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映画『ブルーヘブンを君に』主演の由紀さおり、ボイメン小林豊、本田剛文、秦建日子監督、古田肇岐阜県知事が登壇。公開記念舞台あいさつを実施


【イベント】
由紀さおり主演映画『ブルーヘブンを君に』が、6 月 11 日より全国公開され、翌日となる 6 月 12 日に、映画のロケ地である岐阜県にて、キャスト登壇の公開記念舞台あいさつをイオンシネマ各務原にて実施。
舞台あいさつには、主演の由紀さおりをはじめ、小林豊(BOYS AND MEN)、本田剛文(BOYS AND MEN) 、秦建日子監督が登壇。さらに特別ゲストに古田肇 岐阜県知事、岐阜のマスコットキャラクター・ミナモが駆けつけた。

本作は岐阜県の池田山や揖斐川など自然豊かな土地とそこに暮らす人々を背景に、いくつになっても夢を諦めない人生の素晴らしさを描く感動作。主演は、デビューしてから 2019 年に芸能生活50年を迎え、本作が映画初主演となる由紀さおり務めている。

ブルーヘブンの生みの親、冬子を演じた由紀さおりは、「こういう状況の中、劇場に足を運んで映画を観ていただき本当に嬉しゅうございます。有難うございます。撮影は一昨年になるので すが、その頃はコロナの脅威を感じることもなく現場はとても和気あいあと楽しく行えました。コロナの影響で本日の上映もダメにならないか心配もあったのですが、本日皆さまにご覧になっていただけてほっとしております。」と安堵の表情をみせ、公開を喜んだ。

「今回、池田山からの眺望は初めて体験したのですが、澄んだ空、清らかな水など、この素晴らしい岐阜の景色を全国の皆さんに知って欲しいですね。本作はバラ育種家の河本純子さんがモデルとなってるのですが、撮影は河本さんのバラ園からスタートいたしまして、現場に色々な種類のバラや色とりどりのバラをご用意してくださっていたんです。想定していた以上に『バラってこんなに素敵なんだ』と改めて驚かされましたね。」と述べた。

さらに河本さんについて「また河本さんのライフスタイルも素敵で、奥様でもありお母さんでもある河本さんが夜な夜な青いバラ(ブルーヘブン)をお作りになったのですが、新種のバラは一日、二日で結果が分かるものではなく、数か月待って蕾が咲いてみて失敗か成功かが分かる。その繰り返しをずっと続けて、ようやく誰にも作る事が出来なかったブルーヘブン(青いバラ)をお作りになりました。白に少しグレーが匂うような、かそけく、はかない感じのバラでして、初めてにお会いした際にブルーヘブンの花束を頂戴したのを覚えています。河本さんの生き方といいますか、あきらめない姿が素敵だと思います。」と、ブルーヘブン誕生を語った。

「バラ園で数日過ごさせていただき、河本さんのお家にもお寄せいただいたのですが、バラの話をなさる時の目の輝きが違うんですね。夢を叶えるといいいますか、自分が決めたことをやり通す思いの強さはとても刺激になり学ばせていただきました。こういう素敵な出会いがクランクインの時にあったのでこうした思いと、 70代になりまして今回はBOYS AND MENの2人が孫を演じてくれましたが、彼らとの会話の楽しさとかを大切にしていました。映画の中では私がハンググライダーを飛ぶために孫が奔走してくれるのですが、こうした相手を思いやる温かい家族の交流や絆というのはコロナになってみて、家族の温かさを感じてもらえる映画をこのタイミングでご覧いただけるのは良かったのかなっと思っています。 また本作は病気になり余命すくない主人公ですが、シリアスになるのではなく、どんな時も思いを貫く強さを大切に演じさせていただき、とても楽しかったです。」と孫役のボイメン小林、本田との共演について語る。

