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『僕愛』の主題歌・挿入歌の須田景凪、『君愛』主題歌・挿入歌のSaucy Dogのスペシャルインタビューを公開

【ニュース】
須田景凪とSaucy Dog。互いの楽曲をベタ褒め!! さらにBitterな大人の恋愛の『僕愛』、Sweetで一途な恋愛の『君愛』について語る!!
解禁されたのは、『僕愛』主題歌・挿入歌を担当した須田景凪、『君愛』主題歌・ 挿入歌を担当したSaucy Dogのスペシャルインタビューだ。

観る順番で結末が変わる本作について須田は、「『君愛』『僕愛』の順番で観ました。僕 自身、僕とは違う順番『僕愛』から観た人の感想が気になりますが、この順番で観て感じたことを大事にしたいと思っています。」と語った。さらに好きなシーンについて聞かれると「ネ タバレになるので紹介がすごく難しいのですが(笑)。」と前置きしつつ、「『僕愛』で暦が幸せの価値観について語るシーンが大好きです。あのセリフだけで一気にすべてが回収されたような気分になりました。あと、『君愛』で幽霊になった栞と暦の時間軸のギャップが 印象的ですごく切なさを感じるシーンでした。」と2作の魅力を語った。


『僕が愛したすべての君へ』

併せて、須田が『僕愛』の好きなシーンとして挙げた、暦が和音に幸せの価値観について話す本編映像を公開!!
「世界に100の君がいて、100の僕がいたとして、その100の僕は、きっと100の君を愛してる」と暦が和音に語るシーンは、目の前の相手が別の世界の人だったと したら・・という疑問を持ちながらも、⻑い年月を共に過ごす中で生まれた“相手の全てを愛す る”という強いメッセージを感じさせる映像となっている。

一方、Saucy Dogもそれぞれ作品を観た順番を聞かれると、石原は「『僕愛』『君愛』 の順番で観ました。 『僕愛』から観たほうが切なさを感じるというコピーは間違いないです(笑)。」と語り、せと・秋澤の2人は『君愛』から観たとのことで、せとは「この順番 でしか観ていないけれど、私はこの順番を楽しむことができました。」と話し、秋澤は「形 は違えど、どちらも幸せになれてよかったと思える順番でした。」とそれぞれ想いを語った。さらに石原は「“ギネスカスケード”という現象がすごく気になったので、ギネスビール 専門店に行って実際に見たりもしました。泡が降りてくる様子に感動しました!」と楽曲制作にあたり『君愛』で登場する現象を実際にリサーチしにい行ったというエピソードも。

そんな石原が気になった“ギネスカスケード”について暦と和音が話す『君愛』の本編映像を公開!この不思議な現象を知った暦が、栞を救うためのヒントを見つけ、パラレル・シフ トの仕組みを作り上げる『君愛』での重要なシーンとなっている。


『君を愛したひとりの僕へ』

今回のスペシャルインタビューでは、2組のアーティストにビターな恋愛の『僕愛』、スイートで一途な恋愛の『君愛』どちらが好きか?という恋愛トークや、お互いの楽曲の印象も語っている。それぞれの主題歌・挿入歌を使用した映像も多数公開されているので、あわせて作品の世界観にどっぷり浸ってほしい。




『僕愛』主題歌・挿入歌担当/須田景凪

Q.出来上がった作品はどちらから観ましたか?
僕は『君愛』『僕愛』の順番で観ました。「どちらから観るのがおすすめ?」とよく訊かれるのですが、自分が観た順番しか分からないので (笑)。あえて言うなら、『僕愛』から観ると切なくなり、『君愛』から観ると幸せになれるというキャッチコピーは一旦忘れて、直感で観る ことをおすすめします。どちらから観てもすべてが整理整頓されるので。僕自身、僕とは違う順番『僕愛』から観た人の感想が気になりま すが、この順番で観て感じたことを大事にしたいと思っています。

Q.楽曲制作はどのように進められたのでしょうか?
『僕愛』も『君愛』も一人称で、主人公の僕・暦がいることが印象的だったので、主題歌は一人称でという思いがありました。そしてタイトルの「雲を恋う」は「籠鳥雲を恋う」のことわざからとりました。囚われた状態から、自由に憧れる様(さま)と、葛藤し感情を吐露できな い、ある種囚われている状態の暦とリンクしていたので、そこをリンクさせながら楽曲を作ろうと決めました。映画にも暦のイメージにもリンクするし、楽曲だけを聴いても映画をイメージできるようなバランスを考えてこのタイトルに落ち着きましたが、実は最後の最後までずっと 考えていました。今回の楽曲はサビを一番聴いてもらいたい思いがあり、僕が作る楽曲は、まずサビを弾き語りで作るところから始めます。今回もその作り方でしたが、いつもと違うのは、これまではちょっとひねくれた表現や言葉を多く使っていたのを、自分の中で一番ピュアな歌詞にしたことです。特に言葉選びはとても悩んで大事に考えました。

Q.『僕愛』『君愛』の好きなシーンについて
ネタバレになるので紹介がすごく難しいのですが(笑)。『僕愛』で暦が幸せの価値観について語るシーンが大好きです。あのセリフだけ で一気にすべてが回収されたような気分になりました。あと、『君愛』で幽霊になった栞と暦の時間軸のギャップが印象的ですごく切なさを感じるシーンでした。

Q.『君愛』の主題歌・挿入歌を担当したSaucy Dogさんの印象について
主題歌の「紫苑」は素直にかっこいいと思いました。初めて聴いたときはすでに映像が8割、9割完成していた段階でしたが、主題歌と いうことを抜きにして、楽曲だけでもシンプルに聴きたくなる大好きな楽曲です。エンディングで映像とメロディと歌詞、すべてがマッチして 「コレだ!」と感じさせるパワーがありました。

