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相撲ドラマ『シコふんじゃった!』はっけよいイベント実施!!本木雅弘からサプライズメッセージに葉山、伊原も感激!!

【イベント】
全世界配信スタートまで 1 か月を切った 10 月 3 日(月)にキックオフイベントならぬ、はっけよいイベントを都内にて実施。本作は、廃部寸前の相撲部に入部した“崖っぷち”大学生の亮太を演じる葉山奨之さん、たった一人の相撲部員にして相撲一筋でそれ以外は“ポンコツ” の穂香を演じる伊原六花さん、さらに、映画から続投が決定した OB 役のオリジナルキャストを代表して、竹中直人さん、清水美砂さん、そして周防正行総監督と、1~4、8~10 話の演出を務めた片島章三監督が登壇した。

日本アカデミー賞 5 部門をはじめ、多数の賞を受賞した映画『シコふんじゃった。』から 30 年後―。またもや廃部の危機に直面する教立 大学相撲部を舞台に、現代の若者たちの魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリーが繰り広げられる『シコふんじゃった!』が、日本発の ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズとして 10 月 26 日(水)から全世界へ独占配信される。



W 主演の葉山奨之、伊原六花、OB 役として映画から続投が決定した竹中直人、清水美砂、そして周防正行総監督、片島章三監督が登壇。イベント名の「はっけよい」には「気分を高めて全力 で勝負しよう」という意味があり、初場所(配信初日)に向けて気合十分の空気の中、イベントはスタートした。

まるで相撲の本場所にやってきたような、カラフルなのぼりが立てられたステージに、葉山、伊原、片島監督、周防監督が登壇。まず、 1992 年公開の映画『シコふんじゃった。』で監督・脚本を務め、本作では総監督を務めた周防監督が「(映画から)30 年後にこういっ た機会があると思ってなかった。あの時とは違うワクワクとした気持ちでいる。」と挨拶。そして、卒業単位のために、廃部寸前の教立大学 相撲部に入部した“崖っぷち”大学生の森山亮太を演じた葉山が「宣伝活動頑張ります」、たった一人の相撲部員にして、相撲一筋でそれ 以外は“ポンコツ”の大庭穂香を演じた伊原が「まさか私が参加できるとは思っていなかった。作品を通して感じた相撲の魅力も伝えたい と思っている」と挨拶。続いて、多くの周防監督作品に携わり、本作でメイン監督を務めた片島監督が「周防監督の代表作のひとつ映画 「シコふんじゃった。」続編のメイン監督をつとめられたことが光栄。現場も楽しくできましたし、その楽しさを世界中の人々に伝えたい」と 挨拶。30 年の時を経て製作されたドラマシリーズに対して、周防監督は「映画版の時は、若さゆえ怖さを知らない、乱暴につくりあげた部分も ある。今回は若いスタッフに頑張ってもらった、現代にどんな姿でみせてくれるのか楽しみだ」と明かした。

周防監督からバトンを受け継いだ片島監督は「映画版は名作なので、みなさんの続編に対する期待値が高いのは承知している。がっかりさせないようにというプレッシャ ーはあったが、それを楽しみに変えて頑張った」と大役を引き受けることになった心境を語り、さらに本作の女子相撲や男女混合戦を描いた ことを挙げると、周防監督が、映画劇中の女性を男性として土俵にあげたシーンを挙げ、「今回は女性を女性として土俵にあげたことが 30 年前の監督としてありがたい、という気持ちであり、清水美砂が映画でラストに言った「私もシコふんじゃった」というセリフの続きのよ うなドラマになっている」、と本作に対する思いを語った。また映画の公開時にまだ生まれていなかった主演二人の映画の印象について、葉山は「とにかく本木さんが格好良くてプレッシャーになった」、伊原は「最後の試合にシーンが迫力やリアリティがあって好きだった」と語った。

片島監督は、主演 2 人をオーディションによって選んだ理由について、葉山には「格好良さは求めていなかった(笑)。亮太は、情けない部分もあるけど、観ている人に愛されるチャーミングさが大事で、そこが(葉山は)ぴったりだと思った」。伊原は「普段笑わないけど笑 うとチャーミングで、運動神経がよく、体が小柄で、綺麗なシコがふめるという穂香、そのまんまだったから即決した」と、二人とも理想のキ ャスティングが出来たと明かした。
 
クランクインまでの間に数カ月間、相撲の稽古に挑んだ2人だが、葉山は「大雪の日から稽古をスタートした。一番ハードだったのは、まわしを(体に)直に着けたこと。男性なら分かる痛みを耐えるのが大変だった」と苦労と語った。また女性相撲を見にいって仕草などを参考にしたという伊原は「相撲をすること自体はそれほど怖くはなかったけど、逃げずに最初からぶつかり合いにいったせいで、衝撃で首を痛 めて大変だった」と稽古の日々を振り返った。

