映画『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』予告映像、“顔のない”斬新な本ポスターを解禁
- 2023/02/03
- 15:00

【ニュース】
解禁された予告編では、薬剤師のリザとサッカー選手のゲオルギの出会いとかけられた呪いに並行してジョージアの街並みや人々の何気ない日常をとらえる。
すれ違いざまに落とした本を拾ったことがきっかけでデートの約束をするシーン、そしてジョージア旧市街の建造物に彫られた「邪悪な目」の呪いによる外見の変化、リザがお弁当に作る丸型のハチャプリ(ジョージアのチーズ入パン)、そして再びの出会い。鑑賞者は恋の呪文が奏でられたかのように煌めくハープの音色で魔法にかけられ、二人の行く末を見守ることになる。ジョージア独特の穏やかな日常と、どこを切り取っても美しい映像、斬新なカメラワークが影響して、遠い国の絵本のページをめくっているようで、呪いによる悲壮感もおとぎ話のようにややコミカルに転じて描かれる。
当人たちは戸惑いながらも平常心で過ごそうとする姿がどこか運命を受け入れているかのように牧歌的で、サッカー観戦に沸く犬たちと人々が行き交うのんびりとした街を象徴するように、少しずつ物語が進む。仕事を変えざるをえなくなり、カフェでアイスクリームを売ることになったリザと、そのすぐそばの白い橋でぶら下がり棒の管理人にスカウトされたゲオルギ。出会いのその先が阻まれたふたりは、約束のカフェでお互いに気づく日が果たして来るのだろうか?
解禁された日本版本ポスタービジュアルは、予告編の冒頭にある主人公2人の出会いのシーン写真を基調としたデザイン。一目惚れしたはずの二人の足元のみを映し出す、“顔のない”斬新なボーイ・ミーツ・ガールのシーンが特徴的で、丸みを帯びた異国を感じさせつつも可愛らしいグルジア文字、外見変化後のふたりの姿と、街の犬たちのさりげないイラストが華を添える。
監督:アレクサンドレ・コベリゼ
出演:ギオルギ・ボチョリシヴィリ, オリコ・バルバカゼ, ギオルギ・アンブロラゼ, アニ・カルセラゼ, ヴァフタング・パンチュリゼ
音楽:ギオルギ・コベリゼ
原題:რას ვხედავთ, როდესაც ცას ვუყურებთ?
© DFFB, Sakdoc Film, New Matter Films, rbb, Alexandre Koberidze
2021 年│ドイツ、ジョージア│ジョージア語│カラー│5.1ch│150 分│配給:JAIHO│G 指定
4.7(⾦)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリー、
アップリンク吉祥寺 他にて公開
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