FC2ブログ

記事一覧

栁俊太郎が美しいサイコパスを演じる初主演映画『僕の名前はルシアン』キャストコメント&栁俊太郎オフィシャルインタビューを解禁

【ニュース】
愛が欲しいなら・・・僕の部屋に来ませんか
愛を求める孤独な10代の少女・あかねは、インターネットで「ルシアン」と名乗る理想的な男と知り合う。同じころ、ある連続殺人犯を追っていた警察は、同じ犯人が手を下したと思われる、3人目の女性の全裸遺体を発見。遺体に暴行の痕跡はなく、犯行動機もわからないままで、捜査は難航していくが……。

誰もが心の片隅に持っている"孤独"、誰もが心の奥底で必要としている"愛"。今生きている自分と今起こっている現象を作品にしたいと制作活動をしている大山千賀子が、日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞の市川修とCM界の巨匠の照明技師・渡辺光雄、美術・磯見俊裕(『ラーゲリより愛を込めて』)、音楽・篠崎正嗣(『ラストエンペラー』胡弓演奏)らとタッグを組み、おとぎ話のような"一瞬の愛"を美しい映画に仕立て上げた。
 
写真家としての大山千賀子のライフワークとして「裸体」への取り組みがある。我々が纏っている肌の質感、テクスチャー、肌が持つ歴史を雄弁に語る「裸」が、本作にも効果的に登場する。
 
監督は、水中撮影にもこだわり、6mの深さのタンクを求めて、イギリスのエセックスで撮影を敢行。日英合作映画となった。

渋谷・ユーロスペースでは、9月29日(金)~10月12日(木)に連日18:30より上映され、連日、上映前の舞台挨拶と上映後のトークイベントが予定されている。現在までに決まっている登壇者は次の通り。
 
9月29日(金)キャスト(登壇者は後日発表)
9月30日(土)キャスト(登壇者は後日発表)
10月1日(日)売野雅勇さん(作詞家)
10月2日(月)油井昌由樹さん(俳優)
10月3日(火)落語家らぶ平(落語家)
10月5日(木)手塚眞さん(ヴィジュアリスト)
10月7日(土)四方義郎(ファッションプロデューサー)
10月8日(日)ドン小西さん(ファッションプロデューサー)、高見恭子さん(タレント)
10月10日(火)萩原朔美さん(俳優・詩人・教授)
10月12日(木)林海象さん(映画監督)
 

この度、ユーロスペースでの公開を前に、キャストの菜葉菜、大鶴義丹、大島葉子、定岡正二のコメントと、栁俊太郎のオフィシャルインタビューが解禁となった。



あかねの友達・真希役:菜葉菜

大山千賀子監督!
10年余の年月を経てよくぞ完成させてくださいました。
先ずはおめでとうございます!と心から言わせてください。
試写を観て驚きました。
想像を遥かに超えた映像美に溢れ濃厚に味付けされたサスペンスに時を忘れてしまうほど。
他に類をみない珠玉の映像美を是非,劇場で堪能してください!
 

刑事・三木谷哲史役:大鶴義丹

 監督が望んだのは、死の世界に惹かれる犯人と、生に執着する刑事(私の役)の、異なる日常の横顔だった。

連続殺人犯を追いながら、
刑事は取り憑かれたかのように、暴飲暴食と、性のはけ口を求める。

犯人、刑事、二人の持つリビドーは全く異なっている。だが刑事は、犯人を追えば追うほどに、自分の中にある、死の匂いに気がつく。

もしかすると、死に惹かれているのは自分で、犯人は他人を殺しながらも、実は、生に執着しているのでは。

しかし、その内面の逆転を、どこまで表現し切れていたかは、未だに疑念は残っている。
 


あかねの母親・山口千枝子役:大島葉子

家族皆んなが、それぞれ悩みを抱えていて歯車が噛み合わない。
千枝子は何不自由なく裕福な家庭に育って結婚もし、娘も2人いるのに孤独で愛に飢えていて、その捌け口になるものが違うだけで、あかねと同じ。
一見幸せそうに見える家族でも、内情はわからない。
それはいつの時代にも、誰にでも大なり小なり当てはまる事だと思う。
母でありながら、女でもあり、ある意味、一番幼い、世間知らずの人だけど、嫌味な女ではなく、共感できる部分を大切に演じたと思います。


