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映画『夜、鳥たちが啼く』美しく繊細な世界観&大人の色気溢れる WEB限定特別予告映像を解禁!!著名人らから絶賛コメントも到着

【ニュース】
WEB 限定の特別予告映像が解禁!! 解禁されたのは、一方は母屋で、一方は離れのプレハブで暮らすという、いびつな 「半同居」生活を続ける中で、次第に惹かれ合っていく慎一と裕子の二人を追った WEB 限定の特別予告だ。

映像冒頭では、「新しい彼女とか作んないの?」と問いかけた裕子に対し、「どうでもいい」とぶっきらぼうに答える慎一の姿が映し出されるが、慎一はその投げやりな言葉とは裏腹に、優しく裕子を包み込み、二人見つめ合う濃厚な時間 が流れていく...。あいまいな距離感を保つことを望みながら、埋めがたい孤独と傷を抱え た二人が、自然にお互いを求め合うようになっていく姿が描きだされ、美しく繊細な世界観と大人の色気が溢れる特別予告が到着した。





映像内では、プレハブで笑い合いながら飲み明かす二人の姿や、濃厚な一夜が明け、他愛もない会話を交わすふとした瞬間、裕子の一人息子であるアキラも交え、まるで本物の家族ように海水浴を楽しむ様子など、慎一と裕子の様々な表情が切り取ら れていく。その中では「俺は、ちゃんとしてないから」「ずるいよね、もう男に振り回されたくないって思ってたのに」と慎一と裕子、それぞれの意味深なセリフが綴られていき、お互いに寄り添いながらも、どこか距離を感じさせる複雑な心情を抱えていることが読み取 れる。傷ついてきた過去を抱え、他者との深い関わりを避けてきた慎一と裕子が、もがきながらも一歩踏み出すことを決めた時、 二人が見出した答えとは...?

先日行われた完成披露舞台挨拶では、本作で 5度目となった互いの共演について、「これまでの共演があったからこそできた空気感になったと思います。初めましての女優さんではできなかったと思うので、恵まれた作品になりました」と松本への絶大な信頼を明かした山田。それに対し松本も「相手役が山田さんだと聞いた時、これは面白くなるな!と思いました。こういう作品のこういう役を演じる山田さんは初めて。人間力が凄まじい方なので、この生命体から何が出てくるんだろう、とすごいワクワクしたんです。」と語り、相手役が山田だったかたこその無限の可能性を感じていたそう。お互いにとって、運命的とも言える特別な共演となった作品だったことを明かしている。

さらに今回、本作の公開に向けて各界著名人から絶賛コメントが到着!!

新井英樹(漫画家)
振り返って動きを止めてる人間を見つめる「だるまさんがころんだ」ごっこ。動きを止めて抑えていたものを小さく動かす瞬間と動き出した時間に 答えはなくても、生きる歓びは見つけられる。人生は小さく期待できる!

磯村勇斗(俳優)
慎一と裕子の静かに意識し合う距離感が絶妙に美しい。そんな 2 人の心を露わにしているかのように、鳥の鳴き声が心を揺さぶる。 作家としての慎一のもがき、そして、彼の内側に潜む凶暴性。プレハブの窓から覗く慎一の目から、現在の生き様を伺える。その姿がとても印 象的でした。

宇垣美里(フリーアナウンサー)
どうしたって傷つきたくないから、期待するのをやめた癖して、漂う寂しさを持て余す。不器用な 2 人が、ただ痛々しくてやるせない。 でもそんな不条理な人間同士だからこそ、癒せる傷があり、結べる関係がある。役者たちの体当たりの演技の先に、歪に光る希望のようなもの を見た。

カツセマサヒコ(小説家)
甘く怠惰な時間が一生続かないことくらい、誰だってわかっている。それでも今この瞬間、傷が少しでも癒えるのなら、僕もまた二人と同じような 決断をしていたのかもしれない。

今日マチ子(漫画家)
母屋と離れ、隣り合う箱を行き来するふたり。孤独な人間が寄り添う一瞬の暖かさは、開いては消える打ち上げ花火のようだ。

こだま(エッセイスト)
息が詰まる夜の終わりに、こんな光が射す瞬間があるのなら、無様でも生きてみようと思える。多くを語らない、吐き出せない人たちの、はじめの 一歩。

遠野遥(作家)
この映画を観たことで、暴力について考える機会を得た。ここのところ暴力について考える機会がなかったという人にこそ、この映画を推薦した い。

内藤みか(作家)
夜、ひとりで泣いたことがある人に、おすすめしたい映画。シングルマザーは、夜にしか泣けない。子どもが寝静まってからじゃないと、涙を流せな い。そしていつもひとりで泣いているから、誰にも気づいてもらえない。世界の隅っこで愛を求めて震えているこのヒロインに深く共感し、のめり込ん で観た。

ものすごい愛(エッセイスト)
重なる後悔、大きな失望、不寛容な周囲、孤独な日々......様々な息苦しさから解放されたがっているはずなのに、彼らはどこまでも刹那的 で不自由だった。でも、私たちが口を出していい謂れはない。だって彼らと私たちは無関係な他人なのだから。

山下紘加(小説家)
映画の中盤で、慎一は服の袖をめくり、クラゲに刺された腕を裕子に見せる。赤く腫れて痛みを伴う痕を、彼女は細い指先でなぞり、舌で舐め る。舌の熱さが強張った心をほぐし、傷が癒えていくとともに、新たな関係性が紡がれる。互いが最も心地よいと思える距離を保ちながら共棲し ていくラストは、新しい生き方の形を提示してくれたようだった。
                           


出演:山田裕貴、松本まりか 森優理斗、中村ゆりか、カトウシンスケ/藤田朋子/宇野祥平、吉田浩太、縄田カノン、加治将樹
監督:城定秀夫 脚本:高田亮 
原作:佐藤泰志「夜、鳥たちが啼く」(所収「大きなハードルと小さなハードル」河出文庫刊)
© 2022 クロックワークス 製作・配給:クロックワークス
2022年/日本/115分/ビスタ/DCP5.1ch 映倫:R15
12 月 9 日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

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