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「自分に主演が務まるのか...」主演、一人二役、 Kōki, 女優オファーに葛藤も 映画『牛首村』クランクアップ!

©2022「牛首村」製作委員会 

【ニュース】

「一人二役って聞いたときに、不安が倍増した」デビュー作にして一人二役という難役に挑戦!

清水崇監督、「恐怖の村」シリーズ第 3 弾 映画『牛首村(うしくびむら)』。モデルとして活躍中の Kōki,が主演に決定し話題沸騰中の本作は、前作『樹海村』の舞台“富士の樹海”は、都市伝説がなかったり、シンボル的な心霊スポットがなかったり...といった点を大いに反省し、今回は北陸に実在する最凶の心霊スポットが舞台となっている。

本作にて Kōki,が女優デビュー・初主演となるビッグニュースで世間を驚かせた『牛首村』より、無事撮影を終えた Kōki, のクランクアップインタビューが到着。併せてメイキング映像も初公開された。




©2022「牛首村」製作委員会 
衣装:VALENTINO ジュエリー:BVLGARI


『牛首村』のイメージビジュアルをバックに、シンプルかつモードな衣装で登場。インタビューでは、オファーを受けた時の葛藤や、一人二役を演じ、「不安が倍増した」 と当時の心境を明かす。彼女が演じるのは、17 歳の女子高校生・奏音と、その妹・詩音。奏音は、あることがきっかけで自分に妹の詩音がいることを知り、2 人が離れ離れに暮らす真相を辿っていきます。しかし、そこには“牛首村”にまつわる恐るべ き秘密と忌まわしい風習が纏いついていた...そんな恐怖に襲われる二役を演じるという大役を務めた Kōki,。映像では、清水監督から「感情の持っていき方が、すごくカ ッコよかった」と言われた出来事を嬉しそうに語るなど、一言一言に熱を込めながら撮影を振り返った。




また、映像内では本邦初のメイキングシーンも公開!撮影現場での女優・Kōki,の様子と、インタビュ ーを受ける Kōki,が交互に映し出され、本作の撮影を彼女自身の言葉で振り返る貴重な映像となっている。



©2022「牛首村」製作委員会 

Q:『牛首村』というホラー映画の主演のオファーだと聞いたときどう思われましたか?

私は 1 人でホラーが見れないくらい、結構ホラーが怖いんですけど...。
まず 1 番最初にすごく驚いたのが主演のオファーをいただけたことですね。最初はやっぱり自分に主演が務まるのかとか、すごく不安になったんですけど、でもとてもうれしかったです。

Q:お芝居に挑戦してみたいという気持ちはありましたか? 

幼い頃からやはりお父さんの映画とかドラマを観させていただいてたので、憧れはすごい持っていました。

Q:出演を決める際やまたは決めてから誰かに相談はしましたか?

出演が決まってからまず家族に相談しました。やっぱりお父さんとお母さんにいろんなアドバ イスを聞いて、本当に毎日のようにお父さんに聞いてたんですけど、撮影のときのエピソード だったり、お父さんが心がけてることとか、印象に残っている言葉とかをすごい聞いてました。台本の裏側にお父さんにメッセージを書いてもらって、1 日が始まる前に必ず見て自分に言い聞かせて現場に入っていました。そこには、『Enjoy and do your best!』って書いてあって、それを自分に言い聞かせて、始めてました。


Q:なぜホラー映画に挑戦しようと思いましたか?

この映画に挑戦したいと思った理由はホラーだからという理由ではなくて、最初の仮台本を読 ませていただいた時に、ホラーの部分ももちろん、ほんとに夢中になるくらい、どんどん読ん でいきたいと思うくらい素晴らしい物語で。あと、ホラーだけではなくて家族の絆、友情、あ と姉妹の中での絆が描かれていたのでその物語にすごく惹かれました。読んでいるうちにほんとにもっともっと知りたい、あとホラーの描写、怖いと思う描写が、思わず涙が出てしまうくらいはっきりイメージしやすかったので、役作りをする中でもとてもイメージしやすかったです。よく寒気がするって言うじゃないですか。ほんとに『ぞわっ…』てするくらいすごい怖かったです。


Q:クランクインまでの準備期間はご自身でどのような役作りをしましたか?

クランクインの間までに演技のレッスンをさせて頂いていて、どうやって自分の役に入る前に 自分をまず無にするか、ゼロから始めるか、気持ちの持って行き方とか感情の持っていき方と かをまず学ばせていただいて、台本を読んで詩音と奏音、その姉妹がどういう姉妹なのか 2 人がどういう絆をもっているのか、それぞれの性格とか個性とかどういう女の子なのかどういう家庭で生まれて育ったのかをいろいろイメージしてました。

Q:奏音と詩音というキャラクターをどのように捉えていましたか?

まずその台本を 1 番最初に読ませていただいた時に、奏音とすごい共通点があるなと思った部分があって...例えば、何が何でも詩音を守りたいとか、私はお姉ちゃんがいるんですけどそういう絆の深さとか、あと表では少しクールだけど中では実は情熱的だったり感情的な部分とかがすごい似てるなと思いました。詩音についてはここ私と似てると思う部分があったのが、お姉ちゃん大好きで、あとすごい頼っていて...お姉ちゃんのことを。両方奏音も詩音もも自分の中に存在するんだなと思った部分があって、なので役作りする中では両方共通点があったのがイメージしやすかったです。すごく不思議だったんですけど、映画の撮影が終わってすごい寂しい気持ちになりました。自分の中の詩音と奏音にもう会えないって考え方になった時にすごく切ない気持ちになりましたね。

Q:セリフを覚える難しさや大変さはありましたか?

