FC2ブログ

記事一覧

映画『レジェンド&バタフライ』脚本家・古沢良太が描く木村信長と綾瀬濃姫の物語、ラブストーリーとは?

【ニュース】
2023 年、大注目の脚本家・古沢良太。彼が『レジェンド&バタフライ』で描く、“ひとりの人間”としての織田信長、そして戦国に生きる男と女の物語とは?
「コンフィデンスマン JP」シリーズ、「リーガルハイ」シリーズ、そして 2023 年の大河ドラマ「どうする家康」など、数々の話題作の脚本を担当し、大きな注目を集めている脚本家・古沢良太。そんな彼が本作の為に書き上げたの は“政略のために結ばれた二人”という男と女のラブストーリーだった。

織田信長と濃姫、二人は10代半ばで政略結婚という最悪な形で出会う。恋愛結婚が主流の現代では考え難いが、「愛し合っていない二人が夫婦」 となる異質な世界である。さらに結婚も含めて、ひとつひとつの選択次第で 一族が滅んだり、一気に繁栄したりする、時は戦国の世。このような状況で、水と油のような関係の二人が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えていく中で少しずつ絆が生まれ、そして「天下統一」という夢に向かって奔走して いく。濃姫との関係を中心にとらえることで、新たな信長像が見事に浮かび上がってくる。現代の人が抱く信長のイメージは創作による影響が大きく、先人たちは時代や状況に合わせてエンタメとして信長をキャラクター化してきたといえる。本当はどのような人物だったのかは誰も分からない、古沢は先人たちのように今の時代に合 わせて再び信長を捉えた。「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と語る古沢の言葉通り、本作では現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した、夫婦という関係性から、これまでにない“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長を描いたのだ。古沢は、「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず。」とも語る。

現代とは全く違う戦国の世だからこそ、そこに生きる男と女の生き様が、今の時代を生きるものに新鮮に映るはずであると確信をもって、信長と濃姫、そして濃姫を通した“人間”信長を書き上げた。

そういった想いを込めた古沢の描いた織田信長と濃姫が、力強い表情で視線を送る場面写真もこの度解禁。厳しい表情で先 を見据える信長と、その信長を見つめる濃姫からは、簡単に「夫婦」という言葉では表現できない複雑な、ただどこかでお互いを信頼しているかのような関係性が感じ取れる一枚となっている。

本作公開は来年 1 月 27 日。織田信長と濃姫。戦国時代を生きる二人の男と女が紡ぐ激動の物語こそ、今を生きる私たちには魅力的に映り、感動を誘う。


映画『レジェンド&バタフライ』
©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年1月27日(金)全国公開

関連記事

プロフィール

moviecore

Author:moviecore
Webメディア:ムービーコアは映画を中心に繋がる、アニメ・お笑い・音楽・ファッション・スポーツとエンターテイメントなイベントをリポート!ニュースも掲載しております。イベント取材・試写会・ニュース掲載は こちら moviecore2@gmail.com 編集部にご連絡ください。

カテゴリ