があって、そこには不安がなかったですね」と振り返った。
この宮野の話を聞いて、小野は「マモさんはカッコイイところと面白いところしか見ていなくて。今日も決まってますね!」と述べると、その服装に宮野は「あのキャラじゃないから!3世とかじゃないから」と笑いを誘った。
小野は「マイルスと似てるより共感することは多くありました。普通の中学生なので台本を読んで、『あぁ、こんなことあったな~』と思うことがたくさんありました」と、しみじみ。
「母親の言うことを聞かなかったり、自分を大きく見せようとしたり、男の子だったら通ってきてるんじゃないかなということがたくさんありました」と、共感することばかりだったようだ。
悠木は「私と重なる部分がないくらいになるグウェンちゃんがカッコつけずにカッコイイので、私はこういう人になりたかった。カッコイイ女子になりたかったはず、だから憧れが詰まっていて」と、キャラクターに感じたことを述べた。
「憧れ感を抑えてカッコ良く見えるかが上手くいったらいいなあと思った。でも基本的になは一番イケメンになってるはず、好きになっちゃうぞ!」と、演じたグウェンに自信を見せた。
舞台挨拶も終盤になり、悠木は「無責任に絶対面白いとか言わないようにしてるんですけど、絶対面白いです!」と、力を込め、宮野も「僕ら自身が、この作品を存分に楽しんじゃったんですよ。だから吹替をしたのと同時にこの作品の大ファンです!笑って泣けて勇気をもらえる素晴らしい映画になってます!」とアピールした。
最後に小野は「本当にマーベル作品が大好きで、その中でも『スパイダーマン』が好きなんですよ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を劇場で観た時に突然スパイダーマンが登場して、なりたかったので絶望したのを覚えてます。」と振り返り、この作品のキャッチコピーにある『運命を、受け入れろ』のように「この作品に出会うための運命だったんだなと思います。夢を叶えた瞬間ですし、ずっと言い続けてきてマーベル作品に参加したいというのが、素晴らしい形で夢が実現して嬉しく思っています!」と感無量の想いを込めた。(編集部)

監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
公式サイト:http://spider-verse.jp
声の出演
マイルス・モラレス/スパイダーマン役:小野賢章、ピーター・パーカー/スパイダーマン役:宮野真守、グウェン・ステイシー /スパイダー・グウェン役:悠木碧、スパイダーマン・ノワール役:大塚明夫、スパイダー・ハム役:吉野裕行、ペニー・パーカー役:高橋李依、キングピン役:玄田哲章 他
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