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古谷徹「これで最後になるかも、映画で生き生きと動いているアムロを僕の声とともに、皆さんの記憶にとどめておいてほしい」

【イベント】
1979 年に放送されたガンダムの原点『機動戦士ガンダム』第 15 話「ククルス・ドアンの島」。劇場版3部作公開からおよそ 40 年、待望の映画化が実現した。RX-78-02 ガンダムとアムロの物語が最新のアニメーションで描かれる。そして3月9日、ザクの日スペシャル会見イベントが、都内にて実施され、イベントには主人公アムロ・レイ役の古谷徹と、アムロと共に物語を展開していく最重要キャラクター:ククルス・ドアン役の武内駿輔。さらに、監督の安彦良和が登壇。本作の映画化理由や注目ポイントなど語った。




古谷は「40年ぶりに15歳のアムロを演じることができて、こんなに嬉しいことはない!」とアムロの声であいさつ。「一応、本物だということで、それを言って伝えないとニセモノだと思われるので(笑)」と微笑んだ。

本作でククルス・ドアン役に抜擢された武内は「劇場版 ククルス・ドアンの島でドアンの声をしました。よろしくお願いいたします。」とあいさつ。



本作の監督を務めた安彦は「昔、ガンダムをやって、それから漫画のオリジンを10年かけてやって、そのOVAをやって、でもこれで大きな区切りがつくというふうに心の整理をつけております。」とあいさつした。


40年のときを経て、ファーストガンダムの第15話『ククルス・ドアンの島』、ファンからも神回とも呼ばれている伝説の回が映画化と聞いて古谷は「驚きましたね! なんでククルス・ドアンってまず思いましたけど、ファーストガンダムのそれこそ『THE ORIGIN』の三部作みたいなものを映画でされるのかなって当初思ってました。」と驚いたといい、「ククルス・ドアンって30分の話だけど、それが2時間近い映画にどうやってなるんだろうって思いましたしそれがまず驚きで、でも先ほど神回とおっしゃったように、当時からやっぱりファンの方にとってはすごく話題になった、とても素敵なストーリーの回でしたから。映画として、現在の技術でクオリティの高い作品になると思って、ワクワクしました」と、期待に目を輝かせていた。



24歳の武内は当時を知らない世代、「僕の両親とかもそれこそガンダム世代だったりするのもありまして、最初お話いただいたときとかですね、僕自身 親の影響もあって 70年代80年代の、まさに2人が当時されていた作品とかを見て僕も声優なりたいと思っていたので今回、ガンダムシリーズという歴史ある作品、しかもそれが新シリーズではなくて、伝説のスタッフ陣の中に混ぜていただいて、自分が演じさせていただけるっていうことが非常にプレッシャーもありましたけれども、強い感動がありました。」と、心境を明かし喜びを口にした。

そして、なぜ? 『ククルス・ドアンの島』なのか。安彦監督に理由を尋ねると、「なぜでしょう、、、聞きたいぐらいです(笑)偶然と必然が微妙に絡み合ってやろうとなったんです。それが一番手短な説明」と明かし、「神回と言われてますが、何のことはない出来が悪い話なんですよ。これも有名なことなんで、隠してもしょうがない、僕は一応、パソコンを使うのですが、検索で作画崩壊っていうので検索すると、『ククルス・ドアンの島』が出てくるんですよ。最近知りました。それぐらい有名なんでいわく因縁のある話で、サンライズの社長に僕がやりたいと言って、その場でOKもらいました。そこからトントン拍子で進行してきて、この間ダビングを終わらせました。もうすぐ完成します。」と、制作に至る経緯を明かした。

さらに本作ではドアンのザクが武器を持っていることに触れ、安彦監督は「武器持ってなかったっていうのは、僕はつい最近まで知らなかった。」と語り、当時描かれていたザクは武器を持ってなかったことをスタッフから教えられ、第15話を見直したといい、安彦監督は「見るに耐えないので見たくないんですよ」と吐露した。

ドアン役を演じる武内、キャラクターについて「今回設定を新たに見直してっていうところでやっぱりドアンのキャラクターも、当時とはちょっと人物像が変わっていたりですとか、他シリーズにもまだ登場したことのない劇場版ならではということなので、今までのイメージを崩さないというのは、大前提としてから僕なりのドアンとの向き合い方をして取り組まさせていただきました。」と、ドアン役への考えを語った。

