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Vシネクスト「テン・ゴーカイジャー』の初日舞台あいさつが、11月12日、新宿バ ルト9にて開催。本作はスーパー戦隊35作記念作の「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011年~2012 年放送)のその後を描く10年ぶりの完全新作。また、上映後には舞台あいさつが行われゴーカイジャーキャスト4名が登壇した。公開の喜びと、10年経つと変わってしまったことについて語った。

10年ぶりの新作、そしてオリジナルキャスト集結した本作。公開初日を迎えた小澤は「撮影が、5、6月だったのでそんなに経ってないんですけど、まだかなまだかなとやっと公開できて嬉しいです!」と、公開初日を迎え喜びのコメントをすると、清水、小池、池田も『嬉しいです!』と口を揃えた。続けて池田からも「感無量です!」とコメントした。

10周年を迎え、10年という月日で変化のあったことについて、池田は「撮影の時にスーツアクターさんとチェンジをして、変身という場面で、ゴーカイシルバーを演じてくださった佐藤太輔さんは今はスーツアクターは引退されてて、また戻って来られて、太輔さんは小さくなって、僕は大きくなってて、変身したらシュッとして、僕は筋肉をつけ過ぎた…」と苦笑い。10年という時の流れによる違いを感じたようだ。

また当時の衣装や小道具について清水は「僕なんて時計とかネックレスとか錆びだらけになってましたよ。」、池田も「革のベルトとか腐ってましたよ。凄い臭いがするんですよ、10年前に染み込んだ汗が発酵し醸造され、凄い臭いだった…（笑）」、また靴なども当時のままだったことで、小澤は「ボロボロで、靴底がペラペラしてて、『これじゃ走れないよ!』と思ってたら新しくなってました。」と明かすと、小池も「靴の中が抜けてて、脱いだ時に足にいろいろいっぱい付いてきた。」と、エピソードを披露し笑いを誘い客席を沸かせた。

さらにさらに、裏話なんですけどと清水が話し始め、「衣装合わせの時に これ錆びちゃってるとかいろんな話をしながら衣装合わせをしたたんですよ。アイム（小池）のネックレスを磨いといてくださいと、小道具さんにお願いして、解散して皆んなで帰ってたんです。そしたらネックレス（小池）したまま帰ってて、さすがアイム（小池）と思いましたね。」、小池は「戻って返しました」と、天然なところは10年経っても変わってないと清水も「変わってないですよ」と、再び笑いを起こしていた。

舞台あいさつも終盤、池田は「10年経って皆さんの前であいさつできること、映画を観てもらえること、本当に心から嬉しく思ってます。皆さんが作品を愛してくれて応援し続けてくれたからです」、小池は「1回とは言わず、2回、3回と楽しんで観てもらえたら嬉しいです。」、清水は「一緒に仕事をしたり、一緒にお酒を飲んだりする若い子たちが『10周年で映画やるんだよね』と話をすると、『当時観てました大好きでした!』と楽しみにしてましたと言ってくれて、凄い感慨深いことだなと思って、10年後に作品ができるということは、見ててくれた、応援してくれた皆さんのお陰だなと思いました。一人でも多くの方に観てもらってどんどん広めてもらって、また10年後に後輩たちがやった時に楽しみだったり、スーパー戦隊の歴史が続いていけば良いなという感慨深い作品になりました。」と、それぞれが感謝を述べた。

そして最後に小澤は「10年経って、『ゴーカイジャー』は僕も皆んなにとっても原点に近い作品。全員揃って『ゴーカイジャー』をできたこと、とても幸せです。10年前に見てくれてた方たち、子どもたちが今どんな気持ちで見てくれているんだろうと思いながら公開を楽しみにしてました。応援してくれる方がいて、『ゴーカイジャー』に携わってくれた方々がいたから映画ができたと思ってます。ありがとうございました。」と感謝を述べ舞台あいさつを終えた。

（写真・記事 オオタ･マコト）

キャスト

小澤亮太 山田裕貴 市道真央 清水一希 小池 唯 池田純矢

細貝圭 関智一 / (声の出演) 田村ゆかり 川野快晴 / 松本寛也 庄司浩平 松原剛志 坂田梨香子 吉田メタル 山崎潤

スタッフ

原作:八手三郎 脚本:荒川稔久 監督:中澤祥次郎

主題歌:スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~/歌:Project.R

2021年11月12日(金)より期間限定上映 2022年 3月9日(水) Blu-ray&DVD発売