あかねの父親・山口英二役:定岡正二

出演オファーが来た時、正直「なぜ自分に」と思いましたが、娘の親である一方で、実業家でもあるキャラクターを演じるために、両方の側面をバランスよく演じるようにしました。特に声のトーンを意識しました。
監督の情熱が詰まった、社会性溢れる作品をぜひ劇場でご覧ください。



ルシアン役:栁俊太郎 オフィシャルインタビュー

監督に「美しいサイコパスのルシアンにぴったり」と言われたというのは、栁さんがミステリアスということだと思いますが、役者としてはそう言われて嬉しかったですか?
そうですね。嬉しい反面、期待に応えられるのかなという不安がありました。自分の中でそういう要素があるのかどうか全然わかっていなかったので、不安の方が大きかったですかね。

『冷たい熱帯魚』とかよりかはグロいシーンは少なくて、美しく描いていますよね?
それは大山さんの作品の素晴らしいところだと思うし、大山さんが描きたかったことだと思うので、そのイメージに僕が合ったということだと思います。本作を観た時に大山さんが描いていた画が伝わりましたし、僕自身そこに入れて一つ新しい自分の見え方というか、可能性が広がったなという気はします。

「今際の国のアリス」ではスキンヘッドにされましたが、ルシアンは、長髪が似合っていましたね?
そうですね、これでスキンヘッドだと怖すぎるので(笑)

ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』が公開されたのは2019年で、本作はそれより前の2013年に撮影されましたが、サイコパスを演じるにあたって、参考にした実在の人物や架空のキャラクターはいますか?
大山さんと話して、そういうものを準備していくと、どっかバレちゃう気がして、僕は特に準備とかはしなかったです。「暴れた時に栁くんがどう動くのか見たい」というのは言われていたので、とにかく現場で感情のままに暴れて動くことを意識しました。

美術の磯見俊裕さん(『ラーゲリより愛を込めて』)に雰囲気をセットで作っていただけたので、現場に入ったら、暗く冷たい空気が流れていて、セットに助けられました。

サイコパスの男の、職場の工場で黙々と作業する一面が描かれたシーンもあったのは、役を演じるにあたり、やりやすかったのでしょうか?
工場で作業している中で沸々としたものが育っていって爆発するという物語なので、工場で作業している姿っていうのは、爆発するまでの助走です。ルシアン的にもそこで辛い感情だったり、色んなネガティブなものを吸収したので、なくてはならない一部なのかと思います。

ルシアンが鏡に向かって話しているシーンは、難しかったですか?
あれは面白かったです。鏡を見て話すシーンって、『タクシードライバー』のデ・ニーロもそうだし、『ロード・オブ・ドッグタウン』の主人公がスキンヘッドになる時など、昔から色んな映画であるじゃないですか。鏡に向かって自分に話すって、その物語の覚悟を決めるシーンというイメージがあります。ルシアンは絶対二重人格なんですけど、その人格が違うもう一人の自分に話しかけているシーンで、そのシーンは、『映画を録ってるな』という感じで、楽しかったです。

本作は、ちょっと文学的な部分があるというか、ルシアンが自分のことを「おいら」と言うのにはびっくりしたのですが、自分を「おいら」と呼ぶという設定から、演じる上で何かヒントを得たりしたことはありますか?
独特の大山さんワールドなんだろうなと思いました。大山さんが大山さんの男性像と混ぜるのが面白いと思ったのではないかという印象です。

ルシアンが「愛してるよ」と言う時は、女性にでなく、何か具体的でない対象に対しての怒りを感じたりもしたのですが、どのようなことを考えて言っていましたか?
ルシアンって本性を見せないんですよ。名前も偽名で、ネットでしか自分の存在価値がないと思っている人間で。その「愛してるよ」っていうのもどこかルシアンの中のロマンチックな部分というか、そういうのを得られていないから一人で叫んだりしている。何も得られていないから色んなものが不足しているんですよね。「愛してるよ」っていう言葉も言われたこともないし、言ったこともないし、寂しさからくる叫びだったと思います。

