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原題『OLGA』の邦題が『オルガの翼』に決定し、渋谷ユーロスペースで9月上旬公開決定!併せて日本版ビジュアル、場面写真を解禁

【ニュース】
わたしは跳ぶ、この痛みを刻みつけて。
生きるため、故郷ウクライナを去った 15 歳のオルガ。彼女が切り拓く運命とは――。 
ロシアがウクライナ侵攻を開始する 9 年前、2013 年、ユーロマイダン革命直前のキー ウ。欧州選手権出場を目指しトレーニングに励む 15 歳の体操選手オルガは、ヤヌコーヴィチ大統領の汚職を追及するジャーナリストの母と共に何者かに命を狙われる。身の安全のためウクライナを離れたオルガは、父の故郷スイスのナショナル・チームに。



SNS を通じ、変わり果てた街や家族・友人が傷つく姿を遠くから見るしかないオルガ。しかし彼女も欧州選手権出場のため、ウクライナの市民権を手放さなければならず―。 政情が刻々と変化しオルガの心は大きく揺れる。夢を持って祖国を離れた 15 歳の少女は、この苦境をどう切り抜けるのか。
マイダン・デモ参加者が現地で撮影した映像の緊張感。プロのアスリートの鍛え上げられた肉体が生み出す迫力と躍動感。その場に居合わせたかのような圧倒的な映像体験! マイダン革命の映像は、全て実際にデモ参加者がスマートフォンで撮影した映像を使用。主人公オルガを演じるアナスタシア・ブジャシキナは 2001 年ルハンシク生まれ、欧州選手権出場歴のある本物のアスリート。彼女のほか、トップを目指す少女たちを国際 大会出場レベルのプロのアスリートたちが演じている。



体操シーンの撮影は練習のペ ースに合わせて行われ、ドキュメンタリーかと見紛うほどだ。少女たちの呼吸、情熱、目 線、ためらい、ミスなど、競技の合間の繊細な表情も見事にすくい取っている。


1994 年生まれ、スイス出身の新たな才能エリ・グラップは、初長編監督作にしてカンヌ国際映画祭 SACD 賞受賞の快挙!今後、活躍が期待される若手監督である。 2015 年、マイダン革命を経験したウクライナのバイオ リン奏者による実話に深く心を動かされたグラップ監督は、2016 年に脚本執筆をスタートさせ、5 年の年月をかけて本作を完成させた。アメリカのエンタメ業界紙 Variety は「個人の野心と祖国への愛着。その狭間でもがく少女の葛藤を、見事に描いている。」と絶賛し、同 じく SCREEN DAILY は「強烈な存在感。隅々まで主演アナスタシアのパワーに満ちている。」と現役アスリートである主演俳優に賛辞を送っている。

ユーロマイダン革命とは?
ウクライナで起きた市民運動。2013 年 11 月に首都キーウにある独立広場に市民が集まり出したことをきっかけに、2014 年 2 月に親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領の追放へとつながった。


解禁された日本版ビジュアルには、赤いレオタードを纏う主人公オルガが体操演技を終え力強く着地した瞬間が映し出されている。下部には、ウクライナ国旗を掲げた人々のデモの様子や、銃を抱えた兵士の写真が配置され、オルガを待ち受ける運命がうかがい知れる。「わたしは跳ぶ、この痛みを刻み付けて。」のコピーには彼女自身の身体と心の痛み、家族や友人たちの痛みを抱えて、生きていく覚悟が表現されている。

 

【ストーリー】
2013 年、ユーロマイダン革命直前のキーウ。欧州選手権出場を目指しトレーニングに励む 15 歳の体操選手オルガは、ヤヌコーヴィチ大統領の汚職を追及するジャーナリストの母と共に何者かに命を狙われる。身の安全のためウクライナを離れたオルガは、父の故郷 スイスのナショナル・チームに。SNS を通じ、変わり果てた街や家族・友人が傷つく姿を遠くから見るしかないオルガ。しかし彼女も欧州選手権出場のため、ウクライナの市民権を手放さなければならず―。政情が刻々と変化しオルガの心は大きく揺れる。彼女が最後に下した決断とは―。



監督:エリ・グラップ
出演:アナスタシア・ブジャシキナ/サブリナ・ルフツォワ
2021 年/フランス=スイス=ウクライナ/ウクライナ語・ロシア語・仏語・独語・伊語・英語/カラー/90 分 日本版字幕:額賀深雪 字幕監修:梶山祐治
提供:パンドラ+キングレコード 
配給:パンドラ
(C) 2021 POINT PROD - CINÉMA DEFACTO
2022 年9月上旬、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

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