また「最初、主演の1人ですみたいなふうにお話お伺いしたときに僕もついにガンダムに乗れるのかなと思ったらザク側なんですと言われたときに逆にそのザク乗りっていう肩書きを背負ってしかも、劇場版で主人公の1人でやれるっていう機会は逆になかなかない機会だなと思ったので、俄然やる気が出ました。」と意欲をみせていた。


43年前、当時のザクとの戦い激闘について古谷に尋ねると、「全く覚えてないです。アフレコの様子とかも覚えてないですね。」と答え、さらに本作では『ガンダム大地に立つ』とあり、「あの当時は本当にブレイクしましたから、すごくその辺は思い出深いです。」と振り返り、「40年の時を経て再び大スクリーンに戻ってくるっていうのが本当に感無量です。まさか自分がそれだけのときを経て、また15歳のアムロを演じることができるって思いもしなかったですからね。」と古谷もしみじみ。



本作の製作状況を安彦監督に聞くと、「リメイクなんだけれども、元々20分そこそこですからそうです。それを冗談半分で僕は映画にするんだよっていう、どうやって映画にする、水で薄めて叩いての場所だった。
冗談ですけどね。ブラッシュアップする中で、限りなくオリジナルを作ってるっていう。皆さま、6月3日の公開を心待ちにされていると思います。製作状況は、順調です。ただ胸を張って言えないのは、まだできてないカットが結構あります。それを今スタッフが仕上げてたと思います。僕の役割はほぼ終わったので、はいこんなのんびりしてます(笑)」と語り、「先ほど武内さんの声も聞いて、いい声だなあと思って、皆で聞き惚れてました。古谷さんの声も最初古谷さんがいの一番にアフレコをしていただいたのに絵の少ない状況で申し訳なかった。」と陳謝する場面もあった。

イベントでは 公式 Twitter に寄せられたファンからの質問にも答え、この模様は ガンダムチャンネルでも配信されるという。


イベントも終盤、武内は「今回の映画はですね原作自体のシナリオの内からちょっと独立しているというところもあってガンダムの予備知識が全くない方でも、見て楽しんでいただける内容になっております。ワっと言わせてくれるような演出ですとかそういったものが盛りだくさんありますので、なぜこのタイミングで『ククルス・ドアンの島』をというような感想を抱いてる方がたくさんいらっしゃるかと思うんですけども、それはあの映画を見ればきっと伝わることなんじゃないかなと思っております。」とコメント。

古谷は「40年ぶりにRX78-02ガンダム、そして、未熟な、そして純粋な15才のアムロ・レイがスクリーンに帰ってきます。僕が劇場で、15歳のアムロを演じるのは、もしかしたらもうこれが最後になるかもしれません。ですので、この映画で生き生きと動いているアムロを僕の声とともに、皆さんの記憶にとどめておいてほしいと思います。そして、ファーストガンダムをご覧になったことのある方は、この映画の中で、随所にシーンやセリフが出てきますので、楽しみにしててください。」と呼びかけ、アピール。

最後に安彦監督から「僕をとって駄目だっていうのは最初のシーズンのガンダムしかないんです。それの過去編OVAでやって、ガンダム限定でアニメ界に戻ってきたんですけれども、ドアンをやって、もう思い残すことはないので、映像で作るのはこれが最後だろう。アニメーションもガンダム限定で戻ってきてますから、多分これが最後だろう。」とコメント。

また、印象に残った嬉しかったことがあると切り出した安彦監督は「古谷さんが最初に一番バッターで、よくやってくれたんですけど、帰る時に、『家で練習してて泣きました』って言われて、それは嬉しかったですね。」と、映画に自信をのぞかせ、「期待してください!」と呼びかけた。
(写真・記事 オオタ・マコト)





【ストーリー】
ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反抗作戦に打って出た。アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。無人島、通称 「帰らずの島」の残敵掃討任務。残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか...?


企画・製作:サンライズ 
原作:矢立肇 富野由悠季 
監督:安彦良和 
副監督:イム ガヒ
脚本 : 根元歳三 
キャラクターデザイン:安彦良和 田村篤 ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男 カトキハジメ 山根公利 
総作画監督 : 田村篤
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士 飯島亮
CGI演出:森田修平
CGI監督:安部保仁
編集:新居和弘 
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之
アムロ・レイ:古谷徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里
配給:松竹ODS事業室
©創通・サンライズ
6月3日(金)全国ロードショー

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