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公開となった映画『近江商人、走る！』は、ある近江商人との出会いから大津の米問屋大善屋で丁稚奉公することとなった主人公の近江商人・銀次(上村侑)が、罠にはめられ大借金を背負ってしまった大善屋を救うため、持ち前の商才と知恵で難題に挑む物語。本作は現在の滋賀県・近江を舞台に描かれているが、実は滋賀県とゆかりのある人物やお笑い芸人、有名 YouTuber がキーパーソンとして出演していることでも話題となっている。

今回、その出演者たちの一部を場面写真と共に紹介する。行商中に主人公の銀次と運命的に出会い、銀次が商人を志すきっかけとなったさすらいの近江商人・喜平を演じたとろサーモン の村田秀亮。村田といえば 2017 年の M-1 グランプリでの優勝を代表するように、漫才師としての華やかな活躍の傍ら、俳優としても盛んに活動。特に 2016 年の Netflix オリジナルドラマ『火花』では主人公お笑い芸人の師匠にあたるコンビ「あほんだら」のツッコミを演じ、そのあまりに現実にもリンクしたリアルな演技が話題になった。本作でも、銀次を導く存在として、道行く人々に人情味あふれる 巧みな売り口上を披露し瞬く間に心を掴む様子は、村田の俳優としての魅力が味わえるシーンに仕上がっている。

小気味よい関西弁で銀次の働く大善屋を訪れる気の良い豪商の孫太郎には、たむらけんじ。実際に複数の会社を経営する商売人としての顔も持つたむらは、ビジネス時代劇である本作には、本作を手掛けた三野監督も思い描いていた通りと太鼓判を押すほど安心感 を感じるベストなキャスティング。さらに銀次の幼少期を共に過ごした銀次の父親で百姓の銀一役には、土にまみれ、一見しただけでは誰か分からないほどに役になり切っているアキラ 100%こと大橋彰。実際の大橋の父親が滋賀出身ということもあり、縁のある出演となった。

強烈なインパクトを残す出演となったのはコウメ太夫。まさかのご本人役ということで本作の重要なあるシーンでお馴染みの姿が現 れると思わず頬がゆるむことは間違いないだろう。

そして誰より滋賀県にゆかりのある出演となったのはファミリーレストランのハラダ。2011 年から滋賀に住みます芸人として活動し、現在では滋賀県に暮らしながら県内のレギュラー番組にも多数出演。滋賀県民にとっては馴染みの深いキャスティングとなった。またハラダと交流のあるミサイルマンの西代洋も共に参加し、共に近江商人に扮する姿を探してみるのもいいだろう。

また本作で最も盛り上がるシーンのひとつに銀次が勤める米問屋・大善屋の近くのお茶屋で看板娘として働くお仙(田野優花)が、人気の看板娘が揃うお茶屋に客を奪われ、何とか人気を取り戻したいと銀次に相談したことから、銀次がお仙の人気を取り戻すための “秘策”を実行に移すシーン。このシーンでのお仙親衛隊の彦丸&平七を演じているのはチャンネル登録者 176 万人(12/23 現在)を誇る大阪大学卒の教育系 YouTuber「はなおでんがん」のでんがんと、サイリウムを使ったヲタ芸ダンスチーム GinyuforcE のリーダー・ギア。独特の風貌で抜群の存在感を放つでんがんと世界から愛されるギアのキレキレのヲタ芸パフォーマンスのコラボレーションをお見逃しなく。

出演:上村 侑 森永悠希

真飛 聖 黒木ひかり 前野朋哉 田野優花 村田秀亮(とろサーモン)

鳥居功太郎 たむらけんじ 大橋彰(アキラ100%) 高梨瑞樹 徳江かな 落合亜美 半田周平 コウメ太夫

矢柴俊博 堀部圭亮 渡辺裕之(特別出演) 藤岡弘、(特別出演)/筧 利夫

監督:三野龍一 脚本:望月 辰 製作:新谷ゆっちー タケモトナオヒロ 撮影:川口諒太郎 照明:西山竜弘 美術:佐々木健一 録音:古川裕志 編集:川島章正 音楽:RIO 衣裳:真柴紀子 ヘアメイク:塚原ひろの VFX:鹿 角 剛 助監督:鹿川裕史

制作担当:三浦義信 ラインプロデューサー:奥田順一 宣伝プロデューサー:鷲谷 一 主題歌:「non standard」 AMAEBI 製作プロダクション:KCI 

配給:ラビットハウス

映画公式サイト: https://oumishounin.com/

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