『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』公開記念 『サタデー・ナイト・フィーバー デイレクターズカット4Kリマスター版』特別上映決定
- 2022/11/15
- 10:00

スティグウッドの背後の 3 兄弟、白黒
© 1978 Shutterstock / Photo Credit: Globe Photos/Mediapunch/Shutterstock
【ニュース】
日本公開まで10日となった『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の公開を記念し、1977 年に公開され全世界で大旋風を巻き起こした大ヒット作『サタデー・ナイト・フィーバー』の期間限定上映が決定した。
© 2022 PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
今から 45 年前の 1977 年 11 月 15 日、『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックがリリースされた。映画の仕掛け人はビー・ジーズのマネージャー、ロバート・スティグウッド。当時 RSO レコードの代表だった彼は、土曜日にディスコで踊る⻘年を取材した雑誌の記事見つけるとすぐに映画化権を取得。主演に当時まったく無名のジョン・トラボルタ、監督には英国のテレビ界出身のジョン・バダムを起用。映画を大ヒットさせるためには音楽による事前プロモーションが重要だと考えたロバートは、全米公開 1ヶ月前にサントラをリリースした。サウンドトラックには、ビー・ジーズの代表曲「ステイン・アライヴ」、「愛はきらめきの中に」、「恋のナイト・フィーバー」など 5 曲が収められ、2 枚組のサントラは 4,000 万セットを売り上げ、24 週連続全米 No.1 という驚異的なヒットを記録、全世界でフィーバー現象を巻き起こした。
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の本編には、全世界を熱狂させてショウビズ界の頂点を極めたビー・ジーズとロバート・スティグウッドが登場。ニョーヨークマガジンに掲載された「新たな土曜の夜における部族の儀式」という記事を読んだロバートは、即座に映画化すべきだと確信した。「サウンドトラック制作が私の仕事で、パーティーで踊れるような曲を集めさせた。ビー・ジーズにも何曲か書いてほしかった。多忙な彼らには頼みにくい。曲の手持ちがあるかと聞いた」と述懐。バリー・ギブ は「ロバートが電話をかけてきて“曲が必要だ”と...。脚本が届いたが僕たちは読まなかった」と創作に専念した。
ビー・ジーズから届いたデモテープ聴いたロバートは、「とても驚いた。今聴いてもすばらしい。 “ステイン・アライヴ”も“愛はきらめきの中に”も入っていた。完璧さ!これでサウンドトラックができた」と狂喜した。そして上から目線だった配給のパラマウントに対してシングルの先行販売を提案、20 位以内に入れば上映劇場数を増やす契約を結ぶ。この戦略は見事に成功し、『サタデー・ナイト・フィーバー』の大ヒットが生まれた。
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『サタデー・ナイト・フィーバーデイレクターズカット4Kリマスター版』特別上映
日程 11 月 25 日(金)~12 月 1 日(木) 1週間限定上映 ※上映時間は劇場サイトにてご確認下さい
会場 ヒューマントラストシネマ渋谷
料金 一般・大学・専門生:1,500 円/小・中・高校生:1,000 円/シニア:1,200 円 ※各種割引適用可※前売券・ムビチケ使用不可
発売日 上映日の 2 日前より発売
『サタデー・ナイト・フィーバー』 (ディレクターズカット 4K デジタルリマスター版)
本作で一躍 TOP スターとなったジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』は、公開されるや興行 成 績のトップを独占し、日本でも爆発的大ヒットとなる。「マサチューセッツ」や「メロディ・フェア」などで知られるビ ー・ ジーズの「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」などディスコ・ミュージックの楽曲がふんだんに流れ、一 大センセーションを巻き起こした。日本公開日の 7 月 22 日はディスコの日とされている。
【物語】
ニューヨークのブルックリンで暮らす、貧しいイタリア系⻘年トニー。安い給料の面白くもない仕事、ごた ごたば かりの家庭と、冴えない日常を送る彼は、土曜の夜になると着飾ってディスコに繰り出し、得意のダンス で注目を浴び ることで鬱憤を晴らしていた。ある日、彼はディスコで新顔の女性、ステファニーと出会う。そのダ ンスの腕前に魅了されたトニーは彼女をパートナーに誘い、ディスコダンスのコンテストで優勝を目指すが...。
原題/Saturday Night Fever ・制作年/1977/*2017 制作国/アメリカ パラマウント作品/・(字幕 版)121 分(DC4K)
監督/ジョン・バダム
出演/ジョン・トラボルタ、カレン・リン・ゴーニー
音楽/ビー・ジーズ 「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」 「愛はきらめきの中に」他
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』
監督:フランク・マーシャル
製作:ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ
脚本:マーク・モンロー
出演:バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、
マーク・ロンソン、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジャスティン・ティンバーレイクほか
2020 年/アメリカ/英語/カラー/111 分/原題:The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart/日本語字幕:大渕誉哉/字幕監修:吉田美奈子
配給:STAR CHANNEL MOVIES
© 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.
公式サイト: http://thebeegees-movie.com
11/25(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて公開
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