FC2ブログ

記事一覧

映画『カモン  カモン』ホアキン・フェニックスが対話で甥っ子と絆深める本編映像を解禁



【ニュース】
対話で甥っ子と絆深めるホアキン・フェニックスの優しい表情に注目!!
解禁となった本編映像は、ニューヨークのピザ屋でのジョニーとジェシーの会話シーンより。普段は、アメリカ中の子供たちをインタビューしてまわるジョニーだが、今回は立場逆転でジェシーからの質問を受ける側に。





ジェシーは「なぜママを兄妹っぽくしないの?」「なぜ独りぼっちなの?」とストレートに問いを投げかける。ジョニーはおどけて、「誰が気にする?答え は薄っぺら」とはぐらかすが、なおも、ジェシーは真面目な顔で「パパが病気でママに別れろと?そう言ったの?」と尋ねる。ここでジョニーは、言葉に詰まりながらも、今までとは違って真剣な表情でジェシーと向き合い、「人は自分の行動を完璧に理解しないこともある。でもママや パパを傷つけようとは思わない。君のことも。すべてがうまくいくように望んでいた」と説明する。納得いかない様子のジェシーは、「ぺらぺら。ぺらっぺら」と、先ほどのジョニーの言葉を真似る。最後はジョニーも「そうかもしれないな。ぺらっぺら」と認め、ピザ屋を後にした 2 人。ジェシーが手を差し出すと、ジョニーは手を握り返し、2 人は歩き始めるのだった。


 


マイク・ミルズ監督とホアキン・フェニックスが本作に込めたメッセージ「たとえ親でなくても、僕たち大人が、子供の未来に対して責任がある」何かとぶつかり合う 2 人が対話によって、ぐっと距離を縮めるこのシーンは、本作のテーマを象徴する場面でもある。ミルズ監督は「ジ ョニーが気づくのは、聞くことが“親”になる最短の道だということだ。ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくものだよ。僕が観る人に示したいのは、周りの人たちに好奇心を持つこと、そして周りの人たちを理解することの大切さだ」と語る。


一方で、甥っ子に振り回されながらも、歩み寄ることを止めない心優しい伯父を演じたフェニックスは、本作に込められたメッセージについて「この映画には、たとえ親でなくても、子供に残す世界や取るべき行動について、僕たち大人が、子供の未来に対して責任があるということを描いている。また、子供を守ることを通して、人間としてより好奇心を持ち、オープンになることができるという考えも非常に興味深く感じるよ」と話す。
子供との向き合い方を教えてくれる本作。ミルズ監督とフェニックスが込めたメッセージをぜひ映画館で受け取ってほしい。






監督・脚本:マイク・ミルズ 『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』
出演:ホアキン・フェニックス、ウディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト 音楽:アーロン・デスナー、ブライス・デスナー(ザ・ナショナル)
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2021 年/アメリカ/108 分/ビスタ/5.1ch/モノクロ/原題:C’MON C’MON/日本語字幕:松浦美奈 
© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved. 
http://happinet-phantom.com/cmoncmon/
絶賛公開中
関連記事

プロフィール

moviecore

Author:moviecore
Webメディア:ムービーコアは映画を中心に繋がる、アニメ・お笑い・音楽・ファッション・スポーツとエンターテイメントなイベントをリポート!ニュースも掲載しております。イベント取材・試写会・ニュース掲載は こちら moviecore2@gmail.com 編集部にご連絡ください。

最新記事

カテゴリ