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映画『フード・ラック!食運』ワールドプレミア上映にEXILE NAOTO、土屋太鳳、寺門ジモン監督が登壇

【東京国際映画祭イベント】
第 33 回東京国際映画祭の特別招待作品部門に出品が決定し、ワールドプレミアとして、映画『フード・ラック!食運』が世界最速上映された。上映後には EXILE NAOTO、土屋太鳳、寺門ジモン監督が舞台挨拶に登壇。寺門ジモン監督がマイクとトングを間違えるボケで舞台に登場し、会場が笑いに包まれて舞台挨拶がスタート。


寺門監督は「飲食業が大変なことになっているので、この映画で元気になってもらいたい。みなさん、お肉をお楽しみください。」と挨拶があり、続いて主演の EXILE NAOTO より「今回はジモンさんの愛してやまないもの、“食”そして“家族愛”をテーマにした映画になっていますが、普段からおいしいものを食べに連れて行ってもらったり、公私共にジモンさんにはお世話になっています。役作りでも食べ物のことを勉強したんですが、もともと食べることが好きなので、とても幸せな撮影でした。みなさんに少しでも心に温かいものが残ったらいいなというのと、ぜひこの後は焼肉屋に行ってください!」と焼肉映画ならではのアピール。
土屋太鳳は「難しい状況のなか、貴重な映画祭に参加させていただき感謝しています。本日も通訳の方がいらっしゃるとのことで、この愛する作品を、国境を越えてお届けできて嬉しいです。愛情と感謝を噛み締めて、この映画を皆さまと楽しめたらなとおもいます」と会場に集まった観客に向けて感謝を述べた。


焼肉が主役級に活躍する本作にちなみ、NAOTO は「今回、お肉もしっかりと演技をしてもらわないと困るということで、自分達への演技指導はあまりなかったのですが、お肉の焼き方に関してはかなりしっかりと監督から指導していただきました。こだわって撮っているので、お肉もいい演技をしているとおもいます」と寺門監督のお肉への並々ならぬこだわりぶりを明かした。初共演となった NAOTO との撮影エピソードを尋ねられた土屋は 「NAOTOさんは良人とは性格とかは違うんですが、狩人のような眼をしいるところが同じで、目標に向かってちゃんと研究して前に進んでいくところが、良人が覚醒した後の演技にパワーを与えていて素晴らしいなとおもいました」と NAOTO 本人と役柄との共通点を挙げて、その演技について誉めた。


映画の中では焼肉を食べるシーンが多い為、撮影中に食べた肉の量を聞かれると NAOTO は「2 時間くらいの撮影で、薄い肉だったら 10 枚くらいは食べたはず...」というと、土屋は「私はもっと食べてるかも。13、14 枚くらいは食べてました」と答え、するとすかさず寺門監督が「ちょっといいですか?撮影以外にも二人、いっぱい食べてますよ!いくらいい肉だからって食べ過ぎですよ!」と被せてコメントし、会場の笑いを誘い肉への愛だけでなく、不器用な母と子の物語でもある本作をオリジナルで考えた寺門監督は「もともとお店にはそれぞれのお店ごとに素敵なエピ ソードを持っているもので、今回の映画に出てくるお店もほとんどが実在しているお店で、その中で起きた素敵なエピソードもあって、今回はそれを忘れないでおきたいということで、オマージュを込めています。親と子というものにはずっと繋がっていく愛情というものがあって、それは食事にも繋がっ ているなとずっと思っていて。食べるということは生きる事。お母さんの愛情とかが、僕のうざいウンチクと一緒に映画を通じ、皆さんの心に入っていったらいいなとおもってストーリーを作りました」と映画に込めた想いを明かした。


初監督を務めた寺門監督について、土屋は「この情熱でお肉が焼けてしまうんじゃないかってくらい、すごく熱い情熱を持たれていて、その分撮りたいものがはっきりされているのでテイク数がどんどん増えていったんですが、でもそれは“こだわり”というより“使命感”なんじゃないかなと思いました。食って幸せじゃないと楽しめないことの一つだとおもうんです。食材も、調理する人も、味わう人も、大切な命をいただくので、それをちゃんと描いているなとおもいました」と絶賛し、「すごくいいこと言う!太鳳ちゃんに映画のコメント書いてもらえば良かったよ!」と寺門監督も土屋のコメントに嬉しそ うな様子だった。NAOTO は「良人というのは食になった瞬間にスイッチの入る役なので、どうやってそれを演じればいいかなと考えていたときにジモンさんに相談して言われた『このトングが、もしも侍が持つ日本刀だったら。侍が刀を構えるときにスッと力を抜くようにこのトングを構えてみたらどう?』 とアドバイスをもらい、その言葉が自分の中でとてもしっくりときて演じることができた」と撮影エピソードを語った。


最後に寺門監督より、これから映画を観る観客に向けてこの映画をより楽しむためのポイントとして「実在のお店で本当にお店で出てくるメニューで撮影させていただいているので、ぜひ“フーディー”と呼ばれる美食家の人たちにも観てもらい、あっ!これはあの店のあれだ!という風に楽しんで もらいたいです。そして普段からおいしいものを食べに行かない人にも、この映画を観るときっと『焼肉おいしそうだな~』と思ってもらえるとおもうので、映画を観る前にお店を予約して、映画を観終わってからお店に食べに行ってほしいです。お肉を食べるアイドリングとして最高の映画だとおもいます」 と食と映画への愛が溢れるアピールをして、舞台挨拶は大盛況のうちに幕を閉じた。






原作・監督:寺門ジモン 原作協力:高橋れい子 脚本:本山久美子 音楽:Amar 出演:EXILENAOTO 土屋太鳳
石黒賢 松尾諭 寺脇康文 白竜 東ちづる 矢柴俊博 筧美和子 大泉洋(特別出演)
大和田伸也 竜雷太 りょう
主題歌:ケツメイシ「ヨクワラエ」(avex trax)/製作・配給:松竹株式会社 / 制作プロダクション:株式会社ギークサイト
(C)2020 松竹
11月20日(金)全国ロードショー

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