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【イベント】

放送終了から10年ぶりの続編、そして新作にして完結編となる Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』。上映初日を迎えた 3月12日、東京・新宿バルト9 にてキャスト・スタッフ登壇の初日舞台あいさつを実施。舞台あいさつには、渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶、岩永洋昭、田﨑竜太監督が登壇した。

本作はTVシリーズ最終話の10年後を描く正統な続編となり、消滅してしまった アンクの復活と、新たな敵との戦いを描く物語。キャスト、スタッフが再結集し制作。10年ぶりの完全新作にしてオーズ完結となる。

壇上に登壇したキャスト陣、客席を見渡した渡部は「皆様、お久しぶりです。お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。ついにこの日を迎えることができてキャスト一同とスタッフ一同本当に感無量でございます。」と、あいさつしその表情は嬉しそう。

続いて三浦は「本日初日を迎えました皆様とお会いできるのをすごく楽しみにしてました。」と、笑顔であいさつ。

高田も「やっとついにこの日が来たんだなという気持ちでいっぱいです!」と喜びを溢れさせていると、岩永は「日本の皆さんこんにちは、アイアンマン、トニースターク役のロバート・ダウニーJr.です!日本の皆さんに会えて嬉しいです! 僕も大好きなんでお寿司いっぱい食べたいと思います!」とのジョークの効いたあいさつに客席から大きな拍手が沸き起こっていた。

ついに上映初日を迎えた気持ちについて聞くと、渡部は「もう本当ここまで来るのに長いことかかったんですけど、ようやくこうして皆様のもとにお届けできる日が来て感無量でございます。毎回僕はなるべく皆様のお顔を見るようにしてるんですけど、待ちに待ってくださった皆様のお顔を生で拝見することができて本当に嬉しいです。」と心境を語り、三浦も「本当に嬉しく思ってます。このご時世なので、こうして皆さんとお会いできるのもすごく奇跡に近いことなんだと思います。こんなにたくさんの方たちにお会いできたことが、すごく嬉しい。」と喜びを口にし、客席から大きな拍手が送られた。

監督を務めた田﨑は「本当に実現するのかなっていうところから、これは始まっていて、10周年の企画って他の作品でもありますけども、やっぱり俳優部さんの合意とやる気が伴わないとこれ絶対成立しない企画なんですね。今回に関してはやっぱり、シュウくんがプロデューサーとして、シュウくんのやる気これオーズ的には欲望が、この作品を産んだと言って過言ではない。皆さんのお顔を拝見して、現実だなと、現実に公開したんだなということを思い、やっぱりシュウくんの思いの強さ欲望の強さっていうのを感じました。」と、発起人となった渡部を称え、会場も大きな拍手に包まれた。

この田﨑監督の言葉に渡部は「僕はこんなに欲深かったんだと思いました。映画は僕一人の力では成し遂げられなかったですし、お話をいただいた時点で、皆んなに声をかけて意思確認をする中ですごく悩み悩んで、皆んなでやろうと、一致団結して、皆様のお顔を見て良かった思ってます。」と、キャスト、スタッフ、待ってくれたファンに感謝を述べた。

田﨑監督も「皆んなシュウくんがやるならやるっていう気持ちで集結してできた映画。」と、他のキャスト、スタッフの思いを語った。

また、見どころとして、本作ではアンクの復活もあり、三浦は「 とにかく心を込めて演じさせていただきましたので、アンクを感じていただければなと思っています。」、田﨑監督は「映司とアンクについては、もう観ていただくしかないと思ってます。」と呼びかけた。

また撮影エピソードについて聞かれると、渡部は「見ていただくとわかるシーンなんですけど、すごく大事なシーンでキャスト全員が集結するんですけども、田﨑監督がかけてきてくださって『本当に10年あったからできるお芝居だね。物語だね』っていうことを言ってくださって、その一言がすごく今でも残ってて、あれは、一生忘れない出来事です。もう本当その言葉だけでいろんなことを僕たちは受け取りました。」と、監督からの言葉をキャスト全員で受け止めたという。

田﨑監督も撮影を振り返り「テレビシリーズの第1話の撮影の時に、現場で変身ポーズを一生懸命練習してたこととか、そんなことを思い出しながら撮りました。」と、心境を明かし、「大事なシーンは、やっぱりそのシーンが撮りたいからこそのストーリーだったりするんですけど、それこそがお客さんに届けたいことだったりするし、10年という月日を経て、オーズという一つのカンパニーがこれだけ成長したというところを観ていただきたいなと思ってます。」と、渡部や他のキャストにかけた言葉について語り、「あれが撮れたのは本当に嬉しかった。僕も監督冥利に尽きるという感じです。皆さんのおかげです。ありがとうございます。」と、感謝の言葉を寄せた。

さらに田﨑監督から「オーズ10周年の初日に駆けつけていただきまして本当にありがとうございます。10年前の皆さんと、今の皆さん、いろんなことが変わってるかと思いますが僕らもいろいろ変わりまして、その結果がこういう形の映画になっております。ありがとうございました。」。

三浦は「僕自身、いろんな思いの中で心を込めて、精一杯演じました。何か皆様の心に残って、これからの生活の中で何かの力になってくれればいいなと思いますし、僕自身もこの映画にたくさん勇気と力をもらいました。これからも精一杯生きていきたいと思います。」と、ファンにメッセージ。

最後に渡部は、「実はですね先日、『仮面ライダーオーズ』の主題歌を今回も担当してくださってる大黒摩季さんから、僕にご連絡いただきまして、『オーズ10周年の映画公開おめでとうございます。もうこの作品に出会えて、オーズに出会えて幸せでした』とご連絡いただきました。」と、大黒からの言葉を明かし、「本当に大黒摩季さんをはじめ、この仮面ライダーオーズという作品はたくさんの方々に支えられて、スタッフの方、キャストの方々に支えられて、ここまで成し遂げられた作品なんだなと、何度でも皆さん、この仮面ライダーオーズ10周年の物語を楽しんでください。」と、これまで待った多くの支えてもらったファンにメッセージを送り、舞台あいさつを締めくくった。

（写真・記事 オオタ･マコト）

【キャスト】

渡部秀 三浦涼介 高田里穂 君嶋麻耶 岩永洋昭 ヤマダユウスケ 橋本汰斗 矢作穂香 松本博之 有末麻祐子 甲斐まり恵 / 宇梶剛士

声の出演:日野聡 ゆかな 

ナレーション:中田譲治

【スタッフ】

原作:石ノ森章太郎 

監督:田﨑竜太

脚本:毛利亘宏 

音楽:中川幸太郎 

アクション監督:宮崎剛 

主題歌「Anythig Goes! OOO 10th Mix」大黒摩季 

(C) 2022 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 石森プロ・東映 

配給:東映ビデオ

公式サイト https://www.toei-video.co.jp/ooo10th/

3月12日(土)期間限定上映/8月24日(水)Blu-ray&DVD発売