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松山ケンイチ、映画の力を信じて! コロナ禍で送る力強いメッセージ!!映画『BLUE/ブルー』の公開記念舞台あいさつ


【イベント】
𠮷田恵輔監督が監督・脚本を務める挑戦者たちの熱い生き様を描いた映画 『BLUE/ブルー』が全国公開中。その舞台あいさつが 4 月 10 日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の松山ケンイチ、共演の木村文乃、東出昌大、柄本 時生、そして𠮷田恵輔監督が出席した。
上映後に登壇した松山は「無事この日を迎えられてホッとしています。実際にご覧頂いた皆さんの反応を見られて幸せです」とあいさつ。東出は映画デビューした 『桐島、部活やめるってよ』で舞台あいさつを行ったのも同じ新宿バルト9だったことから、「約10年ぶりにまた同じ会場に立て、大きなスクリーンで上映できて感慨深くもあり、ありがたくもあり、やっとお届けできたという安心もあります」と感無量。
それぞれ三者三様のボクサーを演じた松山、東出、柄本だが、役作りやボクシングシーンについて問われると松山は「東出くんも時生くん も結構やっちゃう人だから、足を引っ張らないように頑張りました。試合のシーンも大変な撮影だったけど、みんな気合いが入っていました」と振り返る。

東出は「ジムに行った時に隅の方でシャドーをしている人がいて、プロの方が練習に来てるんだなと思っていたら松山さんでした。もう完全にジムの住人になっていましたね」と役作りに励む松山の姿に驚いていた。そんな彼らを見ていた木村は「3人がやけに楽しそうに話しているなぁと耳を傾けてみると、“あいつのあのステップいいよね~”“どうやって減量してる?”“バンテージって どの種類がいい?”といった話をしていて、この人たちは役者じゃなくてボクサーなのかもしれないなって思っていました(笑)」と明かす。

特に印象に残っているシーンやお気に入りのシーンを聞かれると、松山は「クランクインの日に撮影した、瓜田が試合に負けた後のシーン です。もともとセリフはなく、部屋で一人うなだれるだけのシーンだったんですけど、僕が一人でいる時に色々思い出すと勝手に“バカヤロー”とか言ってたりするんですよ。それで、監督に一人の時に何か言ったりしますかと聞くと監督はよく“違う、違う...”って言ってると。それがすごくいいなと思い取り入れてみました」と監督との会話の中から出来上がったワンシーンを挙げ、撮影時の裏話を披露した。木村はパンチドランカーの症状がどんどんひどくなっていく小川とのあるシーンを挙げ、「婚約者として散々ボクシングをやめてほしいって伝えた後で、ふと小川が隠れて暗闇でシャドーをしているのを目にするシーンがあるんです。頭では止めなきゃいけないって分かってるんですが、そういう瞬間を見ると“だから、私が支えなきゃいけないのか”と思わされる。千佳を演じた私自身も、止めるのがいいのか、支えていくのがいいのか、未だに答えが出ていません」と自身も考えさられた印象深いシーンを振り返った。
最後のあいさつの前に東出が一つ言いたいことがあると、「実は今日、会場に洞口役を演じた守屋周徒くんが来てくれています!」と紹介。 観客席から守屋が立ち上がり、3人と同じジムメイトである4人目のボクサー洞口の思わぬ登場に会場が盛り上がった。


松山は最後に「映画って背中を押してくれたり、何かを教えてくれたり、勇気を与えてくれるものだと思います。僕自身もそうですが、映画を観て救われることもあると思います。今はなかなか自由に生活できない状況が続いているけれども、そんな中でも映画の力っていうのは 何も変わっていません。これからも、こうして映画の力をみなさんと共有していけたらと思っています」とコロナ禍における熱い想いと力強 いメッセージを送った。

映画『BLUE/ブルー』は、新宿バルト 9 他、全国公開中
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