ヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニがアーカイブ映像で蘇る!?映画『独裁者たちのとき』4月22日公開決定 ポスタービジュアルを解禁
- 2023/02/02
- 14:00

【ニュース】
これは、おとぎ話か悪夢か 嘲笑と陶酔の晩餐がいま始まる
黄泉の国からヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニが帰還する
本作は昨年の東京国際映画祭で「フェアリーテイル」というタイトルで上映され、観客に大きな驚きと衝撃を与えた作品。ロシアの鬼才ソクーロフがダンテの「神曲」を彷彿とさせる冥界を舞台に、過去のアーカイブ映像から独特なデジタルテクノロジーで作り上げた、ヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニという 20 世紀の独裁者たちの姿が、時には滑稽に、時には暴力的にそしてシュールに我々の生きる現代を貫き、未来を予言する作品となっている。
カンヌから拒絶された衝撃の問題作が姿を現す
そしていま、20 世紀の亡霊たちが世界を覆い尽くす深い霞に覆われた色のない廃墟の中で男たちが蠢いている。ヒトラー、スターリン、チャーチル、ムッソリーニなど第二次世界大戦時に世界を牛耳っていた独裁者たちだった。煉獄の晩餐が始まると、お互いの悪行を嘲笑、揶揄し、己の陶酔に浸っている。地獄のようなこの場所で天国へと続く扉が開くのを待っているのだった。
世界が驚愕した鬼才ソクーロフによる誰も作り得なかったアーカイヴ映像によるおとぎ話
ロシアの鬼才ソクーロフがダンテの「神曲」を彷彿とさせる冥界を舞台に、過去のアーカイブ映像だけで、独特なデジタルテクノロジーで作り上げた 20 世紀の独裁者たちの姿が、時には滑稽に、時には暴力的にそしてシュールに我々の生きる現代を貫き、未来を予言する。彼らの セリフもすべてが過去の手記や実際の発言の引用によってつくられ、死んだはずの 4 人の独裁者を、まさにアーカイヴから画面上に蘇らせた。期しくも、ロシアによるウクライナ侵攻の年に完成した本作は、物議を醸し出し、上映を予定していたカンヌ国際映画祭でのお披露目は中止になり、ロカルノ国際映画祭コンペ部門に出品され大きな話題となった。
【監督・脚本】
アレクサンドル・ソクーロフ
【製作】
ナタリヤ・スマギナ、ニコライ・ヤンキン
【音楽】
ムラト・カバルドコフ
【音響】
アレクサンドル・ヴァニュコフ
【出演】
アドルフ・ヒトラー(本人 ※アーカイヴ映像)、ヨシフ・スターリン(本人 ※アーカイヴ映像) ウィンストン・チャーチル(本人 ※アーカイヴ映像)、ベニート・ムッソリーニ(本人 ※アーカイヴ映像)
【配給】パンドラ
2022 年|ベルギー・ロシア|ジョージア語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・英語|78 分 原題:Skazka 英題:Fairytale
4 月 22 日(土)~ユーロスペースにてロードショー、全国順次公開
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