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映画『HE-LOW THE FINAL』初日舞台あいさつにまるで同窓会!特撮ヒーローたちが大集合!!


【イベント】
監督を務めた⾼野⼋誠が⾃分の本当に作りたいものをテーマに、繋がりがあるキャスト・スタッフの協⼒のもと作りあげた特撮映画作品シリーズ第三作⽬にして完結編、『HE-LOW THE FINAL/ヒーロゥ ザ・ファイナル』がついに 5月27日公開初日を迎え、同日、監督・キャスト総勢14名が登壇した公開初日舞台あいさつが、東京・テアトル新宿にて実施され、監督の⾼野⼋誠、シリーズメインキャストの吉岡毅志、須賀貴匡、青柳尊哉をはじめ、上遠野太洸、根岸拓哉、宇治清高、及川奈央、鈴木勝吾、塩谷瞬、杉浦太陽、佐藤寛之、矢尾一樹、スーパーバイザーの鈴村展弘ら 14 名が登壇した。




監督の高野は開口一番「この世の中に出してはいけない映画がついに世間に放たれて安心しております(笑)」、この舞台あいさつがはじまるギリギリまで須賀、青柳が飲みに行っていたといい『自由だよね』と暴露。「こういうメンバーで作った作品なので見てください。」とあいさつ。

スライダー仮面龍騎士、本岡博役の須賀は「皆さんが作品を観ている間に我々は(青柳と)一杯引っ掛けてました。なぜかと言いますとこれをついに公開してしまったんだなと。心が痛みまして…笑 でも皆さんに見ていただけるということと、見ていただきたくなかったなという気持ちが同居してる感じがありますね。」と複雑な心境のため飲みに行っていたと明かす。
ゴゴレッド、赤城修介役を演じた青柳は「ヒーロゥ ザ・ファイナルにしてロードショーをすると、まさかテアトル新宿さんで上映されるとは思ってなかったです。テアトルさんありがとうございます。」と感謝を伝えた。

ウルト・ロマン、高海智役を演じた吉岡は「今回主演を務めさせて頂きました。トム・クルーズです!」とのあいさつに客席から苦笑いの反応。すると吉岡は、「すべる、私の大好きな言葉です。」と、『シン・ウルトラマン』のトレンドとなっている台詞を引用し、今度は客席から笑いと大きな拍手で会場は包まれ吉岡もニッコリ。


スーパーバイザーとらして参加した鈴村は「スーパーバイザーと言いつつ小道具の修理とかやらされてましたけど、この作品は世に出していいのか…ファイナルなので許してもらいつつ、これだけ豪華なキャストが揃い集大成かなと思います。」と、客席から大きな拍手をもらった。

根岸は「こう言ったら失礼になるかもしれないですが、よくわからないままお話をいただいて、撮影に入って終わって、今日見させてもらったけど、よくわからなかったです。」、杉浦は「とんでもない映画に参加してしまいました。ウルトラの先輩の八誠くんの『出て!』のひと言で参加。もう特撮祭りで普段会えてないみんなと会えて嬉しかったです。ただ台本に台詞が数行しか書いてなくて、八誠くんに『自由にやって』と言われ、98パーセントぐらい(台詞)アドリブでした。そのために江ノ島のえぼし岩まで行ったりして撮っていて、よくやるなと、八誠くんの世界観が素晴らしいなと思いました。」と、撮影では驚くことが多かったようだ。

続いて上遠野は「いろいろなシーンを撮影する中で、『何の役やってるんだろう』と思いながら段々とよくわからないことになっていって。そんな空気感を楽しみつつ皆んなと楽しい現場でした。あと、及川奈央さんがすごく綺麗でした!」、そんな及川は「鈴村さんからお話をいただき、特撮のお祭り映画と聞いて楽しみに参加したら40歳の夏にあざだらけで挑ませてもらいました。スーツアクターさんの顔を腕でがっしり掴んだりして腕も真っ青であざだらけで、これぞ特撮だと思いながら痛みも味わいながら楽しい夏になりました。いままで悪役をやってきてこんなに楽しいなとお祭りだなと、悪役に徹しようと思ってたんですけど、いかに楽しむかと考えながらお芝居をしたつもりなんですけど、今日、映画を見て私もよくわからなかったです笑。」と、撮影を振り返りいまの心境を明かしていた。


塩谷は「八誠くん読んでいただいてありがとうございます。このメンバーで集まるのってすごく楽しくて、デビューして20年ぐらい経って当時の仲間と集まって、このお祭りみたいな映画ができたことを嬉しく思っております。」と撮影時を振り返った。

矢尾は「この映画、よくわからないというのがテーマらしいが完成披露で観ましたが、、、よくわかりません! 公開してる間に足を運んでわかるまで観たいと思います。皆さんも一緒に観ましょう!」と呼びかけた。矢尾と初共演だった鈴木も「よくわからないというのが同じ感想になってしまうんですけど、撮影では親方(矢尾)と一切会話にしないでくださいと演出されて、初共演ながらどうしましょうという空気の中で大先輩方と撮影を楽しませてもらいました。」と回顧していた。


