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映画『茶飲友達』「愛おしい人達ばかりで、温かい気持ちに」「外山監督は怖ろしいものに挑み、見事に現した」各界著名人から絶賛コメントが続々

【ニュース】
擬似家族と化した高齢者専用売春クラブの姿を通して、現代社会に横たわる閉塞感や、高齢者・若者どちらにも共通する「寂しさ」を人情味たっぷりに描き出す。
劇場公開を目前に控え、俳優や監督、ミュージシャン、漫画家、フリーアナウンサーなどから絶賛コ メントが到着。女優の吉行和子さんは「生きているのは尊い、と改めて感じました。愛おしい人達ばかりで、温かい気持ちになりました」とコメント。漫画家の弘兼憲史さんは「何という切ない映画だろうか。外山文治監督が一貫して取り組んできた高齢化社会の問題、この着眼点は刮目に値する。まさに現代社会に 生きる我々にとって必見の映画と言える」と本作の持つ社会的なメッセージに言及し、ASIAN KUNG-FU GENERATION の喜多建介さんは「高齢者の方々はもちろんですが、作品に出てくる若者達のリアルな姿がズシンと心に残りました」と群像劇としての魅力に触れる。そしてフリーアナウンサーの近藤サトさんは「ともかく“ティーガールズ”の肢体が美しすぎる。閲歴がつくる人間の美はもはや芸術の域にある。外山監督は怖ろしいものに挑み、見事に現した」と絶賛。各界著名人に衝撃がじわじわと広がっている本作。「愛おしい」「切な い」「怖ろしい」観る人それぞれで 180 度感想が異なる多様なコメントが届いている。


近藤サト(フリーアナウンサー) 
ともかく“ティーガールズ”の肢体が美しすぎる。閲歴がつくる人間の美はもはや芸術の域にある。外山監督は怖ろしいものに挑み、見事に現した。

片岡礼子(俳優)
挑戦の映画。今作らないといけない焦りも勢いの景色となってリアルに映っていた。度々ドキュメントでそのまま事件である。コメントに困るのは、起こらなかった方が良かった事件では片付かないから。イケナイのは承知で本気の寄り添いの覚悟を問われ、現代の問題になにかヒントがある。そう思えて 1 秒も目も離せなかった。
   
吉行和子(女優) 
生きているのは尊い、と改めて感じました。愛おしい人達ばかりで、温かい気持ちになりました。

足立紳(脚本家・監督)
人は人を助けることができるのか? 「助けて!」と勇気を出して声をあげても役所も同僚も助けてはくれない現実が描かれていた。それでもなお、この映画のセリフを借りれば「心のパンツを脱いで」声をあげるしかないのだと思った。 助けてと。寂しいと。セックスしたいと。

髙石あかり(女優) 
先日、試写を観に行かせていただきました。最高でした。もう一度観たいです。上映後こんなに考えさせられた作品は初めてでした。私では伝えきれない内容です。皆さんがどう感じるのか気になります。

川上なな実(俳優)
「私は善人」
「私の行いで救われる者がいる」 そう言い聞かせ、確かな違和感に背を向け歪みが次第に大きくなる。 "家族"という確実な言葉を選んだはずなのに... 心を燃やし手を差し伸べたものには確かに救われた者も存在し、また彷徨う者も出てくる。いくらこの世がやるせなくてもただただ淡々と強く生き続けるだけなのか。そこにユーモアがあったなら...

弘兼憲史〈漫画家)『島耕作』シリーズ 『人間交差点』 『⻩昏流星群』
何と言う切ない映画だろうか。主人公を始め、それぞれの事情を抱えた登場人物の行きつく先が高齢者専門の売 春クラブ。そこで繰り広げられる人間模様が心に沁みる。高齢者のセックスというタブーの領域に踏み込んだこ の作品は、あまりに衝撃的だ。何がよくて何が悪いのか答えのでないまま、観客はストーリーのなかに引きずり こまれ、そしてヒリヒリするような痛みを感じながら心を揺さぶられる。 外山文治監督が一貫して取り組んできた高齢化社会の問題、この着眼点は刮目に値する。まさに現代社会に生き る我々にとって必見の映画と言える。

喜多建介 (ASIAN KUNG-FU GENERATION) 
高齢者の方々はもちろんですが、作品に出てくる若者達のリアルな姿がズシンと心に残りました。 結末を知っていても皆の見せた笑顔は素晴らしいもの。

山内ケンジ(劇作家・映画監督) 
映像も素晴らしいけど、とにかく声が残ります。濁った声たち。そして若いけれど海沼未羽のあの声。みんな自 信がないんだ。その中でマナの声は澄んでいて自信に漲っている。マナの声がどうなるのかどうなるのか。片時 も耳目を離せませんでした。

根矢涼香(俳優) 
群像劇が好きだ。みんなの孤独を教えてくれるから。 それぞれに違う形の穴を持っていて、埋めあって生きている。外山さんの書く台詞は優しい鋭さがあって、どきっとさせられます。

上田慎一郎(映画監督) 
僕らが日々触れる様々なニュース。十数文字の見出しの奥で起きていたかもしれない物語。揺さぶられた。登場人物たちがとる白黒つかぬ言動に、ある時は共感を覚え、ある時は反感を覚えた。ああ、自分はこういう時にこう感じるんだなと、何度も自分を見せられた。 映画を観ることは自分の裸を見ること。この映画に心のパンツを脱がされた気がした。

篠原哲雄(映画監督)
見ると釘付けになる。そこはこうなんじゃない?と疑問も挟みたくなるが、描かれている時間に身を委ねたくなる。平凡な幸福感に抗う事象を真っ向勝負に描く世界観は監督としての勝負を感じ、日本の俳優業界のあり方をも考 えさせられる。そこらに蔓延る尖りとは別物だと感じる。これぞホンモノのとんがり映画かもしれない。

芋生悠(女優)
ファミリーという言葉に惑わされる。
彼女達の日常はファミリーを演じている様で。しかしそれは知っている形じゃないから奇妙に感じるだけであって、孤独や貧困を凌ぎ合う以上にどこか無償の愛が存在していたかもしれないと思うと頭がぐるぐるした。第三者としての視点で生きることについて思考を巡らす事ができる作品。

柴田啓佑(映画監督)
胸騒ぎが止まらなかった。善悪、倫理、孤独、そして、虚無感とは何なのだろうか? 現代の社会に潜む問題が、真摯に見つめる外山監督のまなざしに飲みこまれていた。零れ落ちた人間たちの叫びがこの映画にはある。


監督・脚本:外山文治(「ソワレ」「燦燦」「海辺の途中」「春なれや」「わさび」「此の岸のこと」)
キャスト:岡本玲
磯⻄真喜 瀧マキ 岬ミレホ ⻑島悠子 百元夏繪 クイン加藤 海江田眞弓 楠部知子 海沼未羽 中山求一郎 アサヌマ理紗 鈴木武 佐野弘樹 光永聖 中村莉久 牧亮佑 渡辺哲
製作:ENBU ゼミナール
2022 年/シネマスコープ/5.1ch/135 分 ©2022 茶飲友達フィルムパートナーズ
2月3日(金)公開

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