竹中直人、清水美砂、田口浩正、六平直政、柄本明ら、映画からの続投を発表!
そして本イベントにて、映画から続投となる、超豪華なオリジナルキャストの情報が初解禁!緊張でお腹を下してしまう元相撲部員で現在 は OB として相撲部に出入りする青木富夫を竹中直人、元相撲部マネージャーで現在は教立大学教授の川村夏子を清水美砂、体格はいいが気の小さい元相撲部員で現在はちゃんこ屋店主となった田中豊作を田口浩正、相撲部 OB から現在は OB 会・会長となった熊 田寅雄を六平直政、そして、かつての学生横綱で元相撲部顧問、現在も相撲の指導に当たる穴山冬吉を柄本明が演じる。新旧の出演シーンを織り交ぜた 5 名の紹介映像が流れた後、続投キャスト代表として竹中と清水が登壇。30 年前の映画の思い出を聞かれると、竹中は、「若かった。髪ももうちょっとあった。」と笑わせ、清水は「しばらく海外にいて久しぶりに帰ってきたら、30 年前の役を演じることに なって 緊張しながらも楽しく演じた」と挨拶。竹中が映画の撮影当時を振り返り、「暑い時期の撮影で、待ち時間が長かったので、じゃ んけんで負けた人がスタッフに「何待ち?」と文句を言いに行くという悪ノリをしていた」というエピソードを語ると、葉山と伊原も顔を見合わせて、今回のドラマ版でもじゃんけんで負けた人がスタッフに「まわしをいつ外すことができるの?」と言いに行くという失礼なことをわざと やるという悪ノリがあったと明かし、竹中もまさか同じ伝統があったとは、と驚いていた。

本木雅弘からのサプライズコメントに、登壇者一同感激!!
ここで、映画『シコふんじゃった。』で主演・山本秋平を演じた本木雅弘からのコメント映像がサプライズで到着!「30 年前にシコをふんでいました、本木雅弘です。」と茶目っ気たっぷりに挨拶したあと、「ディズニープラスで『シコふんじゃった。』が新たに復活すると いうニュースを聞きまして、もう興味津々です!もうウキウキ心躍ってます!」と興奮気味にコメント。一足先に最初の数話を観た本 木は、伊原演じる穂香を「凛としてカチッとして、でもその奥に純粋な可愛げがある」、葉山演じる亮太を「すっとんきょうな味わい」 があると絶賛しつつ、2 人がこれからどう変化していくのか楽しみ、と今後の展開に期待を膨らませた。往年のオリジナルキャストの出演 については、ついついクスっと笑いながら楽しんだという。竹中演じる青木の「年月を経てより悲哀が増した」姿には、「時を経て、それぞ れの人生があったことを感じられて、物語を二重に楽しめる」と、30 年越しのドラマ化だからこその魅力を分析。最後には本作に登 場する名言の一つ「シコふんで、地固まる」を挙げながら、「この作品を観ると、人生観がちょっと変わると思います。『シコふんじゃっ た!』是非ご覧ください!」と熱く呼びかけた。
大先輩・本木からの思いがけない賛辞に、「すごく嬉しい。穂香も大事にしている「シコふんで、地固まる」というセリフを言ってくれて嬉 しい」(伊原)、「本当に格好良い」(葉山)と驚きと感動を隠しきれない様子だった。さらに清水は「本木くんも(今作にも)出て ほしかったのが本心」と思わず本音をこぼし、竹中も「周防監督は長回ししたかったのに(本木が)笑っちゃうからカット割したこと など、色々なことを思い出した」と 30 年前のエピソードを語り、片島監督は「シコふんで、地固まる」というセリフを考えついて良かっ た」と喜んだ。周防監督は、(本木は)あの時代の立教大学の調子のよい大学生のイメージで、今回の葉山くんは今の大学生 のイメージであり、二人の違いこそがこの 30 年の違いでもある、と説明。さらに、そもそも映画で相撲を題材にしたのは「女の子 の間で話題になる映画にしたくて、本木雅弘を裸にする為に発想した」というアイディアから始まった、と今だから明かせるエピソードを語った。

いよいよ初場所(配信開始)まで 1 か月を切った本作。配信に向けて、清水は「男女みんなが楽しんで元気がもらえる作品」、 竹中が「葉山くんと六花ちゃんが圧倒的に素晴らしい。ふたりの相撲の姿を楽しみに」、伊原は「相撲の魅力をすごく感じたのでド ラマを通して相撲の素晴らしさを伝えたい」、葉山は「30 年前の映画のことを知っている人も、知らない人も面白いものになって いるし色々なメッセージがある」、片島監督は、葉山の笑顔、伊原のシコなど見どころを挙げた上で「相撲でキャストの成長を表現 した」ドラマだとメッセージ。最後に周防監督が、自宅で編集チェックしていたところ、横で観ていた(妻でバレエダンサーの)草刈 民代が、六花さんのシコを美しいといって、大きな鏡の前でシコをふみはじめた。というエピソードを披露。立教大学相撲部の名誉 監督をつとめていることもあり、配信後に、みんながシコを踏みたくなるような、そんなドラマになっている、と作品の魅力を再度アピ ール。



最後には、「はっけよい」イベントの締めとして、登壇者全員で、「シコふんじゃった!」の掛け声で、一同気合の入ったシコをふみ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
(写真・オフィシャルレポート)


原作・総監督:周防正行
脚本:鹿目けい子
監督・脚本:片島章三、後閑広、廣原暁、植木咲楽
出演:葉山奨之、伊原六花、佐藤緋美、高橋里央、森篤嗣、福松凜、佐藤めぐみ、竹中直人、清水美砂、田口浩正、六平直政、柄本明
企画・制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
© 2022 Disney
10月26日(水)よりディズニープラスで独占配信

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