また撮影を振り返り、高野は「とにかく楽しい現場で自分が一番楽しんでいた」といい「豪華なキャスト陣を誘っておいてあまり説明しないという大変失礼なことをしながら戸惑っている皆さんを見ながらニヤニヤして撮影してたのを覚えてます(笑)」と述懐。
そんな高野監督について吉岡は「乗馬のシーンで落馬したんですよ。そしたら八っちゃんが笑ってて『なんでカメラの中でコケないんだよ!』とか言ってて大変でした。」、吉岡の落馬を目の当たりした須賀は「落馬した後だったので馬に乗りたくないな恐怖とナーバスな気持ちに…。」、吉岡から「それであの満面の笑みができるんですか?」と問われた須賀、「『やっぱプロなんで』、、、でも心の中では震えてました」と明かしていた。

宇治は「僕と根岸と某ウルトラマンをやると僕は黙ってたりしてることが多いんですけど、この映画では監督が僕に台詞を多くくれて本番まで台詞覚えられるか心配だったんですけど、今日映画を観てできてたので安心しました。」、根岸は「よくわからなかったんですけど高野監督から『ねぎちゃんフレームに入らないでくれ』ってダメ出しがあって入るとNGなんですよ。普通逆じゃないですか、入っていいんですよね?よくわからなかったです。」と、キャストの中でも高身長のため高野監督が笑いのためなのか 2シーンほど顔が映っていないところがあると話していた。

さらに塩谷からは「台本に『よくわからないものを食べている』というよくわからないト書きがあったんです。現場に行ったら、ピンクのドロドロしたものがあって、なんの味もしなくて。甘くもなくて、よく分からないものを食べてるなとリアルに思いました。そこまで演出していたのかなと」と振り返ったところ、塩谷が食べたものは、「メロンパンの皮をはいで、着色料をいっぱいかけたやつ」と高野監督が説明。すると塩谷は「商品化しましょう!」と提案する場面もあった。

また杉浦からは「須賀っちと同期なんで話せたことですかね。当時、『ウルトラマンコスモス』をやっている時に熊本のウルトラマンランドがあって、そこでイベントしてて、その隣には三井グリーンランドがあって、ウルトラマンのイベントに5,000人ぐらい集まって凄いとなってる中、グリーンランドの(仮面ライダー龍騎)イベントには3万人集まってるよみたいな思い出もあったので、同期なのに中々話す機会がなかったメンバーと話す機会があってすごく嬉しかったですね。まるで同窓会みたい。ありがとうございます。」と、この映画に参加したことで機会をもらえたと高野監督に感謝を伝えていた。

最後に高野から「ファイナルで、豪華メンバーでお祭りができて、たくさん上映会で上映してもらえて、ちょとずつだけど夢のある作品です。子供が巣立っていくような、すごく思い入れができたというか。1から携わってくださった方を含めてありがとうございます。」と喜びと感謝を伝え舞台あいさつを締めくくった。
(写真・記事 オオタ・マコト)











【STORY】
巨大ヒーローのウルト・ロマンに変身する高海智は巨大怪獣との激闘を繰り広げていたが何故か途中で巨大化が溶けてしまう。「なぜ巨大化できないんだ・・・」悩む高海を尻目にゴゴファイター赤城修介は動画配信者として成功しすっかり有頂天、ギャンブル狂いのスライダー仮面本岡は何故か姿を消してしまう。新たに地球を侵略しようと企てる星人が出現する中、高海は巨大化できるようになるのか?赤城は正義の心を取り戻すことができるのか?本岡は何をしているのか?彼らはまたヒーローとしての輝きを取り戻せるのか?


キャスト
吉岡毅志 須賀貴匡 ⻘柳尊哉
上遠野太洸 根岸拓哉 宇治清⾼ 及川奈央 鈴木勝吾 塩⾕瞬 杉浦太陽 賀集利樹
佐藤寛之 ⻑澤奈央 城⼾裕次 渋江譲⼆ ⾼岩成⼆ 若松俊秀 ⽮尾⼀樹
【友情出演】萩野崇 松⽥悟志 関智⼀/亀石侑里 小野さゆり 小山未結 宇野翔真 桜田航成
監督:高野八誠
スーパーバイザー:鈴村展弘
脚本:田口恵
ゼネラルプロデューサー:津田裕加里 
ラインプロデューサー:貴峰康之 
音楽:阪倉聡一
アクション監督︓⼩池達朗 撮影︓上⾚寿⼀ 照明︓奥村誠 録⾳︓佐藤公章 操演︓船越幹雄
ミニチュア︓株式会社特撮研究所 VFX︓⼩林真吾 デザイン:丸山浩 
題字︓⾬宮慶太 
制作・著作:8 STAR FILM
配給:株式会社エレファントハウス
中ヒット公開中


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