古谷徹、古川登志夫、オリジナルキャストの二人が揃って登壇に胸アツ!!『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』舞台あいさつ
- 2022/06/05
- 16:30

【イベント】
6月3日に公開を迎えた安彦良和監督作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』。5日、キャスト登壇の舞台あいさつが都内劇場にて実施され、本作の主人公アムロ・レイ役の古谷徹と、アムロ、物語の最重要キャラクター、ククルス・ドアン役の武内駿輔をはじめ、ホワイトベース組のガンキャノンのパイロット、カイ・シデン役・古川登志夫、コア・ブースターのパイロット、セイラ・マス役・潘めぐみ。ドアンと共に生活を送る少年、マルコス役・内田雄馬、カーラ役の廣原ふうと監督の安彦良和が登壇。さらに本作の主題歌『Ubugoe』を歌う森口博子も駆けつけ、プレミアム感ある顔ぶれが揃った。
公開から 3日が経ち、興収も順調に伸ばし大ヒット確実との報告を受け、壇上に立った古谷は「僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しいことはない! 15歳のアムロがスクリーンに帰ってきました! 」とアムロの名台詞であいさつ。武内は「ようやく皆様にお届けすることができて本当にもう嬉しい気持ちでいっぱいです。」と目を輝かせていた。
古川は「『セイラさんは気休めがお上手でね。へへへ』43年にわたって問題山積みのホワイトベースクルーの 1人。軟弱者のカイを演じてまいりました」と、あいさつでカイの変わらぬ笑い声を披露し盛り上げる。
潘は「セイラ・マス役というのは、いつまでも身が引き締まる思いですね。本日はガンダムにゆかりのある母の方からスカーフを借りて力を借りてまいりました。」と、ファーストガンダムにてララァ・スンを演じた母親・潘恵子から借りたというスカーフに手を当てていた。また本作の公開日、6月3日は、潘めぐみの誕生日でもあり、嬉しそうにあいさつしていた。
内田は「皆さん朝早くからありがとうございます。」、廣原は「無事に公開、そして本日の舞台あいさつを迎えられて嬉しく思っております。」と声優デビューとなった本作の公開を喜んだ。
また、本作の主題歌『Ubugoe』を担当した森口は「朝7時台から並んでらっしゃるお客様もいらっしゃるとお話を伺ってもその時点で胸がギュッときております。素晴らしい作品の主題歌を担当させていただいて本当に幸せです。」と、あいさつではそれぞれから喜びの声が溢れていた。
壇上のバックパネルには本作へのいろいろな感想が書いてあり、それらを見た古谷は、「嬉しいですね。『いっぱい泣いた最高』なんて言葉をいただけるなんて、心が温かくなりますね。」、武内は「『初めてのガンダム』という方のコメントもありましたが、今までガンダムを知らない方にもガンダムに触れていただく良い機会になればいいなと思っています。」と喜びのコメントを寄せた。
さらに「ドアンがめちゃくちゃかっこよかった、何度もドアンを応援した」という声に武内は「ドアンという男は強いんですけど、自分自身に限界を感じていて、それでも諦めずに目の前で起きていることをなんとかしたいと、その取り組みの姿勢が少年アムロの心を柔らかくしているなと思います。」とドアンについて語る。
また、カイについて「スクリーンでカイの声を聴けるとはそれだけで幸せ、アムロとカイの声が若い、変わらない声優さんの凄さが伝わってきた」との声に古川は「嬉しいですね、徹ちゃんと二人でこうして登壇していることも嬉しくて胸が 詰まりました。」と、心境を綴った。
ファンから「お帰りホワイトベースという気持ちで観た、TV アニメよりも温かみのあるホワイトベースのクルーだった」との声に潘は「おかえりなさいと言っていただけるのは有り難いことだなと思います。ホワイトベースのクルーとしてのセイラは初めての参加だったので、本当に光栄なことだなと思いました。長く愛してくださっている皆様にも、本作が帰れる場所になってくれたらいいなと思います。初めてガンダムを見る方にはようこそと言いたいです」と、感謝を吐露した。
