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映画『アフター・ヤン』劇中「グライド」登場の本編映像、AIロボット・ヤンのバンドTシャツ姿の場面写真を解禁!小林武史から応援コメントも

【ニュース】
本作の監督・脚本は前作『コロンバス』が世界中で話題となった映像作家コゴナダ。小津安二郎監督の信奉者としても知られるコゴナダ監督は、気鋭のスタジオ A24 とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼らない、唯一無二の未来的な世界観を構築した。さらにオリジナル・テーマ曲を敬愛する坂本龍一に依頼し、音楽は Aska Matsumiya が美しいアレンジを手掛けた。さらに本作ではフィーチャリング・ソングとして 2001 年 10 月 6 日岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」が Mitski 歌唱による新バージョンでスクリーンに帰ってくる。

「あの曲を甦らせることが僕の夢だった」—— カルト的人気を誇る青春映画『リリイ・シュシュのすべて』挿入歌「グライド」、再び劇場で甦る!




解禁となった本編映像は、ジェイク(コリン・ファレル)が故障して動かなくなってしまった AI ロボット・ヤン(ジャスティ ン・H・ミン)の体内に“メモリバンク”という記憶装置が組み込まれていることを発見し、その映像を再生するところから始まる。ジェイクら家族の誰もが知らなかったヤンの一面を覗き見る、ミステリアスなシーンだ。


映像内には、ちょうど 21 年前の 2001 年 10 月 6 日劇場公開の岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』に登場する架空のバンド<Lily Chou-Chou>のロゴがプリントされた T シャツを着用したヤンの姿と、物語の鍵を握る素性不明の若い女性(ヘイリー・ルー・リチャードソン)が映る。『アフター・ヤン』のフィーチャリング・ソング「グライド」が演奏されるライブ会場で、心地よく音楽に乗って いる様子だ。この映像が示すヤンの記憶とは果たして...?また、ヤンの記憶を辿る映像が、 小宇宙を旅しているような美しさで仕上がっているのも注目のひとつ。現代の科学技術が進 歩した先にありそうな世界観は、近未来の設定の本作ならではの映像といえる。

また、コゴナダ監督は「あの曲を甦らせることが僕の夢だった」と『リリイ・シュシュのすべて』の挿入歌「グライド」を本作に使用することに対してコメント。続けて、「映画自体は、いじめに遭っていた 10 代の少年の物語を描いたものでした。少年は神秘的ともいえ る歌手に癒しを見出し、彼女に夢中になります。それはともかく、あの歌がずっと僕の心の 中にあったんです」とかねてより強く惹かれていたことを教えてくれた。さらに、『リリイ・シュシュのすべて』で「グライド」のプロ デュースを担当した小林武史より、『アフター・ヤン』の日本公開に向けた応援コメントが到着。


小林武史(音楽家)
AI にまつわるストーリーの最後に、アレンジされた音も歌もオリジナルより生命力を強く感じさせる「グライド」が流れます。
SF 的でありながらシンプルな心地よさが溢れる映画です。僕的には、20 年以上前に作った曲と映画が与えてくれる未来のイメージ、 つまり過去と未来はシンプルにもつながり得るというような、心地良さでもありました。



監督・脚本・編集:コゴナダ
原作:アレクサンダー・ワインスタイン「Saying Goodbye to Yang」(短編小説集「Children of the New World」所収) 撮影監督:ベンジャミン・ローブ 美術デザイン:アレクサンドラ・シャラー 衣装デザイン:アージュン・バーシン
音楽:Aska Matsumiya オリジナル・テーマ:坂本龍一 フィーチャリング・ソング:「グライド」Performed by Mitski, Written by 小林武史 
出演:コリン・ファレル、ジョディ・ターナー=スミス、ジャスティン・H・ミン、マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ、ヘイリー・ルー・リ チャードソン
2021年|アメリカ|英語|カラー|ビスタサイズ|5.1ch|96分|原題:After Yang|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫:G一般 
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ 
© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved.
10 月 21 日(金) TOHO シネマズ シャンテほか ロードショー

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