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映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より、ブリランテ・メンドーサ、尚玄の製作現場に密着した特別映像を解禁

【ニュース】
沖縄からフィリピンへ、8年の歳月(映画の完成まで)を費やした感動作の“はじまり”とは!? 名匠ブリランテ・メンドーサの演出術&主演・尚玄のメイキング風景満載の特別映像を解禁!!
待望の全国公開を迎え、主演・尚玄が各地を回る舞台挨拶ツアーは全回満席、ヤング層から大人の観客ま で幅広い観客を集めて話題を呼んでいる『義足のボクサー GENSAN PUNCH』。ボクシングを通して、夢に向かってひたむきにトレーニングする青年の姿は静かな熱狂と感動を呼び起こしている。





今回、大ヒットを記念し、メンドーサ監督と尚玄の製作現場に密着したスペシャル・メイキング映像が解禁された。映像は物語の舞台となるジェンサン地区のジムに到着した尚生(尚玄)の微笑みから始まり、メンドーサ監督が語り始める。「尚玄とタカ(プロデューサー・山下貴裕)にはカンヌで出会いましたが、私は 2016 年の『ローサは密告された』のためそこに行っていました。そこで彼らは自己紹介し、私たちと将来一緒に仕事をしたいと言ってくれたので私は“もちろんさ”と答えました」と “映画のはじまり”を振り返る。「私は日本、特に沖縄の文化はよく知らない」と伝えた。「物語はボクサーについてでしたが、当時の私 はスポーツものの映画を撮ったことがありません。ですからこれが初めてのスポーツ映画です。全く異なるジャンルなのでとてもワクワクしました」と、社会派監督にとって新たなチャレンジになった。

脚本家のホニー・アリピオが続ける。「社会問題を扱うスポーツ映画をどう やってつくればいいのか。キャラクターが困難に直面し、それを乗り越えていくというストーリーが予想できました。ですがこの映画は、障がいを抱えた日本人ボクサーの実話がもとになっている。彼は自国でライセンスを取得することができません。だから夢を追うためにジェネラル・サントスに行きました」と解説する。

その言葉に重なる映像では、ボクシングジムでプロボクサーたちと激しいトレーニングを続ける尚玄の姿が印象的に紹介されていく。 ホニーの書いた物語と日本人ボクサー(土山直純)のファクトシートを受け取った編集&コンサルタントのアーマンド・ラオは、「脚本を読み、初期編集の本編を視聴したとき、障がい単体に焦点を当てないようにしようと決めました。そこには“差別”というもっと深い問題 があったからです」と、単に“義足”にフォーカスするのではなく、主人公の奮闘を通して更に大きなテーマを見据えた。「素晴らしいボクサーであるのに、障がいがあるからプロとして戦うことを認めてくれない」現実への挑戦を描くことを提案したのだ。

「このようにしてストーリー、映画製作、そして私たちの共同作品はスタートしました」というメンドーサ監督は、「もちろん私たちのメンターであるアーマンド・ラオの助言があったからこそ、編集においてさえも最後まで成し遂げることができたのです」と、コンサルタント のアーマンド・ラオへの感謝の言葉で締めくくっている。


監督:ブリランテ・メンドーサ 
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード 
出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩
2021/ビスタ/5.1ch/110 分/原題:GENSAN PUNCH ©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会
大ヒット上映中

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