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映画『とんび』阿部寛が息子の悲しみを呑み込む 感涙必至シーンの本編映像が解禁

【ニュース】
父・阿部寛が愛する妻の死を受け入れ、 息子と共に生きてゆく決心をする、感涙必至の名シーンが解禁となった。
幼い頃に母を亡くし、父・ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一 つで懸命に育てられ、大きな愛情を受けたアキラ(北村匠海)。そのヤ スとアキラが、母の死という悲しみを受け入れ、前を向いて進もうとする感涙必至の名シーンが解禁された。





アキラが 3 歳になったある日、妻・美佐子(麻生久美子)は事故で帰らぬ人となってしまう。突然の二人きりの暮らしとなったヤスとアキラだったが、幼馴染の照雲(安田顕)とその妻・幸恵(大島優子)、そしてヤスの姉のような存在であった小料理屋の女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らが、アキラを息子のように可愛がり、アキラを、そしてヤスを全力で支えてくれていた。だが、未だ悲しみが癒えないヤスは、ある夜、照雲の父である海雲(麿赤兒)に、「わしみたいなもんは生まれてこんかったらよかったんじゃ」と、ぶつけようのない悲しみを吐露する。それを聞いた海雲は、雪の降る瀬戸内の夜の海へ、 ヤスとアキラ、そして照雲を連れてきた。

寒さが沁みる中、アキラにかけていた毛布を取らせると、「アキラ、お父さんにもっとしっかり抱いてもらえ。顔と腹 は温いだろう。それでも背中は寒い。お母ちゃんがおったら背中を抱いてくれた」と、その寒さを背負うことが、母親を亡くしたアキラの運命だと諭す。さらに照雲と共にその背中に手を当て、自分たちのように、母の代わりに愛してくれ る人が大勢いることを優しく伝えた。そしてヤスには、「海は、なんぼ雪が降っても、知らん顔して黙って呑み込んどるわ。アキラに悲しみを降らすな。ヤス、お前は海になれ。お前は海にならんといけん」と、愛のある言葉で励ます。ヤス は、その言葉を、悲しみと決意に満ちた涙を流しながら、必死に受け入れた。

「とんび」の原作ファンや、過去に 2 度映像化されたドラマファンからも、人気の高いこのシーン。このようにしてヤスとアキラは、最愛の人の死を受け入れ、多くの人に支えられながら、前を向いて生きてゆくのである。不器用ながらも懸命に生きていく二人の親子には、どのような未来が待っているのか。是非、映画『とんび』で確かめて頂きたい。


阿部 寛
北村匠海 杏 安田顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生 井之脇海 田辺桃子 田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上淳
麿赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子
原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:港 岳彦 音楽:村松崇継 
主題歌:ゆず「風信子」
配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント ©2022 『とんび』 製作委員会
4月8日(金)全国公開


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