映画『ペット2』宮野真守「この悪役は挑戦だった」共演者も絶賛
- 2019/06/24
- 18:30
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飼い主が留守にしている間、ペットたちは何をしているのだろう――誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描いた『ペット』の待望のシリーズ最新作 『ペット2』が 7月26日(金)から全国公開される。そして6月24日、『ペット2』吹替版完成報告会見が、東京・ザ・ペニンシュラ東京にて行われ、日本語吹替声優陣が出席。会見には設楽統(バナナマン)、日村勇紀(バナナマン)、佐藤栞里、永作博美、宮野真守といった前作からのレギュラーキャスト陣に加え、新キャストの内藤剛志、伊藤沙莉が登壇。キャスト陣の中でもイルミネーション作品の常連キャストである宮野。前作では、マックスたちの冒険に手を貸すタカのタイベリアスを演じた宮野は「前作で演じたタカのタイベリアスが今回は出ないということで…お役御免になるかと思いきや別の役で返り咲きました!ビジネスチャンスを掴みました!」とコメントしニッコリ。
今回、宮野が演じるのは、謎めいた不気味な悪徳サーカス団の団長セルゲイ。劇中では邪悪なオオカミたちを手なずけ、サーカスの見世物用に発見したホワイトタイガーの赤ちゃんフーをどんな手段を使ってでも捕らえようとする悪のキャラクターを演じる。
この悪役のセルゲイについて宮野は「今回、悪役に挑戦させていただきました。前回は、おじいちゃんで、今度は『ペット』の中でも飛び道具をたくさん担当させていただきました」と振り返り、「自分の声優のキャリアとしてもやったことのない声の雰囲気を経験しました」と、まさに挑戦だったという。本編の映像も上映され、その声は宮野の少年から青年、そして凛々しき若者という感じではなく、ずる賢く少し潰れたしゃがれた声という感じで、明らかにこれまでとは違う声優 宮野真守だった。
マックス役の設楽も「イケメンのイメージがありますけど、変幻自在になんでもできる方。僕なんかは監督にいろいろ言われてもこの声しかできないので凄いと思います。僕らは変幻自在をキープできないですよね」、クロエ役の永作も「声優さんの音域というかどこまであるんだろうと思います。差を感じます」と絶賛し、宮野も「嬉しい!」と喜びを声にした。
そんな宮野も「この役は悩みました。どういう声でチャレンジしたら…元々の声優さんがロシア訛りで、ちょっと英語も片言というのがあったので、ちょっと巻き舌にしてみたり、そういうのを入れてみたら段々と悪人ぽい声になっていった」と明かすと、「でもこの潰した声で続けるのは大変だったので、収録が終わる頃には喉が枯れてしまった」と、この挑戦はかなりの苦労があったという。
この話にデューク役の日村は「このセルゲイって本当に腹立つ奴で、宮野からは想像もつかないいまの声とまったく違うから流石としか言いようがない」と称えられ、宮野も「こんな悪い奴、久しぶりにやりました!」と満面の笑みで喜びを噛み締めていた。
(編集部)
監督: クリス・ルノー
脚本:ブライアン・リンチ
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
配給:東宝東和
(C)UniversalStudios.
公式サイト:http://pet-movie.jp/
7月26日(金)全国公開
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