公開から 3日間で劇場の来場者数 15万人突破したという情報が入り 興行収入はおよそ 3億円に達しているという。「そういう数字は全然ピンと来ない。」と語る安彦監督は「スタッフ、声優の皆さんのすごさ、プロ根性というのも見させていただきました。本当に良い仕事をさせていただいてありがとうございます。」と感謝を述べた。
さらに安彦監督は、舞台あいさつ前に本作を上映途中から鑑賞したといい、どうしても気になってしまうとところがと明かし、「爆発の作画をエフェクト監督の桝田さんが一生懸命やってくれていたんですが、僕も手伝っているんですよ。その自分が手伝ったところが NG だったんですねぇ。桝田さんには悪いことをしたなと思います。」と語り、「納期を守るために目を瞑ったカットがあって、そこも NG だったんですよね。それでも良かったと思っていただけて、嬉しいと思いました。」と、思わぬエピソードも飛び出し、反省を口にした安彦監督だった。
最後に古谷は「ええ、そうですね。映画を観た皆さんからの声を聞くと、テーマがしっかりと打ち出されていて、本当に素敵な作品になりました。その主人公の アムロの声を演じさせてもらって、僕は本当に今感無量でいます。もう日本だけでなく世界中から注目されている『ククルス・ドアンの島』なんですけども、やっぱりこれを たくさんの皆さんに届けたい、たくさんの皆さんに観てもらいたいと、今、心から思っています。」と、呼びかけた。
さらに「忘れてましたけど、偶然なんですけど、今日僕と古川さんそして潘ちゃん、それぞれなんと、連邦軍の衣装のカラーになってるんですよね。これたまたま偶然なんですよ。やっぱりそれぞれのやっぱり役に対する思いっていうのがこうやって出るんだろうなって思うんですけど、多分また こんなふうにですね、 ファーストガンダムの他のエピソードもアニメ化されて、こうやって一緒に舞台に立ちたいなって本当に思います。」と、思い願いを口にし舞台あいさつを締めくくった。
(写真・記事 太田誠)
アムロ・レイ:古谷徹/ククルス・ドアン:武内駿輔/ブライト・ノア:成田剣/カイ・シデン:古川登志夫/セイラ・マス:潘めぐみ/ハヤト・コ バヤシ:中西英樹/スレッガー・ロウ:池添朋文/ミライ・ヤシマ:新井里美/フラウ・ボゥ:福圓美里/エグバ・アトラー:宮内敦士/ウォルド・ レン:上田燿司/ユン・サンホ:遊佐浩二/セルマ・リーベンス:伊藤静/ダナン・ラシカ:林勇/マルコス:内田雄馬/カーラ:廣原ふう
企画・制作:サンライズ /原作:矢立 肇 富野 由悠季 /監督:安彦 良和 /副監督:イム ガヒ/脚本 : 根元 歳三 /キャラクターデザイン:安彦 良和 田村 篤 ことぶきつかさ/メカニカルデザイン:大河原 邦男 カトキハジメ 山根 公利 /総作画監督 : 田村 篤/美術監督:金子 雄司/色彩設 計:安部 なぎさ/撮影監督:葛山 剛士 飯島 亮/3D 演出:森田 修平/3D ディレクター:安部 保仁/編集:新居 和弘 /音響監督:藤野 貞義/音 楽:服部 隆之/製作:バンダイナムコフィルムワークス/主題歌:森口博子「Ubugoe」(キングレコード)
大ヒット上映中
- 関連記事
-
-
映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』ジャングルポケットと一緒に踊ろう!「アンパンマンたいそう」を踊るスペシャルダンス映像解禁 2022/06/08
-
『ONE PIECE FILM RED』全世界催促上映! 7月22日ワールドプレミアin日本武道館、開催!! 2022/06/06
-
古谷徹、古川登志夫、オリジナルキャストの二人が揃って登壇に胸アツ!!『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』舞台あいさつ 2022/06/05
-
森口博子、想い溢れ感涙!!『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』舞台あいさつ 2022/06/05
-
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ピッコロがパンの幼稚園のお迎えに!? 特別映像 第2弾解禁!! 2022/06/03
-