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ドキュメンタリー映画『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』予告編が解禁

【ニュース】
被害者の映画監督が、今なお活動を続けるオウム真理教 (現 Aleph)の広報部長と対峙する、衝撃のドキュメンタリー 予告が解禁
1995 年、オウム真理教が引き起こし日本中を震撼させた地下鉄サリン事件。通勤途中で被害にあった本作。監督さかはらあつしは、事件から 20 年の時を経て Aleph(オウム真理教の後続団体)の広報部長・荒木浩と対峙する。さかはらと荒木は、ともに所縁の地を訪ねる旅に出て対話を繰り返す。凄惨な事件後もなお信者で ありつづける心のありようとは何か。人を救うのではなく苦しめる宗教とは?監督は友人を諭すように、荒木に接し、その心の内に迫ろうとする。事件により人生を狂わされ、未だに精神的・肉体的な苦しみを抱える被害者。その「被害者」が「加害者」にカメラを向ける。ここでは「客観性」や「中立性」を掲げる「ドキュメンタリーの常識」は通用しない。 この対峙の先に見える「真実」とは?監督のさかはらは PTSD(心的外傷後ストレス障害)と神経への後遺症を抱えながら考え抜いた末、「地下鉄サリ ン事件とオウム真理教」に向き合う決意をした。真相を伝えるため、妥協しない姿勢でのぞみ、完成までは撮影から 5 年の時を要した。その甲斐があ り、コロナ禍で賞レースへの参加が困難な中、初の長編監督で IDA 賞のショートリストに選ばれる快挙を果たした。アメリカのハリウッド・レポーター誌 は 2021 年アカデミー賞有力候補として本作を紹介。


公式サイト:http://www.aganai.net


公開された予告編は、1995 年 3 月 20 日に起こった地下鉄サリン事件の生々しい当時の映像や音声から始まる。その後映し出されるのは、当 時通勤途中で被害者となったさかはらあつし監督と、オウム真理教の広報副部長であった荒木浩の 20 年後の姿である。今なおオウムを信仰する荒木とゆかりの地を旅しながら「なぜ事件は起こったのだろう?」とさかはらは問いかけ、荒木は「それを語るべき人は表に出てきていない。教祖です」と答える。「真実」が何であるのかを、真摯に追求する監督の姿勢がうかがえる予告編となっている。


監督:さかはらあつし|プロデューサー:阪原淳、松尾悦子、陳穗珠|撮影:山田達也、高嶋正人|編集:渡辺純子|録音:落合諒磨|音楽: SOULCOLOR|製作・配給:Good People
出演:荒木浩、阪原武司、阪原多嘉子、さかはらあつし
2020 年|日本|114 分|カラー|16:9 ©2020 Good People Inc.
3/20 (土)、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
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