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映画『犬鳴村』全日本プロレス初!映画界参戦記念会見イベントに全日レスラーたちが参戦

【イベント】
『呪怨』『THE JUON/呪怨』のホラー界の巨匠・清水崇監督最新作『犬鳴村』。この最凶の本作を最恐の男たちが集う全日本プロレスが参戦!全日本プロレスが本作の製作に参加することが発表。製作委員会の一員として、映画を盛り上げるという。そして、1月8日、「全日本プロレス映画界へ殴り込み」会見イベントが都内にて行われた。
 
今作の映画のテーマに選んだのは日本に実在する心霊スポット“犬鳴村”。“犬鳴村“は福岡市内からそう遠くなく幹線道路からも離れていない場所に“あるはず”にも関わらず、地図上にその痕跡は残っていない。ただ分かっているのは、「旧犬鳴トンネルの先にある」と言われていることだけ。「近くの小屋には死体が山積みされている」「トンネルに入ると車に乗っていた男性が突然 笑い出し、精神病院へ20年間入院した」といった恐怖体験が絶えないスポットだ。
 
全日本プロレスの長い歴史としても初の試みを記念して、会見には全日本プロレスの選手が出席。犬鳴村周辺出身、プロレス界一最強&最高の男・宮原健斗をはじめ、正体不明のマスクマン・ブラックめんそ~れ、若手トリオ・大森北斗、青柳亮生、田村男児、そして全日本プロレス社長・福田剛紀の6名が登壇した。
 


心霊スポットだろうが、都市伝説だろうが、彼らの前に恐いもの無しのそんな最強の男たちは、会見の前に最凶のホラー映画の鑑賞にも挑戦!今回初めて映画界に参戦したことについて、全日本プロレス代表取締役社長である福田は、「東映さんから福岡の実際に題材にした映画が出来るとお 聞きし、福岡といえばうちのエ―ス・宮原健斗の地元ですので、これは絶対にやりたいと思い、製作委員会にお名前を上げさせていただきました。普段は四角いリングの上で戦ってますが、この四角いスクリーンの恐怖心と戦わなければ真の男ではないと思っております」と映画のスクリーンとプロレスのリングをかける上手い挨拶に会場から笑い声が上がる。
 
作品を観て宮原選手は、「本当に脇汗びっちょです。それにまさかこんな格好(リングに上がる衣装)で映画を観れるなんて(笑)」と会場を沸かせた。さらに犬鳴峠から1時間くらいのところに実家があるといい、「この映画を観るために友達にリサーチしたんですよ。友達2人に実際に犬鳴村はあると思うかどうか聞いたら、1人は「犬鳴村はある!俺は斧で追いかけられた」って言ってて。もう1人は、「架空の村だ、存在しないから映画になったんだ」って言うんです。僕の仲間の中でも2つパターンがあって、謎深き村なんです。地元の人たちからしてもこの犬鳴峠は、リアルとファンタジーが入り混じった場所なので、非常にエンディングも脇汗びっちょりになりましたね(笑)」と地元ならではの話を披露した。
 
ブラッ クめんそ~れ選手は自分自身がハブのキャラということもあり、「犬 vs ハブ、どっちが最強か勝負だ!と思ってきたんですけど、完敗でした(笑)。そわそわしすぎて、いただいたポップコーンを全部食べてしまいました(笑)」と負けを認めるほど。若手トリオの1人大森選手は、「プロレス界の新人に怖いものはないと言われて、生まれて初めてホラー映画を観たんですが、めちゃくちゃ怖かったです。でも本当は目も耳も閉じたかったんですが、ストーリーが面白くてそれは出来なかったです!これを機にホラー映画にハマりそうです!」と興奮冷めやらぬ様子で答え、青柳選手は、「心霊スポットに興味があって、犬鳴村もネットやYouTubeで調べて行ってみたいと思っていたんですが、これを観てやっぱり心霊スポットはいけないなと思いました」と回答。また田村選手は、「こ んな見た目ですが、怖いものは怖いですね(笑)」と少しビビっている様子に、社長からもツッコミ。また報道陣から今後この 映画にどのように関わっていくのか聞かれた福田社長は、「2月頭に本作のイベントを予定しているそうなので、そこでプロレスも絡めた企画が出来たらと考えております。また試合会場でも映画のPRでチラシなどを配れたらと。あと主演の三吉さんにぜひ試合に来ていただいて、リングに上がっていただけると嬉しいですね」と熱望した。
 
映画で1番怖かった・印象に残ったシーンを聞かれた宮原選手は、「電話ボックスで起きる怖いシーンが、ホラーなんだけど現実っぽい部分が怖かったです」と回答。さらに「ホラー映画って怖いだけと思っていましたが、この映画は人間模様や歴史といった部分もしっかりと描かれていて、すごい感動しました。怖いだけじゃないホラー映画ってあるんだなと」と感想を述べ、ブラックめんそ~れ選手は、「びっくりしたのは女性が上から降ってくるシーン。プロレスラーもびっくり、“投げっぱなしジャーマン”が出てきます」と答え、会場の報道陣を沸かせた。
 
また、この出資を機に、選手を主演に映画を作ったりしますか?と聞かれた社長は、「何かしらギャップが楽しめるような、一般の方にも楽しめるような映画を作ってみたいです」と答え、これに宮原選手は「2020年は俳優デビューを考えているので、ぜひ使ってください!」と同席した東映プロデューサーにアピール。そして、『犬鳴村』に匹敵するような恐怖体験を聞かれた宮原選手は、「師匠である佐々木健介さんと対面した時は、本当に怖かったですね。師匠には頭が上がらないものなので、それに匹敵するぐらい怖い映画でしたよ(笑)」と答えた。さらに全日本プロレスの合宿所は幽霊が出ると有名とのこと…すぐに宮原選手が「レスラーが亡霊の映画、僕主演でどうですか?」とアピールし、会場を沸かせ、会見は終了した。
(オフィシャルレポート・スチール)
 
三吉彩花
坂東龍汰 古川毅 宮野陽名 大谷凜香
奥菜 恵 須賀貴匡 田中健 寺田農 石橋蓮司 高嶋政伸 高島礼子
監督:清水崇
脚本:保坂大輔 清水崇 企画プロデュース:紀伊宗之 ©2020 「犬鳴村」製作委員会
配給:東映
2月7日(金)全国公開
 

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