東映ムビ×ステ 舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』囲み取材&公開ゲネプロ開催
- 2020/07/24
- 06:00
左から陳内将、崎山つばさ、安井謙太郎(7ORDER)、脚本・演出の毛利亘宏
【イベント】
2020年7月23日(木・祝)から8月2日(日)まで東京・サンシャイン劇場と、8月5日(水)から9日(日)まで大 阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、8月13日(木)福岡・福岡サンパレス、8月15日(土)広島・上野学園ホールにて、東映ムビ×ステ 舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』を上演。東京公演 初日となる 7月23日、サンシャイン劇場にて同舞台のキャスト・スタッフ出席の囲み取材と公開ゲネプロが開催された。
ゲネプロ前には本作の出演者である崎山つばさ、安井謙太郎(7ORDER)、陳内将 と、本作の脚本・演出の毛利亘宏(少年社中)の4名が囲み取材に出席。映画と舞台が連動するムビ×ステ。舞台には庄司新之助役の崎山つばさ、死神・十蘭役の安井謙太郎、百目鬼役の陳内将が映画から引き続き出演する。
このコロナ禍の中で、公演初日を迎え、心境を尋ねると、崎山は「何が何でも幕を明けたいという思いで稽古に臨みました。その中でいろんなニュースが飛び交って不安な部分もありましたが、僕らは感染対策をしっかりとして、稽古場での過ごし方、劇場での過ごし方を徹底して、今日こうして初日を迎えることがどれだけ嬉しいことなのか、とすごく感じています。」と話し、「なんだか初舞台を踏むような感覚。意気込み十分に、でも、気をつけながらしっかりと僕らの演劇を届けたい思ってます」と、主演としての意気込みを語り、安井も「座長はじめ、ひとつになって届けていきたい」と力を込めた。
さらに本作について、「映画と舞台の連動ということで、二つ合わさって完成という一つの作品になると思いますので、盛り上げて、第三弾に繋げられるようにしっかりと演じさせていただきたいと思います。」と意気込みをみせた。
陳内は、「初日を無事に向かえることができるのか、稽古から不安で過ごしていましたが、制作さんなどが万全な状況を作ってくださり、消毒、換気はもちろん稽古時間も考えてくださり、無理のない範囲で、でも濃度の高い稽古期間をくださってお客様に喜んでもらえる作品に仕上がってると思いますので、『やっぱり舞台っていいな』と思ってもらえれば」とコメント。
脚本・演出を務めた毛利は「やっと劇場に帰って来れました!」と喜びをみせ、劇場で舞台ができないことが苦しく辛い日々だったといい、「でもこのメンバーで戻って来れて幸せに思っております」と、上演への思いを語った。
また、稽古についても工夫したという毛利は「今回、大変な状況でもあり、稽古時間を圧縮して稽古してました。長時間の稽古で免疫力を落とさないように滞在時間を短くして稽古し、もともと一幕構成だったが、お客様のために換気をできる時間を作るために二幕構成に書き直しました。それだけが理由ではなく、より芝居も面白くパワーアップしたと思っています。」と力説した。
キャスト陣に今作の見どころや注目ポイントを尋ねると、崎山は「このご時世の中で演じることの意味が凝縮された物語だと思いました。死神の生き様だったり、兄弟、姉妹の生き様だったり、舞台上から感じ取ってもらえればと思います。」と話し、
安井は、「映画をご覧いただいた方にはさらに楽しんでもらえる作品になっていると思います。映画はスクリーンの中で切り取られた物語がすべてだと思うんですけど、舞台だとお客様の視点によって、どこで物語が動いているか選べるという贅沢な形になっているので、映画と舞台の違いを楽しんでいただけたら」と見どころを語り、さらに注目ポイントとして、「人生で初めて剣を持って舞台に立ってます。大先輩のお二人(崎山と陳内)にご迷惑をかけています。初めての殺陣をしっかりと頑張りたい」とアピール。
陣内からは「僕が映画で好きだったポイントというのが、死神が武器に変化する場面で、これが舞台でもあるのかないのか。もし、あるのならどういう演出になっているのか楽しみにしてほしいです。個人的には、映画では明かされなかった僕が演じている百目鬼という死神のキャラクター像を脚本で深く掘っていただきましたので、そこを前面で表現したい」とアピールした。
崎山は「陽性者がでなかったからラッキー!舞台ができるという気持ちは全くなく、日々次の公演はできるかどうか分からないという中で、僕らなりの演劇を届けられたらという思いがすごくあり、僕のやることだと思ってます」。
安井は「エンターテインメントはお客さんがあってこそ成り立つものだと思ってます。自分のグループ7ORDERの方に、『行けなくなっちゃったごめんね』っていうメールがあって、劇場に足を運べないファンの方にそう言わせてしまったのが心苦しいなと感じて、今日の配信だったり色んなエンタテイメントとして、無限に広がっていくべきだなと思っています。自由な選択でネガティブな感情がでないよう自分たちも模索して新しいチャレンジをしていくべきと感じました」。
最後に崎山は「僕らは稽古してきて、僕らのやり方で演劇を全力でお届けすることがすべてだと思います。その為に1日でも多くのお客様に観てもらい公演ができるように務めてまいりますので、是非とも応援よろしくお願いします!」と、会見を締めくくった。
(編集部)
仲間との別れから一年。
庄司新之助ら侠客たちは新たに鬼八一家を名乗り、悪人たちから民を助けるために江戸の町を奔走していた。
そんな新之助の元に新たな依頼が…。死神・十蘭は「これは死神遣いがかかわっています」と新之助に告げる。新之助は依頼を追いかける中で、死神にまつわる大きな陰謀に巻き込まれていく。
謎の男・天元が引き連れる新たな死神。そして、百目鬼。様々な人間・死神たちの思惑が絡みあい事件は思わぬ方向へと進んでいく。
【 ゲネプロ写真】
映画と舞台、それぞれが独立した作品ながら、物語は連動する!それがムビ×ステ!!
【脚本・演出】 毛利亘宏(少年社中)
【出演】 崎山つばさ 安井謙太郎(7ORDER) 陳内将 松浦司 松本寛也 北川尚弥
櫻井圭登 伊藤優衣 エリザベス・マリー 田邉幸太郎 輝馬 谷口賢志 / 山崎銀之丞
川本裕之 橋本由希子 平井琴望 杉山諒二 宮川康裕 前田りょうが
※公演の詳細は特設サイトを参照
【プロジェクト特設HP】
https://shinitsuka.com/
【プロジェクト特設HP】
https://shinitsuka.com/
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