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映画『12日の殺人』場面写真を解禁! 公開に先駆け『悪なき殺人』が1週間限定 再上映が決定

【ニュース】
映画『12日の殺人』より、男性社会に切り込む、フェミニズム的テーマ 被害者の親友、裁判官と新人捜査官・場面写真を解禁
さらに第 48 回セザール賞最多受賞した 本作の公開に先駆け『悪なき殺人』が 1 週間限定 新宿武蔵野館にて再上映決定した。

監督は、2019 年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞を受賞し、日本公開でも口コミでヒットした 『悪なき殺人(原題:Only The Animals)』(映画祭当時は、『動物だけが知っている』)のドミニク・ モル監督。彼の最新作となる本作は、前作を圧倒する多数の映画賞受賞を果たし、注目を集めた。


クララの親友ナニー 


女性裁判官ベルトラン 


新人女性捜査官ナディア

男性社会に切り込む、フェミニズム的テーマにも注目してほしい『12日の殺人』。クララの殺人事件を追う主人公ヨアン率いる捜査班は、男性7人という男所帯。さらに容疑をかけられる容疑者らも全員男性。そんな男性ばかりの本作で女性が担う役割は、行き詰まる捜査に核心を突いていくこと。被害者・クララは21歳で容姿端麗。まずはクララの男性関係から捜査していくと、彼女と関係を持っていた男たちは、一様にして彼女が「奔放な女性」だったことを示唆する。捜査陣は、間違いなく男性による犯行であると疑いもしない。

しかしクララの親友ナニーにクララの男性関係を聞くと「なぜクララが誰と寝たかを知ることがそんなに重要なのか」とヨアンに泣きながら問い詰める。そして事件から時が経ち、迷宮入りしていた捜査を男女関係に正解も間違いもないと諭し、男性による犯行だと疑わないヨアンらの偏った先入観を排した捜査再開を示唆する女性裁判官。新たに捜査チームに加わる事となった新人女性捜査官のナディアは、「罪を犯すのも捜査するのもほぼ男性って変ですよね。男の世界ね。」とヨアンに投げかける。

そんな彼女らの一言一言は、ヨアンと他の男性たちが気づかなかった部分を洗い出していく。まるで事件を解決するかのように―。

ドミニク監督は、「男性による暴力事件を捜査するのはほとんどが男性です。もし殊勝にも映画やドラマで女性の捜査官が活躍している姿が描かれていたとしても現実は、今だに“男社会”なのです。彼ら男性捜査官が自分の娘やパートナー、女性の友人や姉妹が犠牲になった事件を捜査することになったら何を思うだろうか?容疑者を、そして被害者をどう見るだろうか?これらすべての要素が彼らにどのような感情を引き起こすだろうか?映画を観る人がそういった疑問を抱くきっかけになり、いわゆる”実存的不安”を感じてもらえればと思います。」と、物語の中核を女性に担わせ、現実の男社会について観る人が疑問を抱くきっかけとしてほしいという思いを込めていると語っている。


さらに昨年 2023年2月24日、パリで開催された第48回セザール賞最多受賞を果たした本作が 3月15日(金)の公開に先駆け 2019 年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞を受賞したドミニク・モル監督作品『悪なき殺人』が新宿武蔵野館にて3月8日(金)~14日(木)まで『12日の殺人』の公開前に再上映することが決定した。

場所:新宿武蔵野館(〒160-0022東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)
上映期間:3月8日(金)~14日(木)



監督:ドミニク・モル 脚本:ドミニク・モル/ジル・マルシャン
原案:ポーリーヌ・ゲナ作「18.3. Une année passée à la PJ」
出演:バスティアン・ブイヨン/ブーリ・ランネール/テオ・チョルビ /ヨハン・ディオネ /ティヴー・エヴェラー/ポーリーヌ・セリエ /ルーラ・コットン・フラピエ  
配給:STAR CHANNEL MOVIES
© 2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
(2022/フランス/原題:La Nuit du 12/114分/ビスタ/カラー/5.1/字幕翻訳:宮坂愛)
3 月 15 日(金)公開

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