冬子の孫、蒼太(そうた)役を演じた小林は、「「本作は昨日(6月11日)に公開を迎えました。本当は1年前に公開を予定していたのですが、コロナの影響で公開が延期となり、公 開は何時ごろ出来るんだろうと不安になった時もありましたが、色々な方に支えられて、無事こうして皆さまに映画をご覧になっていただけることが嬉しいです。本作は「前向きになれる」「勇気を与えられる」作品になっていると思っています。」と公開を喜び。「自分で言うのもおこがましいのですが、本当に勇気を持ってもらえるパワーのある映画だと思います。これからもたくさんの人に本作を観ていただけるように僕自身PRを頑張っていきますが、皆さまもPRに携わっていただき、本作を岐阜から全国へ、世界へ持って行けたらいい いなと考えてます! また閉店後のイオンモール(イオンシネマ各務原が入っている場所)でダンスシーンを撮影したのですが、閉店後の誰もいないイオンモーンは不思議でしたね。ここは映画の聖地ですよ!」としっかりアピール。

冬子の孫、正樹(まさき)役を演じた本田は、
「ちゃんとしている方の孫を演じた本田です(笑)。本作は昨年公開延期になりましたが、とても素敵な物語で美しい映画なので、こうして公開できたことが嬉しいです。心がささくれ立ってしまいがちなご時世だからこそ、本作の温かいぬくもりが観客の皆様の心に染みわたるように思います。なのでそんなタイミングで公開できたことは良かったとポジティブに捉えていて、一人でも多くの 方に温かいぬくもりが伝わる事を願っています。」と、言葉に力を込めしっかりアピールした。


秦建日子 監督は、「岐阜で映画を撮ろうと決めた時に岐阜について色々と勉強した中で、青いバラとこれまで誰も作ることが出来なかったバラを日本人、しかも岐阜在住の河本純子さんが作られていて、これまで青いバラの花ことばは「不可能」という意味だったのが、河本さんの お陰で「願いは叶う」という意味に変わったという事実がある事をしったんです。こんな凄い偉業を知らなかったとこが恥ずかしかったし、花ことばをその人の努力で変えることが出来ることに驚きました。自分の努力で花言葉さへも変えることが出来る、そんな 前向きなパワーを感じて欲しいという思いて映画を作りしました。本作を撮影すると決めた時に一人でも多く地元の皆様に参加して欲しいという願いがあり、みんなで踊る参加1000人ダンスのシーンを撮影したのですが、ダンスのオーディションをここ各務原で行い、オールアップもここ各務原で迎えました。そして公開記念舞台あいさつも各務原。各務原に帰ってこれて本当に嬉しいです! 由紀さんは昔からTVで拝見していて憧れの方だったので、映画初主演として本作に出演いただき本当に嬉しかったです!!」と心境を吐露。

古田肇 岐阜県知事は、「本日はおめでとうございます。4年前、秦監督が地方再生ムービーとして、映画で岐阜の魅力を発信し、岐阜を元気にするというお話を頂きました通り、本作は岐阜の魅力がしっかり詰まっている素晴らしい作品になってると思います。私、由紀さんとは同世代でして監督同様、私にとっても憧れの方です。私事で恐縮ですが、子供の頃にNHKの合唱団に入っておりまして、まだ由紀さんが本 名の「安田章子」名義で童謡歌手として活躍されいた頃、その透き通る歌声に驚きました。それから由紀さおりとして「夜明けのスキャット」を歌われているのを聞いて憧れていたのですが、2012年に震災復興を願って行った「第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)・ 第12回全国障害者スポーツ大会(ぎふ清流大会) ~輝けはばたけだれもが主役~」にご参加いただき、そして岐阜を舞台にした映画「ブルーヘブンを君に」に主演で出演していただきご縁に感謝しています。これから「ブルーヘブンを君に」のゆかりの地を巡る ツアーも行う予定です。是非ご参加ください!」と感謝の言葉を寄せた。
(写真・オフィシャルレポート)


由紀さおり、小林豊(BOYS AND MEN)、柳ゆり菜、本田剛文(BOYS AND MEN)、おかやまはじめ、岩橋道子、柊瑠美、鈴木信二、関口アナン、松嶋亮太、中田圭祐、小池里奈、田村侑久(BOYS AND MEN)(友情出演)、寺泉憲、大和田獏、寺脇康文
監督:秦建日子『キスできる餃子』『クハナ!』 脚本:秦建日子、小林昌 2020年/93分/アメリカンビスタ 
配給:ブロードメディア ©2020「ブルーヘブンを君に」製作委員会 配給:ブロードメディア ©2020「ブルーヘブンを君に」製作委員会
2021年6月11日(金) より全国公開中
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