映画『余命10年』主題歌「うるうびと」坂口健太郎も出演! Music Video公開!!
- 2022/03/12
- 22:26

【ニュース】
3 月 4 日(金)に公開し、週末動員ランキングでは初登場実写映画 No.1、映画レビューサービス Filmarks の初日満足度で も No.1 を獲得、公開 3 日間(4 日~6 日)で興収 3 億円越えの大ヒットを記録するなど大きな話題を呼んでいる本作。
W 主演を務めた小松菜奈、坂口健太郎演じる茉莉と和人が紡いだ物語に感動の声が集まっている中、本作の主題歌「うるうびと」のミュージックビデオが公開になった。
本ミュージックビデオは、同映画を手掛けた藤井道人氏が監督を務め、実際の映画スタッフが再集結。小松菜奈と共に映画の主 演を務めた坂口健太郎が、劇中の和人役としてミュージックビデオにも出演。和人の目線で描かれている歌詞に沿い、映画で描 かれたその後の和人(坂口健太郎)を主人公に、小松菜奈扮する茉莉(小松菜奈)と二人で歩んだ想いでの地を辿り繰り広げられ る物語だ。10 年を大切に巡る和人の姿と丁寧に紡がれる RADWIMPS 野田洋次郎の演奏シーンがシンクロし、まるで映画の続編を見ているかのような、映像美に溢れたミュージックビデオが完成した。
映画の本編では未使用の茉莉が映した 10 年間の 映像や、映画の撮影を務めた今村圭佑氏によるスチール写真もインサートされており、すでに映画を見た人には堪らない演出も 散りばめられている。
映画『余命 10 年』は、20 歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命 10 年の茉莉(小松菜奈)と、生きることに迷い、 自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)の主人公 2 人と、2 人に関わる大切な人たちとのかけがえのない日々を描いており、主題歌「うるうびと」は野田洋次郎が撮影前に脚本を読んで制作、キャストとスタッフはその音源を聴いて同じイメージを共有しながら撮影に臨んだという。音楽を聴きながら撮影に挑むというかつてない異例のスタイルを試みた藤井監督は「みんなトーンが一個になっていくというのは、これは発明だなと思った」とその手ごたえを語った。音楽を聴いた小松は「移動のときも毎日聴いていたし、オンとオフを与えてくれる、心の拠り所になった曲だった」とその想いを語り、坂口は「(主題歌の「うるうびと」 は)和人目線で歌詞が書かれていて、この良さを最大限にするには、この作品の中でどれだけ茉莉を愛せるかだなと頑張ろうと 思った」とバンドからのメッセージを受け取ったという。RADWIMPS が紡ぎだした音楽は監督、キャストに多大なる影響を与え、相乗効果をもたらしている。
坂口健太郎コメント
「うるうびと」を最初に聴いたときは、茉莉の隣にいれる存在としてちゃんと生きなくちゃ、と改めて思って気が引き締まりました。 和人の内側の感情を作るのにこの曲にとても力をもらったので、ミュージックビデオに参加できたことは、 締めくくりに相応しい...という言い方が合っているかはわからないですけど、そんな印象です。 ミュージックビデオでは、エンドロールの続きの和人が見れたような、そのときの和人の気持ちに戻れたような気がして嬉しくなりましたし、 茉莉ちゃんとの想い出の場所を辿ることで、どこか茉莉ちゃんが隣にいるような気もしました。 撮影1日目に藤井監督が小坂さんのお墓の前で「うるうびと」をかけてくれたのですが、 物語の中で小坂さんの生きた証明、茉莉ちゃんと生きた証明をするために<隣にいさせてくれてありがとうございました>という気持ちになったし、野田さんの実際に演奏している撮影シーンを見て感情が溢れそうになりました。 もう一度藤井監督率いる余命チームで再結集して撮影ができたのは嬉しかったです。 映画を見てくださった方もまだご覧になっていない方もこの曲を聴いて、もう一度茉莉ちゃんの生きた証を、映画を見ていただけたら嬉しいなと思います。
藤井道人監督コメント
野田さんが「うるうびと」のMVを僕に撮ってほしいと言っていただいたとき、本当に嬉しかったです。映画で描くことが出来なかった部分がある とは思っていませんが、この曲のように茉莉を思い続けている和人の生活は、スピンオフとしてふさわしいと思いました。 スタッフは映画と同じチームで構成し、野田さんの演奏シーンは、16mmフィルムで撮影しました。フィルムの持つ、色褪せない表現が、野田さんの歌う「うるうびと」とシンクロすると思ったからです。坂口君演じる和人が歩いた道は、映画の中で出てきた場所で撮影をしています。 夕焼けが見える坂や、花火を見た橋、和人の部屋など映画に登場するシーンとのシンクロする部分を意識しました。撮影から半年以上経ってからの和人の部屋の復元は、美術監督の宮守さんの素晴らしい技が光っています。 野田さんには、海や山や三島や、和人のマンション。沢山の茉莉と和人の思い出の場所を巡っていただきました。その中でも、原作の小坂流加さんのお墓参りに行きたいと言ってくださったり、作品だけではなく、その全てへのリスペクトを忘れない姿勢に感 銘を受けました。 映画を一度見てくれた方が、このMVを見て、もう一度映画を観たいと思ってくだされば嬉しいなと思います。それとは真逆に、映画を観て いない人でも、坂口君演じる一人の青年が前を向いて生きている物語として見てもらえたら嬉しいです。
野田洋次郎さんコメント
今回「うるうびと」の MV を撮影するという話になり、「どうしても藤井監督に撮影してもらいたい」と僕からわがままを言わせてもらいました。「余命 10 年」とこの楽曲の2年間に及ぶ物語を違う監督の映像で結ぶのはどうも違う気がしてしまったのです。 撮影では坂口君に映画本編後のストーリーというテーマで参加してもらい、撮影も実際の映画スタッフ陣が集結してくれました。僕まで映画の中を生きさせてもらっているようで、不思議な高揚がありました。和人が住んでいるマンションの屋上、そして実際の部屋に行かせてもらった時はこの映画ファンとして興奮してたくさん写真を撮ってしまいました。和人の部屋でのシーンはお気に入りがたくさんあるのです。 撮影日直前に監督から三島での撮影を追加したいと言われ、原作者である小坂さんの地元に行ける機会にも恵まれました。撮影の合間 お墓をお参りし、ご家族の皆様にもご挨拶できたのが本当に嬉しかったです。
僕自身、きっとこの先何度もこの MV を見返してその度に映画「余命 10 年」を、茉莉と和人を、そして小坂さんを思い出すと思います。そ して力を分けてもらいながらまた日々を進んでいけたらと思っています。ご覧くださるあなたの日々にも、寄り添う作品となったら幸いです。
解禁となったミュージックビデオを見てより一層『余命 10 年』の世界に浸ってみてはいかがだろうか。
原作:小坂流加「余命 10 年」(文芸社文庫 NEO 刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和 渡邉真子
出演:小松菜奈、坂口健太郎
山田裕貴、奈緒、井口理 / 黒木華
田中哲司、原日出子、リリー・フランキー / 松重豊
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)
【配給】ワーナー・ブラザース映画
©2022 映画「余命 10 年」製作委員会 【原作書影クレジット】文芸社文庫 NEO 刊
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