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『金の国 水の国』賀来賢人・浜辺美波の熱演に、感涙!! クリエイター・浅香守生演出の名シーン映像、絵コンテを特別公開

【ニュース】
映画を観た観客からは、SNS を中心に「映像のキレイさや演出の素晴らしさに涙がポロポロ止まらず」「優しすぎて...あまりにも優しすぎて...泣く」「“すれ違い両想い”に尊みが爆発して涙腺が崩壊する傑作」「毎日仕事している中で、冷めきった心がこの映画を観て暖かくなる」「浜辺美波さんの吹き替えのうまさにビックリ!」「賀来賢人さんのお声がナランバヤルさんでしかなくてこんなにピッタリなことある?」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン以来の幸福感」など、多岐に渡り絶賛の声が続々。日本中が“最高純度のやさし さ”に包まれ始めている。




話題沸騰の本作からこの度解禁されたのは、原作でも屈指の名場面として知られ、映画のお気に入りシーンに挙げる声も多い、月明かりに照らされた橋の上でサーラとナランバヤルが対話するシーン。水の国を訪れ、あるハプニングに巻き込まれたサーラが、 帰り道にナランバヤルと顔を合わせるも、思わず感情が溢れてしまう...という映画の大きな見どころのひとつだ。



「私、今日は...なんだかみっともなくて...」と涙をこぼすサーラを強 く抱き寄せ、「お嬢さんがみっともねぇとかこれっぽっちもねえんで...大丈夫ですよ」と優しくも力強い声で語りかけるナランバヤル。それを聞いたサーラは、ナランバヤルの腕の中でさらに大粒の涙を流すのだった─。月夜に浮かぶ 2 人のシルエットの美しさと、アニメ 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や大河ドラマ『鎌倉殿の 13 人』で知られる人気作曲家 Evan Call の手掛けた壮美な BGM も相まって、心奪われること必至の本シーン。声を吹き込んだ賀来と浜辺が、脚本の時点でシーンの重要性を感じていたと語り、アフレコ時には何十回もテイクを重ねて完成させたと言う渾身のシーンとなっている。

本シーンの絵コンテ・演出を担当したのは、人気アニメ『カードキャプタ ーさくら』や『ちはやふる』シリーズなどで知られるマッドハウスの名クリ エイター・浅香守生。監督の渡邉こと乃は、「お願いするならこのシーンし かない」という確固たる思いで、信頼する大先輩である浅香に本シーンを依 頼。浅香は演出について、「月をバックに橋の上で 2 人がたたずむカットはとても絵力があると思うのですが、それをどのくらい綺麗に見せられるか が、あのシーンの肝だと思いました。2 人が月の光を背にしてシルエットが 立つようにするところなど、こだわって取り組んでいます」とポイントを語 っている。

さらに、こだわりはシーンの色使いにも及んでおり、砂漠に囲まれた商業 国家 金の国では乾いた質感や暖かみを感じられる色が使われているが、 水の国を舞台とする本シーンでは、あえて寒色系の色を使うことで、2 人の気持ちの動きをよりエモーショナルに映し出しているという。「お互い の気持ちは向き合っているのですが、サーラはある勘違いをしていたり、2 人は一時的に離れなければならなかったり、といった局面が訪れます。寒色系の色を使うことでそれが引き立って、2 人のすれ 違い感が綺麗にハマるんじゃないかなと思い演出しました」と浅香が語るように、青を基調とした美しい映像が切なさを増長させる印象的なシーンに仕上がっている。

映画本編ではこの後、ナランバヤルに励まされていたはずのサーラが、迷えるナランバヤルの背中を押すことになる、物語が大きく動くきっかけとなる重要なシーンへ続いていく。果たして不器用な 2 人の想いはお互いに届くのか?そして 2 人は、国の未来を変えることができるのか!?“最高純度のやさしさ”溢れる感動のクライマックスは、ぜひ劇場で体感してほしい!


配給:ワーナー・ブラザース映画
©岩本ナオ/小学館 ©2023「金の国 水の国」製作委員会
映画『金の国 水の国』絶賛上映中

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