ルシアンの「幸せにしてあげるよ」という言葉も、ぶっきらぼうに聞こえましたが、それをパソコンで読んでいる女性は、自分の好きなように読むので、甘い言葉に聞こえることもあるのかなとも思いました。パソコン上のやりとりのナレーションの収録に関しては、どのように考えて臨みましたか?
どこか別の自分がいて、そいつにやらせている、自分の魂を操作しているくらいじゃないと、あんなに人を殺せないし、殺した時にそんなことを言えないと思います。僕の中では、それぐらい振り切って言っていました。
 
ルシアンが人を殺した時にどういう表情をしたかは想像しかなかったかと思いますが、それは脚本のト書きには書かれていたんですか?
覚えていないですが、ト書きのようにはやっていないと思います。その時思いついたアイデアでやっていた気がします。

2013年に撮影したとのことで、10年経って幻の初主演映画が渋谷のユーロスペースで上映されることになり、どういう心境ですか?
10年前の社会に向けた作品が今この現代にどう響くのか、大山さんが伝えたかったものが、今の人たちに届いた時にどう広がっていくのかが楽しみです。


読者にメッセージをお願いします。
「この映画はみなさんに楽しんでいただける映画だと思います」という風に出た責任上言わなくちゃいけないのはわかるんですけれど、それもなかなか口に出しづらいくらい当時の社会に踏み込んだ作品なので、その深さ、痛々しさを見た人には味わってもらえればと思います。
 
今作れない作品だと思うので、こういう映画は画として楽しんでいただくだけで十分だと思うんです。感情だとか深い話をし出すと多分吸い込まれちゃうようなそのぐらい危険な映画だと思います。その危険な世界に興味がある方は、観てほしいなと思います。


ルシアン役:栁俊太郎プロフィール
1991年5月16日生まれ、宮城県出身。
2009 年に第24回メンズノンノモデルオーディションでグランプリを受賞。パリコレクションやミラノコレクションなどに出演。2012 年に俳優デビュー。世界 190 ヵ国に配信された Netflix「今際の国のアリス」をはじめ、映画やドラマで話題作に続々出演。2022 年は 10 本以上のドラマ、映画に出演。2023年7 月期テレビ朝日連続ドラマ「ハレーションラブ」に出演中。2024年1月19日全国公開、映画『ゴールデンカムイ』二階堂 浩平•洋平役でメイン出演。


監督・脚本:大山千賀子
出演:栁俊太郎
菜 葉 菜 大鶴義丹
大島葉子 定岡正二(元読売ジャイアンツ)
福永里朱 恒吉梨絵 ウダタカキ 酒向芳 風間晋之助
丸山昇平 田邉和也 結城貴史 庄司浩之
美術:磯見俊裕/音楽:篠崎正嗣/撮影:市川修/照明:渡辺光雄/
編集:保泉圭太/助監督:神保英明/
プロデューサー:追分史郎・Tony Humphreys/
エグゼクティブプロデューサー:Ajay Nehra・佐々木昭夫・清水菊江
主題歌:UKen「ルシアン-win the happiness」
制作:Tokyomuse Films合同会社
配給:Tokyomuse Films
日英合作作品/2022年/104分/カラー/5.1ch/DCP 
©「僕の名前はルシアン」製作委員会
公式サイト:http://mynameislucien.com
9 月 29 日(金)~10 月 12 日(木)渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開

関連記事

プロフィール

moviecore

Author:moviecore
Webメディア:ムービーコアは映画を中心に繋がる、アニメ・お笑い・音楽・ファッション・スポーツとエンターテイメントなイベントをリポート!ニュースも掲載しております。イベント取材・試写会・ニュース掲載は こちら moviecore2@gmail.com 編集部にご連絡ください。

最新記事

カテゴリ