感謝! 木村拓哉「今後もお時間があったら、何度もこの二人(信長と濃姫)を抱きしめて欲しい」映画『レジェンド&バタフライ』大ヒット御礼名古屋キャンペーン
- 2023/03/02
- 23:32

【イベント】
映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と濃姫のドラマへの感動の声が相次ぎ、何度も本作を観ることを「おかわりレジェバタ」「追いバタ」といったワードが生まれるまでに拡がりを見せている本作。公開前の 1 月 21 日に主演の木村拓哉と伊藤英明、そして大友啓史監督が愛知県・熱田神宮へ映画のヒット祈願に訪れた。熱田神宮は織田信長が桶狭 間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている信長塀も見学。そして本作大ヒットを受けて 3 月 2 日、熱田神宮を再訪、御礼参りすることが決定、劇中で使 用した刀を奉納した。また信長が熱田神宮に奉納したとされる名刀「蜘蛛切丸」にも対面。さらに御礼参りの後には名古屋の映画館での舞台あいさつも実施した。
今回、映画の大ヒットを受けて 3 月 2 日(木)、熱田神宮を再訪、御礼参りする事となった。 今回の再訪の目的は、映画が無事ヒットを迎えた御礼参りである事と、木村演じた織田信長が当時信長塀を奉納した様に、映画チームとして、劇中で使用した刀を奉納する事であった。
熱田神宮到着後、木村から宮司に「前回の訪問で、公開前のヒット祈願をさせて頂いた時、宮司さんに色んなお話をして頂きました。実際に織田信長公が桶狭間に向かう前に熱田神宮でお参りをして戦地に向かい、勝利を収めて、信長塀を奉納 されたというお話を伺って、大友監督とも話したのですが、たくさんの方に映画を楽しんで頂いた暁には、真似事ではない ですが、お願い事だけをして、そのまま終わりにするのは嫌だと思っていたので、信長公が信長塀を奉納された様に、自分たちも御礼参りとして、“ありがとうございました。”という事でもう一度お伺いしたいという思いがありました。そして、その機会を頂けたという事で、劇中で信長公が桶狭間に向かう際に身に着けていた刀を熱田神宮様に奉納させて頂けたらと思いお持ちいたしました。」と、感謝を述べ、劇中で使用した刀をお渡しした。宮司は「ありがとうございます。まさに、信長の再来ですね。」と、丁重に刀を受け取った。この刀は、神楽殿で行う奉告祭で改めて奉納され、熱田神宮内に保管される事となる。また反対に、熱田神宮側から、信長が熱田神宮に奉納したと伝えられる、普段は中々お目にかかれない貴重な名刀「蜘蛛切丸」を信長演じた木村にお披露目する場面も。宮司からの説明を受けて、刀を見た木村は「今日御礼参りに来なかったら、この刀にお会いできなかったので、前回はこの刀の存在を知らなかったので、本当に良かったです。」と話し、貴重な刀を目の前に、改めて、信長ゆかりの“熱田神宮”に帰って来れた喜びを嚙み締めた。
※奉納した刀剣について
劇中で織田信長が桶狭間の戦いに勝利して清州へ帰城した後、家臣らとともに勝鬨を上げるシーンで身に付けていた太刀であり、信長が同戦の勝利を祈念したという歴史的な謂れもある熱田神宮への御礼品として 今回奉納されることとなった。刀剣の正確な制作年数は分かってはいないが、美術刀剣製造会社の関係者による見立てでは約 65 年前に岐阜で作られたものだと言う。職人も不明(故人ではないかとも)だが、「風雲児 織田信長」(1959)をはじめとする数々の時代劇で主役たちの装身具として使われてきた実績がある。
※蜘蛛切丸について
桶狭間合戦が行われた永禄 3 年(1560)に、信長が熱田社に奉納したと伝えられる刀です。号の由来は、杉の木の下で持ち主が眠っていた時、毒蜘蛛に襲われたが、この刀が独りでに抜け出て毒蜘蛛を斬りつけたという伝承による。同じく熱田神宮所蔵の「痣丸」「熱田国信」と合わせて「熱田三剣」と呼ばれる脇差しです。