やっぱり初めてだったのですごいチャレンジングなところがたくさんありました。全部読んで、イメージすること、そのシーンをイメージして覚えていました。

Q:印象に残っている監督の演出方法やシーンはありますか?

印象に残っているシーンや演出はたくさんあるんですけど...笑ネタバレになってしまうのであ まり詳しくは言えないですけど、清水監督が本当に丁寧に、本当は自分が気づかないといけな いこととか全部細かいところまで本当に優しく教えて下さったのですごい助かりました。何で も聞いてねって言ってくれてたので、ほんとうに心強かったです。本読みをしているときに役 柄についての話になったんですけど、1 番最初の仮台本をいただいて私の中の奏音と詩音の捉 え方が監督の奏音と詩音の捉え方と一致していたので、その時はすごくほっとしました。

Q:監督から具体的にどのような演技指導がありましたか?

どうしても段取りっぽくなってしまう時とかに、監督が、『いくら間をとってもいいから感情 から動いてね』と言っていただいて「あ、そっか」と思って。あとすごく印象に残っているの が、結構どきっとするシーンをとっているときに、『今のだと観客にはばれちゃうよ』と言われたときに、「あーそっか」と思って...はってしました。先にばれてしまってた感じになってしまってたのでその時に監督がおっしゃってくれて、あ、そっかと思いました。 緊張感を保つためにまばたきをあまりしないとか、わざと動かないとか、その緊張感を保つ、ですかね。
 

Q:撮影中、自分から意見や提案をすることはありましたか?

ありました。その監督が、『自分がこうやってやりたい、こういう風にここを演じたいってい うところは何でも言ってね』と言ってくださってたので、そこはフレキシブルにしていただき ました。『何か意見や自分がこうだと思うと言ったことも些細な事でも何でも言ってね』と言 ってくださったのである意味すごい自由に演技することができました。あるシーンが終わったときに『今の感情の持って行き方すごくかっこよかったよ』と言ってくださって、その時が本当に嬉しかったです。

Q:なぜ一人二役という難しい役に挑戦しようと思いましたか?

一人二役だっていう理由で出演させていただきたいと思ったのではなくて、たまたまいただけ た役がそうであって、でも最初やっぱり一人二役って聞いたときに、不安が倍増しました。

Q:二役を演じるうえで切り替えの大変さを痛感することはありましたか?

しました。例えば段取りの時は、奏音のお洋服とかメイクで、奏音の姿で詩音をやって...みた いなことがあって、ちゃんと自分の中ではっきり分けるのが最初大変でした。フィッティングをさせていただいてる時に、奏音のお洋服を着ると、やっぱり服装とかでもその人がどういう人なのかとかどういう性格どういう趣味をしているのかとか...洋服でも伝わるんだなぁと思いました。

Q:作品は完成に向かっておりますが今のお気持ちはいかがでしょうか? 

いやー、もう、ほんとに楽しみです!
撮影方法で”どうぽじ”って言って奏音と詩音を交代でとっているときに、その画面で見て奏 音と詩音が一緒に揃っているところが、どういう風にうつがるんだろうとおもって、あと CG が加わったり音楽が加わったあとも、どういう風に映るんだろうっていうのがすごく興味津々です。

Q:初の映画のお仕事はいかがでしたか?

また、モデルと女優の違いを感じる場面はありましたか?
まず、本当に素晴らしい経験をさせていただいて本当に心の底から感謝しています。スタッフ の方々も本当に優しさで包んでくれるような、そんな方々ばっかりでほんとに貴重な体験がで きました。モデルとの違いなんですけれど、共通点は演じる事については共通点があると思うんですけど、やっぱり役柄で“名前”があると言う事は、大きな違いだなと思って。
まるっきり別人、まるっきり違う名前がある人、その人がどういう家庭で育っているっていう とかもそうですけど、名前があるというところが大きな違いだと思いました。

1 つ監督が仰ってくれたことがあって、カメラに入ったときにどうしてもモデルの癖が出てし まう時があって、例えば立ち姿とかでどうしてもどっちかに体重が乗ってしまったり、カメラ アングルの姿勢になっている時があったので...そういうところがありましたね(笑)

Q:女優の経験が今後活きそうだなと思ったことはありますか?

本当にたくさんあります。自分で思ったのが、世界観が変わったなぁと思うことがすごく大きくて、物事の捉え方とか見方とか感じ方がすごい変わりました。あと人が喋っててもその人の仕草とか怒りとか悲しみとかもっと、こういう表し方もあるんだ という感じに考えるようになりました。

Q:『牛首村』の撮影を経験して今後一人でホラー映画を観られそうですか?

それはわからないです(笑)ホラーはもともと...(笑)撮ってる間はよく共演者とお話ししていたんですけど、待ち時間とかに『なんか全然ホラー映画撮ってる感じしないね』みたいな感じで和気藹々とみんな優しくしてくださってたので、すごい力になりましたね。


また映像の終盤では、クランクアップの際に彼女の目から涙が零れる様子も映し出され、清水組との深い絆を感じさせている。

果たして、彼女が演じる奏音・詩音姉妹に纏いつく恐怖とは一体何なのか? 期待を高めている。


Kōki,
萩原利久 高橋文哉
芋生悠 大谷凜香 莉子 松尾諭 堀内敬子 田中直樹 麿赤兒
監督:清水崇 制作プロダクション:ブースタープロジェクト 配給:東映 C2022「牛首村」製作委員会 

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