Q.ビターな『僕愛』、スイートな『君愛』、2つのタイプのラブストーリーが描かれます。須田さんはどちらのタイプのラブストーリーが好きですか? 
純粋なラブストーリーももちろん好きなのですが、個人的に、切ないものやどこか後に残る終わり方が結果として⻑く心に残る気がしてい ます。「あれってなんだったんだろう」とか「主人公はどう思っていたのだろう」とか、完結しない感じというのはいい意味でそこからの人生で 心にまとわりついてくるイメージがあります。基本、感覚で選んでいますが、切ないラブストーリーを好む理由を言語化するのであれば、多 分、そういうことなのかなという気がしています。

Q.最後に楽曲を通して伝えたいメッセージ
『僕愛』の暦と和音、『君愛』の暦と栞ではなくても、どんな関係であれ、10年先、たとえ100年を共に生きたとしても100%分かり合え ることは一生ないと僕は思っています。だけど、近づいていくことはできるはずだとも思っています。完全に分かり合えないけれど、いかに近 づき合うかがテーマにあると感じたので、人間の価値観として、綺麗事じゃない部分が少しでも伝わればいいなと思っています。



『君愛』主題歌・挿入歌担当/Saucy Dog 

Q.出来上がった作品はどちらから観ましたか? 
石原:僕は『僕愛』『君愛』の順番で観ました。とても素敵だったし、僕自身、最後は切ない気持ちになりたいタイプな ので、この順番でよかったと思っています。『僕愛』から観たほうが、切なさを感じるというコピーは間違いないです(笑)。張り巡らされた伏線がどんどん回収されていき、辻褄が合っていくのがすごく面白くて、『うわっ、ここで?!』『あっつ、そうなっちゃう?!』みたいなシーンがたくさんありました。

せと:私は『君愛』から観ました。シンプルに楽曲を担当した作品を先に観たいという気持ちで(笑)。『そういうことだったんだ』『あのとき、そうだったのか』と答え合わせをする感じでした。この順番でしか観ていないけれど、私はこの順番を楽しむことができました。

秋澤:僕も『君愛』から観ました。形は違えど、どちらも幸せになれてよかったと思える順番でした。同じ人間でも、育つ環境によって変わるんだというのを暦の顔からも感じたりできたのも面白かったです。僕が印象的だったのはカラオケのシーンです。大人の時と、学生の時のカラオケのシーンを比べながら観るのもすごく興味深いと思います。どちらから観るにしても、2つ合わせて観ることが正解だと感じました。

Q.原作を読んでの印象はいかがでしたか? 
石原:原作を読んで作品のファンになりました。タイムシフトやパラレルワールドをテーマにした漫画やアニメにたくさん触れてきたので、そのタイプの物語かなと想像したりもしていました。ですが、想像したのとは全く違って、もっと深いところを掘った物語になっていました。原作は すごく難しかったですが、『ギネスカスケード』という現象もすごく気になったので、ギネスビール専門店に行って実際に見たりもしました。泡 が降りてくる様子に感動しました!

Q.楽曲制作はどのように進められたのでしょうか? 
石原:主題歌は、Aメロ、Bメロは作れていたのですが、サビのメロディが全然出てこなくて。それこそ、レコーディングの前、プリプロの段階 まで全く浮かばなかったので、二人に付き合ってもらいながら、試行錯誤しているうちに『これ、いいじゃん!』と思えるものが出てきて決めました。逆に挿入歌は、サビ以外全然できていなくて、全然進め方が違いました。

Q.『僕愛』の主題歌・挿入歌を担当した須田景凪さんの印象について 
秋澤:『僕愛』は切ない物語だけど、明るい楽曲がすごく合っていると思いました。BGMも明るめで、ちょっとコミカルな音が多かったように思います。主題歌のギターリフトかもさすがだと思いました。

石原:すごく耳に残っていいよね! せと:『僕愛』の世界観にすごくハマっていると感じました。聴いていて気持ちいい楽曲という印象です。

Q.ビターな『僕愛』、スイートな『君愛』、2つのタイプのラブストーリーが描かれます。みなさんはどちらのタイプのラブストーリーが好きですか?

秋澤:ほろ苦いか、甘いか。苦い方がいいかな...

せと:苦い恋愛はしたくないですね... 石原:自分がするのと作品として楽しむのとでは違ってきますからね。なので、僕ならスイートな恋愛を選びます!苦い思いはしたくない です(笑)


Q.最後に楽曲を通じて伝えたいメッセージ 
石原:『僕愛』『君愛』が2つの物語を描いているように、『紫苑』と『サマーデイドリーム』も実は2部構成になっています。映画を知らない人でも、映画の世界が想像できるような歌詞になっているので、映画も楽曲も何度も楽しんでほしいです。見どころは『僕愛』『君愛』で リンクする部分を探す楽しさです! 

秋澤:自分だったらどんな選択をするだろう、と自分に当てはめて考える部分がたくさんあって楽しめる作品です。現実感のある部分と 想像力を働かせる部分との両方が楽しめる映画です。人生における選択について考えるきっかけになればいいなと思います。

せと:映画はパラレルシフトした壮大な物語が描かれますが、楽曲だけ聴くとすごく身近な話という感じ方もできます。聴く人、聴く環境 によって印象の変わる楽曲なので、いろいろな聴き方を楽しんでほしいです。『僕愛』『君愛』両方観ることにより、見えてくる繋がり、広がる世界観のようなものが楽しめると思います。


©2022 「僕愛」「君愛」製作委員会
配給:東映
全国公開中

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