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ペ・ドゥナ × キム・シウンW主演 映画『あしたの少女』特報映像と新場面写真を解禁

【ニュース】
映画『あしたの少女』特報映像と新場面写真を解禁
巨匠イ・チャンドンがプロデュ ーサーを務めた『私の少女』で鮮烈な長編デビューを飾ったチョン・ジュリ監督の 8 年ぶりとなる最新作「NEXT SOHEE」(英題)/「다음 소희」(原題)が邦題を『あしたの少女』とし 8 月 25 日(金)より、シネマート新宿より全国公開する。


2017 年に韓国で実際に起こった事件をモチーフにして、チョン監督は、ダンス好きの明るい少女が想像を絶する過酷な労働環境に疲弊し、ついには自死へと追いやられていく様を、迫真のリアリティをこめて描ききっている。無垢な青少年を消耗品のようにこき使う企業の実態をあぶり出す。

本作は、2 部構成となっており、ソヒが実習生としてコールセンターで働く前半のパートは、物語のベースになった実際の事件を忠実に再現。もうひとりの主人公、刑事ユジンが登場する後半はチョン監督の創作で、韓国の労働 問題を追及してきたジャーナリストらに触発され、ユジンのキャラクターを構築したという。



特報では、ソヒ(キム・シウン)がダンスの練習に励む姿が映し出された矢先、画面が二分割となり、分割された 画面の一方でソヒが携帯をのぞき込めば、まるでその姿に呼応するかのように、もう片方の画面にソヒの足跡を辿る ユジン刑事・ユジン(ペ・ドゥナ)が何かをのぞき込む姿が映し出され、以降もそのような二人の対比が強調された構図となっている。途中、「物語の前半と後半が見事に呼応する」という海外レビューが表示されるが、本特報は、本編が 2 部構成であることと、ひとつの事件をふたつの視点で描くという映画の特徴を生かしたユニークな構図を取っている。


なぜ、ごく普通の高校生が自死を選ばなくてはならなかったのか。どうして、周囲の大人たちは救いの手を差し伸べなかったのか。社会の今を鋭く見すえ、これらの問いを投げかける本作は、英語題の『Next Sohee(次のソヒ)』が示す通り、ソヒのような犠牲者を二度と生み出すべきではないという願いをこめて作られた。ソヒの“生きた証”がスクリーンに映し出されるエンディングは、この映画にきらめくかすかな希望として、あらゆる観客の胸を打つに違いない。


監督・脚本:チョン・ジュリ『私の少女』
出演:ペ・ドゥナ、キム・シウン
チョン・フェリン、カン・ヒョンオ、パク・ウヨン、チョン・スハ、シム・ヒソプ、チェ・ヒジン
配給:ライツキューブ
2022/韓国/5.1ch/138 分/DCP 
©2023 TWINPLUS PARTNERS INC. & CRANKUP FILM ALL RIGHTS RESERVED. 
8月25日(金)公開

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