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映画『サイレントラブ』「演技で目を赤くできる人がいるんだと驚いた」山田涼介の“目の演技”を内田英治監督絶賛!場面写真を解禁

【ニュース】
内田英治監督「演技で目を赤くできる人がいるんだと驚いた」
セリフの無い山田涼介の“目の演技”を絶賛!“死んだように生きる”蒼の目が印象的な場面写真が解禁!

“死んだ魚のような目”で生きる蒼だが、美夏との出会いで希望が宿る–−。虚ろな目が印象的な蒼の場面写真が解禁!

解禁された蒼の場面写真は、ぼんやり空虚を見つめるような姿や、美夏がひとりピアノの練習に励む講堂に腰掛けて静かに俯く様子が確認できる。その瞳には覇気がなく、感情が読み取れない。


山田が「クランクインの日に、監督に”死んだように生きてほしい”と言われた」と明かすように、過去のある事件がきっかけで声を捨て、夢や希望を持たず毎日をただ生きている蒼は、どこかぼんやりとして虚ろな目が印象的だ。



だが、美夏との出会いによってその目に希望が宿る。「自分には夢をみる資格はない」と諦念を抱く蒼だったが、美夏の”何があってもピアニストになる”という夢を叶えることに初めての希望を見いだす。内田監督は山田に「目の奥 10 センチで美夏を見てほしい」と指示したそうだが、監督は「特に目の演技は、動きなどで作ってしまいがちです。人を好きになる時の目を、キラキラっと作ったりしてしまう。でも本当は、人を好きになる瞬間は、意外にスーッと引いた気持ちになる場合もある。人によって全く違うものだと思います。だから、リアルな目という器官そのものではなく、もっと奥
の部分で気持ちを表してほしいという意味で、そう言いました。“10 センチ”に関しては、心と目の間が、ちょうど 10 センチくらいかなと思って言いました。」とその緻密な指示の意図を明かす。

目の演技という一筋縄ではいかないであろう表現について山田は「目の芝居は、演じていて非常に難しいと思いました。最初のシーンの方は目に光がない、何を考えているのか分からないような目なんですが、(シーンが進むにつれて)どんどんそこに感情が生まれていく。その中で、目の中に光を入れるシーンだったり、ここは入れないほうがいいなとか、そこの加減が非常に難しかったです」と目の光をも操る意識をしたという。

さらに、喧嘩のシーンでも山田の目の演技は光った。監督は「敵対する相手に目を真っ赤にして向かって行くというシーンでは、演技で目を赤くできる人がいるんだと驚きました。アクションというのは、演技を伴って初めていいシーンになるのですが、まさにそういう意味でも素晴らしいシーンになったと思います。」と山田の演技を絶賛している。

ラブストーリー初主演にして、声を発することをやめた青年という難役の気持ちの変化を繊細に表現した山田。蒼の感情によって緻密に変化していく山田の演技を是非劇場でご覧いただきたい。


出演:山田涼介 浜辺美波
   野村周平/吉村界人 SWAY 中島歩 円井わん 
   辰巳琢郎/古田新太
原案・脚本・監督:内田英治
音楽:久石譲
主題歌:「ナハトムジーク」Mrs. GREEN APPLE(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
配給:ギャガ
(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
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