その後、本宮前にてお祓い・本殿にて参拝を行い、1 回目の訪問時には訪れなかった神聖なる“神楽殿”にて改めて、大ヒット御礼の奉告祭が執り行われた。厳かな雰囲気の中、「祝詞奏上」「神楽奉奏 みつるぎの舞」と、奉告の儀は正式に執り行われ、改めて、神前で大ヒットの奉告を行った。そして、木村が映画で使用した太刀もこの奉告祭をもって、正式に熱田神宮に奉納され、今後は熱田神宮内で保管される事となった。戦の前後で祈願・奉納と訪れた信長と正に同様に、映画公開前の ヒット祈願から、ヒット後の奉告祭(奉納)を終えた木村は「また御礼参りで伺いたいという思いは勝手に僕らがお伝えさせて頂いた事なのですが、ヒット祈願をさせて頂いて、実際に多くのお客様に映画をご覧頂けて、そして、大ヒットという報告を持って、御礼参りで熱田神宮さんに帰って来れた事を本当に嬉しく思いますし、また御礼に来なければいけないという位の思いです。劇中の刀とは言え、実際に奉納させて頂く事が出来た事、本当に感謝しております。劇中で自分が使用してきた刀が神前に祀られているのを見て、自分の体の一部が神前にあげられているかの様に感じました。」と再訪させて頂いた事への更なる感謝の意と、時代は違えど、自身が演じた信長と同じ場所で実際に祈願から奉納まで行えた事での高揚感を語った。また、大友監督も「今回の御礼参りは、映画が完成した時、初日を迎えた時に匹敵するくらいの、もしくはそれ以上の充足感があります。」と、製作から丹精込めて作り上げてきた映画で、信長同様に祈願から御礼参りまでしっかりと出来た事の喜びを今一度噛み締めた。
最後に木村は「今回の奉納に際しては、個人的な参拝ではなく、奉納させて頂く劇中の刀を京都から持ってきてくれたスタッフもいらっしゃいますし、監督にもご一緒して頂いてますが、この作品に携わった全てのスタッフ・出演者の代表として、しっかりと御礼する事が出来たと思います。」と述べ、大友監督と共に『レジェンド&バタフライ』に関わったすべての人間の代表者としての感謝を熱く語り、御礼参りを終えた。
御礼参りの後、同じく愛知県の「ミッドランドシネマ名古屋空港」に移動し、今度はお客様の前で大ヒット御礼舞台あいさつを行った。映画公開されてからは、初の名古屋への凱旋という事で、たくさんの拍手と歓声の中、登壇した木村拓哉と大友監督。 まずは、木村からお客様に向けて「皆さんのおかげで長い間上映が出来ております。また東海地方に戻って来れて嬉しく思います」と感謝を伝えた。大友監督は「殿と尾張に来れて本当にうれしいです!」と信長ゆかりの地・名古屋への凱旋を喜んだ。
織田信長のゆかりの地であるここ名古屋では勿論、3 月 2 日時点で公開から 34 日を経て、全国動員173 万人・興行収入 22億円を突破と、全国各地に“レジェバタ旋風”を巻き起こし大ヒットともなっている本作の周りからの反響について問われると、木村は「今、別の作品の撮影をさせて頂いているのですが、その共演の方々やスタッフや、スタジオで久しぶりに会うスタッフからも、ただ“お疲れ様”というだけでなく、 “観に行ったよ!”と伝えてくださったり、プライベートの友人も、みんな客席に座った状態での映画のチケットや、今回の映画オリジナルの“織田ちん袋”だったりを写真付きで送ってくれますね。大人しめの方はそういった写真送ってくださるんですが、すごいロックバンドの方とかはポスターの前で思いっきりガーっと構えた写真を送ってくれて、流石“ウルトラソウル!”だなと思いました(笑)」と周囲からの反響や、親交のあるロックスターからの報告を明かすと、すかさず MC から「どなたか特定出来てしまいますね」とツッコミが入り、客席からは笑い声がこぼれた。更に木村は「あと、凄いビックリしたのが、たまに行くサウナの中で顔なじみのご年配の先輩の方が入ってきて、『木村さん観に行きました!』と言われて、ありがとうございます。と返したら、『あの一つだけ言いたい事あるんですけどいいですか...』と言われて、何ですか?と聞いたら、『あのラブシーンはもっといって欲しかったな』って言われて、男 2 人裸になっている状態で何を言い出すんだろうと思ったんですけど、本当にしっかり観てくださっているんだなという感じがすごく伝わって来て、嬉しかったです」とサウナでの出来事を明かし、会場は更なる盛り上がりを見せた。
