映画『リトル・ガール(原題:Little Girl)』11月19日 日本公開決定&シーン写真が解禁
- 2021/05/19
- 13:18

【ニュース】
『Little Girl』の邦題が『リトル・ガール』として 11月19日(金)より日本公開が決定!!あわせてシーン写真 4 点が解禁された。
「わたしは女の子」——。
男の子の身体に生まれたけど、女の子になることを夢見ている、サシャ。さまざまな社会の壁に阻まれながら も、まだ幼く自分の身を守る術を持たない彼女の幸せを 守るために奔走する母カリーヌと家族、サシャの“ゆず れない戦い”。「わたしは女の子」―言葉少なに訴える サシャの真っ直ぐな瞳と強い意志が、観る者の心を震わせるドキュメンタリー
サシャは 2 歳を過ぎた頃から自身の“性別の違和感”を訴 えてきたが、学校では女の子としての登録が認められ ず、“男子”からも“女子”からも疎外、バレエ教室では男 の子の衣装を着せられてしまうなど、社会は彼女を他の 子どもと同じように扱えずにいた。やがて7歳になって もありのままに生きることができない、不自由なサシ ャ。家族は、そんな彼女の個性を支え、周囲に受け入れ させるため、学校や周囲へ働きかけるのだが......。
解禁されるシーン写真は、一番<自分らしくいら れる>洋服を着て庭で幸せそうにダンスするサシャや、 お気に入りのピンクのヘアクリップをつけている姿、母 親と過ごす優しい時間、そして、バレエ教室で女の子用 の衣装を着用させてもらえず、少し切なげに女の子たち を見つめるシーンなど合計 4 点。いずれも、まだ幼くても<本当の自分>であろうとする 意志を感じる瞬間を切り取ったものとなっております。 本作の監督を務めたのは、これまでもジェンダーやセクシュアリティに目を向けた作品を撮り続け、カンヌやベルリンを始め、世界中の映画祭で高く評価されているセバスチャン・リフシッツ。性と身体の不一致は肉体が成 ⻑する思春期に起こるのではなく、幼少期で自覚される ことについて取材を始めていた過程で、サシャの母親カリーヌに出会い、この作品が生まれた。
本作も 2020 年ベルリン国際映画祭で上映後、モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭のピープルズ・チョイス賞やインサイド・アウトLGBT映画祭の観客賞(ドキュメンタリー⻑編)など、世界中で様々な映画賞 を受賞、また、コロナウィルス感染の影響により劇場が封鎖されたフランスでは、同年 12 月に TV 局 ARTE にて放送され、視聴者数 1,375,000 人、その年のドキュメンタリーとしては最高視聴率(5.7%)を獲得!オンライ ンでも 28 万回以上の再生数を記録するなど大きな反響を呼び、ドキュメンターとして確かな地位を築いたリフ シッツ監督の洞察に満ちた繊細なカメラは、家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題を捉え、幼少期のトランス・アイデンティティに対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリーとなった。
監督:セバスチャン・リフシッツ
2020 年/カラー/フランス/フランス語/85 分/原題:Petite fille/英題:Little Girl/字幕翻訳:橋本裕充/字幕協力:東京国際映画祭 /配給・宣伝:サンリスフィルム/
2021 年 11/19(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
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