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映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』俳優・市原隼人が語る奥山次郎、そして「リカ」とは?


【ニュース】
リカの宿敵であるはずの警察官でありながら、次第にリカに惹かれていってしまう“運命の相手”を演じている。今回、そんな市原が語ってくれた、奥山という役、「リカ」というキャラクター、映画『リカ ~自称 28 歳の純愛モンスター~』についてのコメント解禁された。



「奥山次郎」という刑事役について

今回挑むのはリカの新たな運命の相手であり、刑事という宿敵でもある奥山役。役について、「常に迷いの中で生きている男。常に逡巡している男が奥山。」と話す。その上で、「リカに執着し、迷い続けることが役へのアプローチでした。」と、リカを追い詰めながらも「リカ」の中のネガティブな感情に向き合おうとする「奥山」という真面目で責任感のある人間を演じることについて語る。また今回演じた刑事という役どころについて、「当初オファーをいただいた時に刑事役ということで、リカを追いかけるなど肉体的な演技や、アク ションシーンなどもイメージしていたんです。そうしたら完全に精神的な心理戦だったので、「そっちか!」と (笑)。リカが飛んだり、壁をよじ登ったり、突然スパイダーマンを観せられているようで笑ってしまいました(笑)。自分には勝てないな、と思いました。」と笑顔を見せた。


「リカ」というキャラクターについて

リカについて、「本来は、相手の幸せと自分の幸せ、両方を考えるべきだが、リカは「自分の幸せ=相手の幸せ」と考えてしまう。」とリカの一方的で偏った考えを分析しつつ、「リカを責め続けることはできなかった。誰もが選択を間違えたらリカになってしまうのではな いかと思う。」「もしかしたら、誰もがリカの様な猟奇的な感情を生み出してしまう可能性を秘め、それを隠しながら生きているのかもしれません。」とリカだけが“特別”なのではなく、私たちの誰もが「リカ」になってしまう可能性があることを指摘し、だからこそ多くの人から受け入れられているのではないかと語る。

映画「リカ」について

「サスペンスなのか?ホラーなのか?純愛物語なのか?理解を越えたリカの存在に笑えてしまうほどに感情を弄ばれる感覚。皆様はリカをどう捉えるでしょうか?」と本作はジャンルに当てはめられない作品であり、人によって見方が全く変わる作品だと話す。「だからこそ、観た後に話さずにいられない、リカという人間を許せるか、許せないか、この作品の在り方を考え、議論したくなってしまう作品。」と話してくれた。そして「この作品は悲鳴をあげて観るのか、声高らかに笑いながらコメディとして観るのか、観る方の受け取り方次第で感想が違うと思います。観終わった後に色々な方々とリカの存在や言動について話し合っていただくと、楽しんでいただけると思います。」と、これから映画を観ていただく皆様にメッセージを寄せた。


高岡早紀 / 市原隼人 内田理央 尾美としのり マギー 佐々木希
監督:松木創 
原作:五十嵐貴久「リカ」「リターン」(幻冬舎文庫) 脚本:三浦希紗 音楽:戸田有里子 主題歌:FAKY「99」(rhythm zone) 挿入歌:Lil’ Fang(from FAKY)「人形の家」(rhythm zone) 制作プロダクション:共同テレビジョン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2021 映画『リカ ~自称 28 歳の純愛モンスター~』製作委員会
2021 年/カラー/ビスタ/5.1ch/99 分
公式サイト:http://www.rika-28.com/
6 月 18 日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー



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