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山﨑賢人、感無量!映画『陰陽師0』公開記念舞台あいさつ

【ニュース】
4月20日、映画『陰陽師0』の公開を記念して舞台挨拶を都内劇場にて開催。呪術の天才と呼ばれる若き日の安倍晴明を演じる山﨑賢人をはじめ、晴明と衝突しながらも徐々に友情が芽生えバディになる貴族・源博雅(みなもとのひろまさ)を演じる染谷将太、博雅の幼馴染であり、のちに帝の目に留まる皇族の徽子(よしこ)女王の奈緒が登壇。さらに晴明と同じ陰陽寮の学生・平郡貞文(へぐりのさだふみ)の安藤政信、博雅の恋敵となる帝の板垣李光人とキャスト陣が集結した。

京都の仁和寺やジャパンプレミアのイベントで大反響を得た本作がついに、4月19日(金)に公開を迎えた。すでに鑑賞した方から絶賛の声が上がっているが、その中で“泣ける”との声もかなりの数届いている。そこで今回は視聴者から泣けると話題の“晴明と博雅の友情の絆”や“博雅と徽子女王の恋模様”についてキャストが撮影時を振り返りながらたっぷり語りつくしました。

そのほか、本作にちなんだフリップトーク企画で、自身の原点やお気に入りシーンなど、今だから話せるトークを繰り広げて大盛り上がり!さらに、本作のメガホンをとった佐藤嗣麻子監督の夫・山崎貴監督が公開のお祝いにサプライズ登壇!今年、「ゴジラ-1.0」で「第 96 回アカデミー賞® 視覚効果部門」を受賞し世界中を席巻した山崎監督も大絶賛する呪術エンターテイメントの公開を盛大にお祝いした。



上映後、熱気溢れる会場には、晴明と博雅の絆に目を潤ませる観客の姿も。そんな興奮冷めやらぬ観客を前に、会場後方の扉からキャストと監督が登場!大きな歓声に応えるように、手を振りながらキャストと監督がステージ上に到着すると、ひと際大きな拍手で迎えられた。会場を見渡した山﨑は「昨日初日を迎え、やっと観ていただけるので、嬉しく思っています」と喜びを込め、バディを組んだ染谷も「本日はありがとうございます。撮影が2年前で、やっと伝えることができて嬉しい」と続けて挨拶。奈緒は「今日はありがとうございます。上映後ということで、観終わったあとのお顔を見てお話しできるのが嬉しいです。最後まで楽しんでください」と笑顔で挨拶し、今作のイベントで初登壇となった安藤は「今日はありがとうございます。よろしくお願いします」、板垣は「この呪術エンターテイメントが世界に発信されると思うと、胸が高まります」とそれぞれの思いを語った。長年の念願叶っての映画化ということで、佐藤監督も「35年前に夢枕獏さんと約束して、やっと公開できました。光栄に思っています」と強い思いを覗かせた。

4 月 19 日に公開されると、若い世代を中心に反響を得ている本作で、「晴明と博雅の友情に泣いた」、「2 人のバディ感がエモい」という感想も多くあがり、原作ファンも太鼓判を押しているが、水龍召喚などエモーショナルなシーンの撮影について聞くと、山﨑は「晴明と博雅のシーンは博雅の倒し方とか、試行錯誤して。すごく好きなシーンになりました。信じるから博雅を助けるのに繋がるのが良いですよね。水龍召喚もすごかったし、信じるからこそ博雅を助けるのに繋がるのが良い」と思い出深いシーンになったようで、完成した映像を見た染谷も、染谷「すごかった、かっこよかった!賢人君、飛んだりして。本当に技術者ってすごい」と、迫力ある VFX シーンを絶賛!

