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キャスト発表!『シン・仮面ライダー対庵野秀明展』合同記者会見


【イベント】
国立新美術館に超巨大・縦 5m×横 10m の高精細 LED ビジョンが配置され、何が映し出され、何が発表されるのか…。先に届いた招待状によると、9月30日、『シン・仮面ライダー対庵野秀明展』合同記者会見が実施されるという案内のみ。そして この日、庵野秀明展が開催される国立新美術館にて会見は行われた。

9 月 30 日、国立新美術館にて『シン・仮面ライダー対庵野秀明展』合同記者会見が実施された。この会見のタイトルは「仮面ライダー」のオリジナル映画、1972 年公開「仮面ライダー対ショッカー」「仮面ライダー対じごく大使」をオマージュしたもの。会場には超巨大・縦 5m×横 10m の高精細 LED ビジョンを配置。会見がスタートするとスクリーンにはプロモーション映像が映し出され、その映像に会場でをざわつかせた。




会見には、脚本・監督を務める庵野秀明が登壇。さらに当日はゲスト2名としか記されておらず、完全シークレットになっていたキャスト 本郷猛/仮面ライダー役、主演の池松壮亮とヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺美波が登壇。集まった報道陣を驚かせる中、劇中で使用する、本郷猛のバイク・サイクロン号もお披露目された。



松葉杖で歩きながら登壇した池松。『仮面ライダー』のバイクシーンの撮影中にで藤岡弘、が足を怪我をしたことを彷彿とさせるその姿に、一瞬、『演出?』と思ってしまった方も少なくなかったと思う。
池松は、「アクショントレーニング中に怪我をしてしまい1週間はとりあえず足をつくなということで、なんて説明するのか分からないので、『主人公が改造手術にちょっとだけ失敗して、撮影には支障がないようだ』と書いてください」とジョーク交えて説明し会場を沸かせた。

『シン・仮面ライダー』に出演が決まった心境は?

池松:驚きました。1年前にお話を頂き、庵野さんが『シン・仮面ライダー』を準備していると聞いてワクワクしましたし、軽々しく引き受けられるものでもない。これだけ素晴らしい挑戦に自分もなんとか参加して力を出せたらと思いました。

浜辺:私自身仮面ライダーという存在が、小さい頃から大好きでヒロインとして出演できることが驚きでしかありませんでした。今でも現場に入るのは緊張しています。

池松壮亮、浜辺美波を主演、ヒロインに選んだ理由は?

庵野監督:池松くんはオーディションに来てくれて凄く良かったんです。50年前の『仮面ライダー』とは、池松くんがやるなら違う本郷猛になってくれるじゃないかと。僕の中では、藤岡弘、さんがやっている本郷猛のイメージが物凄く強くてこれを踏襲しても自分では消化できないと思って、他のキャラクターの本郷猛を作らざる得ないので、池松くんはイメージに合いました。

浜辺さんは、『ヒロインどうしよう』と思ってた時に、会社に東宝芸能のカレンダーがあって、その時の月が浜辺さんだったんです。『あっ!この子が良い』とカレンダーで決めました。その後、出演している映画『賭ケグルイ』を観て良かったので、自分の勘は正しかったと、東宝のカレンダーも役に立ちました(笑)。

この話に浜辺は、「発行した甲斐があります。ありがとうございます。」と笑顔で感謝していた。

オーディションで初めて庵野監督に会った印象は?

池松:オーディションが行われていた時に海外にいて、是非参加させて欲しいと言ってたんですが間に合いそうになかったんです。帰国後、初めてお会いして、それがオーディションでした。


また、映し出されたプロモーション映像は、1971年「仮面ライダー」第1話のオープニングを基に、今回『シン・仮面ライダー』版として、撮影・制作されたという。本郷猛役の池松壮亮もこの映像で仮面ライダーを演じている。そして敵怪人の蜘蛛男の姿も映し出され期待を高める映像となっている。

『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 







この映像では、『仮面ライダー』第1話「怪奇蜘蛛男」に登場したショッカー怪人・蜘蛛男の姿がある。この怪人について、庵野監督は、「蜘蛛は出ます。さっき映っていたのは、どう見ても蜘蛛ですから」と蜘蛛男の登場を明かすと、『あとは内緒です』と言いつつ、ニッコリと『あとバッタ『仮面ライダー)も出ます』と庵野ジョークも飛び出していた。
『写真・記事 オオタ・マコト)





        





本郷猛 / 演:池松壮亮   緑川ルリ子 / 演:浜辺美波

『シン・仮面ライダー』

原作:石ノ森章太郎
脚本・監督:庵野秀明 
出演:本郷猛/仮面ライダー 役 池松壮亮
緑川ルリ子 役 浜辺美波 
デザイン:前田真宏 山下いくと 出渕裕
映画公式サイト:https://shin-kamen-rider.jp
©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
配給:東映
2023 年 3 月公開




『庵野秀明展』

庵野秀明のすべてを網羅した世界初の展覧会『庵野秀明展』が開催。「庵野秀明をつくったもの 庵野秀明がつくったもの そして、これからつくるもの」というテーマで、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る展覧会となっている。また、映画『シン・仮面ライダー』に関する資料も展示されている。

会場:国立新美術館 企画展示室1E
会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日) 毎週火曜日休館※ただし11/23(火・祝)は開館 開館時間:10:00-18:00 (毎週金・土曜日は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
(開館時間は変更になる場合がございます。) 観覧料[税込]:
一般 ¥2,100 大学生 ¥1,400 高校生 ¥1,000
※混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)を導入します。詳細は展覧会HPをご確認ください。
主催 :国立新美術館、朝日新聞社、日本テレビ放送網、日テレイベンツ、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会 協賛 : DNP大日本印刷
企画協力: カラー、グラウンドワークス:、アニメ特撮アーカイブ機構
庵野秀明展公式サイト

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