公開から 1 か月が経ったという事で、今までネタバレの観点でこれまで中々語って来られなかった「本能寺の変」のシーンの話題に。木村は「スケジュール的には厳しかったですが、セットに行けば、しっかりとした本能寺の内装が出来上がっていますし、明智軍がいて、信長に仕えていた者がいて、みんなのスタンバイはしっかり出来上がっていて、本当にスタジオに入って5分、10分しないうちに、ただのスタジオの空気じゃなくなっていって、今から生死の境を進まなきゃいけない現場なんだなと空間 になっていったので、撮影が始まれば全然問題なかったです」と語った。
大友監督から“本能寺の変の終盤に相手の首をとるシーン”の話について振られた木村は「1万人対 30~40 人の中で、攻め込まれてきた時に、この武装した相手全員を一瞬でいいから止められないかなと監督がおっしゃって、自分の中で色々考えたんですけど、言葉をいくら発しても何を言っても届かないだろうなと思い、自分が斬りあっていた組み合っていた相手を投げて倒した流れで、膝を使って相手の首をドッと落として、何にも言わないでフッと掲げたら、みんなどういうリアクショ ンになるだろうなと思って、現場でフッと掲げたら、みんなビタっと止まったので、大丈夫だと思った」と貴重な撮影秘話も明かされた。この話を受けて、大友監督は、「この首を落とすシーンは、戦国時代の命をかけた戦いのギリギリの中で出た判断なので、現代的な価値から言うと『エグっ、サイコ...』という感じで、この時代の信長のクライマックスを描く上ではこれ以上のアイデア が中々無いと思う。」と改めて、象徴的なラストを飾る「本能寺の変」について熱く語った。
そして、本作が「本能寺の変が起こったとされる 6 月に企画発表会見」、「信長とゆかり深い岐阜でのお祭り」、「今回の熱田 神宮への再訪」と映画の PR でありながら、織田信長の歴史に直接触れて回る様に、本作に関わって来た日々について問 われると、木村は「自分でもびっくりする位のめぐりあわせがあって、440年ぶりの皆既月食が起こって、前の皆既月食は、 信長公が帰蝶と共に岐阜城にいた頃で、たまたまだとは思うんですけど、そういう色んな偶然が重なっていたので、逆にこういう作品にこういうタイミングで自分が参加できた事、すべてをひっくるめて感謝していますし、こうやって監督と一緒に、全国色んな場所で映画を観るお客さんの表情を観させて頂いて、本当にやって良かったなと思われる時間の連続でした」と感慨深く振り返った。
最後に大友監督は「今日は本当に殿を見た皆様のリアクションを観て、本当に僕も幸せになりました。是非、この映画を末永 く愛して頂いて、ロングランできる様に、大勢の方におススメ頂けたらと思います」と伝え、木村は「僕も Twitter やインスタ グラムで目を通していると、6回目、12回目の“追いバタ”(レジェバタ)ですとか、前は一人でしたが、今日は旦那と、かみさんと、息子と、娘と一緒にとか、スクリーンに映し出されるモノは毎回同じな筈なんですが、自分の気持ちが通じ合っている 人と一緒に作品を受け取ると、見た後の気持ちや泣いてしまう場所がなんで毎回違うんだろうというような皆さんの意見や 言葉を目にして、すごくありがたいと思っています。こうやって作品の内容と対峙して盛り上がってくれている皆さんのおかげで、上映が出来ているので、是非是非今後もお時間があったら、何度もこの二人(信長と濃姫)を抱きしめて欲しいと思います」と改めて感謝を伝え、織田信長ゆかりの地・名古屋での大ヒット御礼キャンペーンは幕を閉じた。
(オフィシャルレポート)
木村拓哉、綾瀬はるか
宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀
監督:大友啓史
脚本:古沢良太 音楽:佐藤直紀
配給:東映
©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
全国公開中
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