また、平安時代ならではの切ない恋愛も描かれるが、博雅と帝の間で揺れる女王を演じた奈緒は、「すごく幸せな瞬間もあって。でも切ない気持ちにもなりました。撮影最後の方に撮ったシーンでは、なかなか言いにくいセリフもあって」と思い高ぶる場面もあったといい、染谷も「徽子女王とのシーンは、台本で読んだ時から、なんてエモいんだって思って。徽子女王を目の前にして座ったあの場でうまれたところもあります。嗣麻子監督の優しい演出もあって」と撮影を振り返り、晴明と博雅だけでなく、博雅と徽子の間にも強い絆が描かれている。

バトルと言えば、帝の陰陽師の地位をめぐる呪術満載のバトルシーンも迫力たっぷりに描かれる。完成した映画を観た板垣は「僕は中学生の時にアニメの影響で呪文を唱えていたりしていたので、その時の厨二心がくすぐられて高揚しました。晴明みたいに印を結びたかった」とコメントした。



ここから、公開初日をテーマにフリップトークを繰り広げる。「陰陽師 0」では、安倍晴明の原点となる学生時代を描いているが、みなさんにとっての”原点”を教えてくださいというお題が。
佐藤監督:夢枕獏先生。先生がいなければ、この映画は存在しないので。
奈緒:福岡です。地元なのでやはり福岡がなければ今の私はいないと思うので。
山﨑:サッカー。楽しみながら一生懸命やるというのが今の仕事にも繋がっているかと思います。
染谷:ジャッキー・チェン。本当にジャッキーが好きで、プロデューサーには会ったことがあるのですが、いつか出させてくれって直談判しました。今回のスタントマンの中に、ジャッキーちゃんがいて、興奮しました!(会場驚き)
安藤:写真、スケートボード、音楽はライフスタイルなので。
板垣:両親ですね。気になったことは全部やらせてくれて、この仕事をさせてもらうようになったのも両親のマインドからという部分があります。
続いて、2 回目はここに注目!という自身の好きなシーンについてトーク。
佐藤監督:お花が飛ぶシーン。友達からメールがきて、このシーンで涙がでて、浄化された、呪がとけたって。この映画にはそんなパワーがあるって感動しました。
奈緒:晴明と博雅がお酒を飲むシーンは、思い返した時に心に残っています。人と人とがお酒を交わして、晴明が今後大変なこともあるけどこんな夜があったなって思い出せるような、素敵なシーンだと思います。
山﨑:お手玉からネズミになるシーンですね。ここのシーンは、染谷くんともリハーサルをたくさんして。呪の説明をする大事なシーンなので思い出に残っています。
染谷:火の龍が出現して爆発するところは、実際にヘリコプターを飛ばせて立てないくらいの爆風で演じていました。
安藤:炎に包まれながら、学生3人で得業生を争うシーンは、撮影現場も色々話し合ってやったので、印象に残っています。
板垣:囲碁を打つ手です。帝が囲碁を打つシーンがあって、手が寄りで映るんですけど、自分の手が好きで。是非見てください。




ここで、山﨑から「実は映画の公開をお祝いしたいという方が、もう1名いらっしゃるんです」という紹介のもと、なんと、『ゴジラ-1.0』で世界を魅了した映画監督で、佐藤監督の夫でもある山崎貴がサプライズ登壇!急遽お祝いに駆け付けた山崎監督から、「公開おめでとうございます!」と、佐藤監督へ、花束が贈呈された。2 人は同じ専門学校の出身で、山崎監督の映画デビュー前は、佐藤監督の VFX を担当していたという。あまりにも佐藤監督が厳しいので、それなら監督になってやろうと、佐藤監督が監督デビューの原点になったというエピソードも。山崎監督は、「家ではお互いの作品の話はしないのですが。やー、よかったです。これを作りたかったんだなって。長年苦労していたのを近くで見ていたので、今までの戦いが無駄じゃなかったって思いましたね」と、夫婦の絆を感じさせ、世界を席巻した白組が手掛ける VFX にもさらなる期待が高まる。


最後に山﨑は「見所はたくさんあって、晴明の気持ちになってミステリーを解決したり、友情、恋愛、いろいろ楽しんで観てください。今しかない、というメッセージ性が好きで、色々目に見えないもので踊らされるけど、自分が見ている今を、一生懸命生きて良いんじゃないかと。大スクリーンで楽しんでください」とメッセージを送り、公開を記念する舞台挨拶に相応しい華やかなイベントは幕を閉じた。
(オフィシャルレポート)





配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024 映画「陰陽師 0」製作委員会
公式サイト:http://onmyoji0.jp
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