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ドラマ『すべて忘れてしまうから』エピソード5「一年でいちばん楽しい日」エンディング楽曲はpaioniaの書下ろし楽曲「わすれもの」

【ニュース】
第5話、そして第6話の監督を務めたのは、『南極料理人』『横道世之介』『さかなのこ』を手掛けた沖田修一。全10話を通して岨手監督がベースとなる脚本を手掛けているが、第4話を手掛けた大江崇允監督に続き、沖田監督に演出を委ねている。岨手監督は沖田監督について「5話、6話を担当してくださった沖田さんは大先輩なので、演出しているところを間近で見ることができて、すごく勉強になりました。沖田さんが書かれたものを受けて、後半話を膨らませたり、すごくいい経験になりました。楽しかったですね」と語っている。それぞれの監督が独自のカラーを加え、監督同士で行われた世界観の共有や話し合いを経て完成された本作は熱量の高い贅沢な仕上がりとなっている。


第5話「一年でいちばん楽しい日」
皆が帰省や旅行の話題で盛り上がる年の瀬の東京。
そんな中、ミステリー作家“M”はインフルエンザで寝込んでしまう。
ふいに“M”のスマホに着信が入り、電話の相手は意外な人物だった…

物語が進むにつれ “M” とその周りの人々の他愛のないやり取りに惹き込まれていく本作。第4話では、大島優子演じる謎の美女の正体が明らかとなり、そのキャラクター性や “F” との関係性が話題となっている。

SNS 上の反応では、「謎の美女さん良かった~想像よりちょっと面白いキャラクターで親しみ!次回も気になる展開で楽しみ!」、「大島優子はやっぱり可愛いし、なんと言ってもCharaの語りが最高すぎる」、「この先の展開はどうなるのかな?来週も楽しみ」などの声が上がっており、好評を博した第4話に続き、第5話にも期待が高まっている。



物語中盤となる第5話ではクリスマスと正月が同居する年の瀬の東京のいつもの日常が描かれる。皆が帰省や旅行の話題で盛り上がる中、特に行くあても予定も無いミステリー作家 “M” 。いつもの様に “M” が“Bar 灯台”を訪れると、青年・泉がやってきて、帰省するミトの代わりに年末だけバイトをすると明かす。「泉くんフクちゃんと働くんだ」と “M” が呟くと、ミトは “M” にカオルさんに言わないようにと釘を刺す。泉がフクオの息子だという事実はミトと “M” の2人だけの秘密なのだ。翌朝、強い倦怠感で目を覚ました “M” は何とインフルエンザにかかってしまった。 その事を知った“Bar灯台”オーナーのカオルが泉とフクオに “M” の自宅まで差し入れを届けに行くよう頼む。それから年を越して1月1日、“M” のスマホに着信が入る。「あけましておめでとう」と言ったその声は、 “M” にとって意外な人物だった――。


第5話では、泉とフクオが初めて2人きりで会話する姿も描かれる。ちょっと緊張した面持ちの泉と、泉が自身の息子だという事実を知らないフクオとのちょっとぎこちないやり取りが描かれ、2人だけの親子の時間を丁寧に描いた演出に注目だ。そして、元旦に突然 “M” に電話をかけてきた意外な人物は一体誰なのか。この着信をきっかけに物語は新たな展開へと動き出す!



解禁された場面写真では、1年でいちばん楽しく忙しい年の瀬に “M” がインフルエンザと診断されるシーン。そんな“M” に意外な人物から着信があり電話を取るシーンも。さらに、泉とフクオがインフルエンザにかかった “M” に差し入れを届けに行く様子も写し出されている。彼らの物語がどのように展開されていくのか、期待が高まるものとなっている。



配信後毎話異なるエンディング楽曲

第5話のエンディング楽曲はpaioniaが本作のために描き下ろした「わすれもの」「埋もれてしまった記憶」を大きく意識したという本作の世界観をストレートに表現した楽曲



毎話異なる10組のアーティストがエンディング楽曲を務め、配信後すぐに話題となっている本作。第5話のエンディング楽曲では、シンプルなギター・ロックに滲む普遍性に若手のファンも多く同世代のミュージシャン達からも高い支持を得ているロックバンドの paionia が書き下ろし楽曲「わすれもの」を披露。今回披露した楽曲について、「『埋もれてしまった記憶』いうものを大きく意識して作曲しました。思い出すという行為の喜びや後悔、全てひっくるめて『今』があり、また忘れていく『今』が紛れもなくこれから先の『今』を作ると思います。そんな諦めとも希望とも言えるような想いを込めました」と楽曲に込めた想いを語っている。また、エンディング楽曲の依頼を受けた際、「いつも通りに作ってもらえればとのことだったので、自分がイメージしているものが監督のそれに合致するかとても不安はありました。かなり悩みましたが、最終的には『自分が感じるものに素直に』という気持ちになれたので、そこからはスムーズに書き上げることができました」と本作のために書き下ろした楽曲を制作する上で苦労した点を明かした。さらに、今回paioniaが楽曲を披露する舞台は、年末年始の季節を描いた物語に合わせ、紅白歌合戦をイメージした舞台。自身のライブパフォーマンスについて「紅白という華やかな舞台で、通り過ぎていってしまう何でもない日々を歌うシュールレアリスムを体感してほしいです」とメッセージを送った。本作の世界観をストレートに表現した楽曲「わすれもの」を是非堪能してほしい。




さらに 第4話の振り返りMVもあわせて解禁。本映像は、第4話でミツメが披露した書き下ろし楽曲「メビウス」にのせて、第4話の本編シーンで構成された特別映像。本編でしか観ることの出来ないミツメのライブパフォーマンスも一部盛り込まれた映像となっている。

身近な人との埋もれてしまった記憶、大切に思う人との繋がり、大人の恋愛の難しさを描く本作。観るものを楽しませてくれる “M” の周りの人々の背景も徐々に明らかになってくる第5話。そして、突如失踪した恋人 “F” を探す “M” にかかってきた電話の相手とは。ミステリアスでほろ苦い大人のラブストーリー「すべて忘れてしまうから」に引き続き注目してほしい。


原作:燃え殻『すべて忘れてしまうから』(扶桑社刊、新潮文庫刊)
監督・脚本:岨手由貴子、沖田修一、大江崇允
出演:阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎、酒井美紀、渡辺大知、見栄晴、鳴海唯、青木柚、岩谷健司、嶺豪一、ぼくもとさきこ、ニクまろ、
大島優子、渡辺いっけい、草笛光子、Chara
© Moegara, FUSOSHA 2020
ディズニープラス「スター」で独占配信中

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