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映画『ピノッキオ』世界中のクリエイターの創作意欲を掻き立て続ける! 場面写真が解禁

【ニュース】

世界中のクリエイターの創作意欲を掻き立て続ける! アカデミー賞®︎ 2部門ノミネート 衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞

1883 年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、100 年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションも広く親しまれてきた。しかし誰もが思い浮かべるのは“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童”だということをー。丸太棒が変身したピノッキオの奇想天外な大冒険を『ゴモラ』の鬼才マッテオ・ガローネが原点に回帰して、斬新にビジュアライズ。旅の途 上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描き出した。

本国イタリアで公開されるやその年公開のイタリア映画 No.1の動員を記録し、オスカー候補にも名を連ねた。絢爛にして驚きに満ちた、まさに大人のためのおとぎ話と呼ぶにふさわしい、神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーが誕生した。

出版から 130 余年、“世紀を超えた”ベストセラー児童文学としてあまりに有名な「ピノッキオ」は、 これまで数々の映像化作品を生み出してきた。1940 年のウォルト・ディズニーのアニメーション映画が最も有名であるが、日本ではそのディズニーアニメに影響を受けた手塚治虫が漫画「ピノキオ」 を完成させた。他にも現在に至るまで、世界中の多くのクリエイターたちの創作意欲を掻き立て続け、現在『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞 4 部門受賞したギレルモ・デル・トロ監督による ストップ・モーション・アニメ、米ウォルト・ディズニー製作のロバート・ゼメキス監督による実写映画の 新作企画も進行中だ。今まさに空前の「ピノッキオ」ブームが起こっている。 その中でもイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が描く「ピノッキオ」は、多くの人が知っているパブリックイメージを大きく覆す。ガローネは、「久しぶりに原作を読んでみた。自分がよく知っている物語だと思い込んでいたけど、驚いたことにまったく知らないストーリーで、覚えていないエピソードもかなりあった。この本を映画化するなら、観客が驚くような方法を見つける必要がある。この物語を知っていると思い込んでいるからね。だから私にとって皆を驚かせる最良の方法は、原作に 立ち返ることだった」と語り、原作に忠実に、美しくも残酷なダークファンタジーとして完成させた。また、2002 年に製作された『ピノッキオ』で、監督&ピノッキオ役を演じたロベルト・ベニーニが本作ではジェペットに扮していることにも注目したい。



今回解禁された場面写真は、ジェペットが 1 本の丸太からピノッキオを生み出す過程を切り取った一枚と命を吹き込まれたピノッキオを映し出した一枚。ディズニーアニメでは既に人形として出来上がっていて星の女神がジェペットの願いを叶えるべく命を吹き込むが、本作ではジェペットが自らピノッキオを誕生させる。丸太からできたピノッキオが「パパ」と呼び動き出すシーンは必見だ。


監督/共同脚本:マッテオ・ガローネ(『ゴモラ』『五日物語 ー3つの王国と 3 人の女―』) プロデューサー:ジェレミー・トーマス(『戦場のメリークリスマス』) 出演:ロベルト・ベニーニ(『ライフ・イズ・ビューティフル』)、マリーヌ・ヴァクト(『17 歳』)、フェデリコ・エラピ 後援:イタリア大使館/イタリア文化会館
原題:PINOCCHIO│2019 年│イタリア映画│シネマスコープ│上映時間:124 分│映倫区分:G│日本語字幕:杉本あり 配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
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11 月 5 日(金)より TOHO シネマズ シャンテ他にて全国ロードショー

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